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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:樹脂の割れ方についての質問)
樹脂の割れ方についての質問
このQ&Aのポイント
- 樹脂製(POM)のパイプの強度を確認するためパイプの上から平らな面のプレスで押し込む試験を数本行った結果、パイプが楕円状に変形してから割れる延性破壊と、変形せずにそのままの形状で割れる脆性破壊の2種類の割れ方があった。
- 測定結果では、延性破壊の方が圧力計の数値が高くなった。
- 樹脂は一般に延性破壊や脆性破壊の特性を持っており、楕円状に変形してから割れることが多い。脆性破壊をなくし、延性破壊のように楕円に変形した後に割れるようにする方法はあるかどうかが質問されている。
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質問者が選んだベストアンサー
>>樹脂はこういうものなのでしょうか? 一時樹脂物の強度試験に関わっていた経験からすると『そういう物ですね』と断言していいと思います。 POMのパイプなら射出成形か押出成型だと思いますが、どちらにしても『溶かした素材を型に流し込み、冷やして固める』事で形が作られます。 つまりこの時点で、素材の溶け方だったり冷え方だったり、様々な要因による内部的なバラつきが避けられません。多くの樹脂工場が完全空調で温度を整えていますが、これは樹脂製造がそれだけデリケートである事の裏返しでもあります。 そうしたバラツキがどのように作用するかはその時々ですが、場合によっては見た目や寸法が完全に同一なのに破断のモードその他が完全に別物になる事がありえます。 >>延性破壊の様に楕円に変形なってから割れるようにする方法はあるものでしょうか? 完全にコントロールする事は極めて困難ですが、製品を制作する際の条件によってある程度の物性制御は可能です。 私が経験したのは主に射出成型での成形品でしたが、成形時の圧力や余熱の有無などによって強度試験の結果が大きく変化していました。そうした部分の条件を詰める事で、お望みの物性に近付ける事は可能だと思います。
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- ohkawa3
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回答No.1
パイプの成形方法によって、さまざまな挙動の可能性があると思います。 成形方法などの履歴を差し置いて、樹脂はこういうものなのかと一括して扱うことでは、十分に納得できる説明には至らないように思います。
お礼
ありがとうございました。