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臨床心理士指定大学院について
私は、現在大学3回生です。最近就職を考えるに当たってカウンセラーになりたいと思うようになりました。しかしながら、私は心理学部出身ではないので、心理学の知識も乏しく、ましてやカウンセラーという職業の過酷さに関しても情報として入っているので、卒業後すぐ大学院に進学するのではなく、一端就職して心理学の勉強を独学で続けながら、それでもカウンセラーになりたい場合に院を受験しようと思っています。ところが、最近気になる情報を耳にしました。それは、今から3,4年で心理学科卒業でないと院に進めなくなるというものです。これは、私の聞き違いでしょうか。もしそうだとしたら、今のうち院に進んで臨床心理士の受験資格を取っておいたほうが良いということになりますよね。
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- odamari
- ベストアンサー率10% (25/243)
#1です なんか各人の臨床心理士に対する考え方の 発表会のようになっているので 少し補足を。 個人的考えですが 臨床心理士の資格が 国家資格になる可能性は確かに高いとは思います。 臨床重視になるのも結構。 ただ その資格がないとカウンセラーと名乗れないと いうことになるかは かなり怪しいと思います。 それともう一つはカウンセラー自体の需要が どうなるかですが 需要は増えるでしょうが ほとんど食べていけないという状況は おそらく変わらないであろうということです。 一つは 心理カウンセラーによるカウンセリングという 手法自体がどれくらい効果があるかということが あまりに不明確なのが非常に問題です。 当たり前の話ですが 結果が出てナンボ の世界ですから クライアントが良くならなければ 何の意味もないわけです 果たして この国においてカウンセラーによる カウンセリングのみでメンタルな病気の完治が ありえるんでしょうか? よろず相談場所としては 需要は高まるで しょうが 治療としての需要が高まるでしょうか。 その辺り 質問者さんがどのようなカウンセラーを 考えておられるのかによって変わってくると思います。 治療という風に捉えてしまうと 私自身は 効果に疑問を感じており 医療との関係も有り伸びていく分野ではないと思います。 実際精神科医の中にも 存在意義は認めつつも 「治療」効果に疑問を持っておられる方は 多くおられます。 質問者自身が カウンセリングを受けた経験が かなりあり その経験を元に色々考え なりたいと思ったのであれば また違うでしょうが お話の感じでは 動機はどうも別のよう・・・ 一度カウンセリングを受けてみるなり 講座をのぞいて見るなり もう少し 実態に近づいて見られてはどうですか?
- frau
- ベストアンサー率28% (56/199)
こんにちは。 このサイトでも質問者様がお尋ねになっている質問は多くでていて、他の回答者様と同じ回答がみられます。なので現状はおっしゃるとおりのようです。 ただ私個人の考えとしては、たしかに臨床心理士は民間資格ですが将来は国家資格としても認定されるかもしれません。また誰でもうたえるカウンセラーという職業にある程度の基準がもうけられるかもしれません。それは時代によって変わるかもしれません。例えば初期の行政書士の資格試験だって昔は教科書持込み可という信じられないやり方だったのです。だからもし理論や実践をしっかりと学んできた臨床心理士のニーズが増えて、やみくもに自称カウンセラーと名乗るカウンセラーが現れるのが増える一方だとしたら、そういう体制を整理するのは行政の役割だからです。 でももし本当に心理学に興味があり、その道に進みたいのであれば、やはり勉強だけは続けて欲しいと思います。あなたの将来の夢はほぼ決まっているようですし、多感なときに見た夢って、実は生涯かけて貫きたい本当の夢だと決まっている、と思うのです。 将来もし違う道に進んでも、あのとき夢を捨てずにいたら…と後悔することになるかもしれません。もちろん強制しているわけではありませんよ(笑)。でもまだまだお若いのですから(うらやまし!)、いっぱい悩んでいっぱい考えてください。 もっと個人的な意見になりますが、やはり大学院は行ったほうがいいと思います。社会人になるとそれなりの様々な制約があります。でも大学院という専門の学問が特化された場所で、リアルタイムでその身分を獲得できるのは今しかないと思います。また院で学んだことは生涯に渡って大いなる財産になると思います。お金を稼ぐことも大切だけれど、それが許されるのならば知識という財産を得て社会にのぞんでほしいと思います。「勉強できる時間をもつことを許される時間」それが先ほどの「リアルタイム」という意味です。 …という私は社会人で、今通信の大学に行きつつ、卒業後は院に進み、あなたと同じ、臨床心理士の資格をとれればよいと思っているのですが(笑)。まあ老婆心と思ってください。長々と失礼しました。参考にならなくてすみません!
お礼
どうもありがとうございました。 そうですね。若いうちは悩んだほうがいいかもしれませんね(笑)もう一度じっくり考えたいと思います。
- jupiter5
- ベストアンサー率62% (56/90)
心理学科卒業でないと心理系大学院に進めない、と言う事態には、まずならないと思います。医学部ですら、大学院は他学科から入る人がいるくらいですから。 ただ、臨床心理士受験資格が得られる指定大学院は、どこも狭き門です。質問者さんは家裁調査官も考えておられたようですが、心理学の試験だけ考えると、むしろ大学院のほうが難しいかもしれません。(当たり前ですが、家裁調査官受験時に勉強しなければならない「教養科目」は大学院では必要ありません。そのかわり、ハイレベルの英語試験がありますが。)もちろん、大学院を修了した時点では「受験資格」があるだけですから、修了後に臨床心理士の本試験を受けるのですが、これに落ちる人もたくさんいます。 そのような経歴を経て臨床心理士になっても、#2さんがご指摘のとおり、常勤の仕事に就けるのはごく一部の運の良い人だけです。多くの人は病院や学校の非常勤を掛け持ちし、不安定な収入に悩んでいます。この場合、自営業と同じですので、病気になったら収入はゼロです。 そんな苦境に陥る可能性を覚悟の上、それでもカウンセラーを、と考えるのであれば、ぜひ頑張っていただきたいと思います。大学院にも社会人経験者がたくさん来ていらっしゃいますが、学生とは明らかに違う感性や視点を持っているため、面白い研究が出来ると思います。(経験に頼りすぎて、他者の意見を消化できなくなる方もいますが、それはご愛嬌…。) もう一点。異論があるのは承知の上で申し上げますが、カウンセラーになりたいのであれば、やはり臨床心理士の資格は取ったほうがいいと思います。例えば、現在でも多くの自治体において、公立学校の正式なスクールカウンセラーは、臨床心理士を取得しないとなれません。(「正式な」といっても、多くの場合は常勤ではありませんが。)また、カウンセラーは国家資格ではないため、「私はカウンセラーです」と名乗れば誰でもカウンセラーになれるのですが、それだけに、エセカウンセラーが大勢いるのも事実です。そんな現状で、「ちゃんとした心理カウンセラーかどうか」を判断する材料として、最近では、臨床心理士取得の有無が基準とされるようになってきています。それだけ、臨床心理士の社会的認知度は高まってきています。他に「産業カウンセラー」「教育心理士」などの資格もありますが、臨床心理士を取った上で、副次的に取得するスタイルが一般的です。 と言うわけで、またまたネガティブなことばかり書いてしまいましたが、心理学関連の就職事情は、本当に恵まれていないのです。その点をご理解いただければ幸いです。
お礼
ありがとうございました。 私の聞き違いがあったようですね(すみません;) この誤解が解けてホッとしました。
- hhgg
- ベストアンサー率34% (26/75)
まず、「心理学科卒業でないと院に進めなくなる」というのはデマです。まあ、心理学科卒業程度の知識がないと院の入試に合格しないということはあるでしょうが。先進地アメリカの臨床心理学専門の大学院の多くは他学科卒業生を受け入れています。あちらでは社会人が行くことが多いですから当然ですが。 次にカウンセラー=臨床心理士ではないということです。 臨床心理士の資格を取って、カウンセラーとして活躍している人もいますし、資格は取ったけれどカウンセラーとしての仕事をできないでいる人もいます。公務員として就職できた人をのぞいては仕事がなくて困っているというのが実状です。 また、臨床心理士の資格を持たないで成功している心理カウンセラーもたくさんいます。 臨床心理士の資格は民間の資格ですから、臨床心理士の資格を持っていないとカウンセラーをすることはできないという事態は未来も来ないでしょう。 資格とは無関係に、クライエントがたくさん来るほど腕がある人だけがカウンセラーとして生活していける、というのが事実です。
お礼
ありがとうございました。 私の誤解があったみたいですね。お騒がせしました。
- odamari
- ベストアンサー率10% (25/243)
直接の答えではなく アドバイスですが 現状を踏まえると 職業としてカウンセラーを されている方のすべてが 「臨床心理士」の資格をもって おられるわけではないので (その他の資格をもっておられるということ) その点も考慮に入れるべきではないでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 他の資格についても調べてみたいと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 私の率直な動機が伝わっていなかったようなので、述べさせてもらいます。私は、大学受験浪人をしていた時期がありまして、その時に神経症になりました。そして、様々な心療内科を受診しましたが、基本的な治療は薬物治療のみで精神療法的なアプローチはありませんでした。確かに薬を飲んでいる一時は症状は和らぐのですが、根本的な考えの歪みが是正されていなっかたために不安を招く状況になると症状が再発することが常でした。それで私は、症状を無理やり抑圧して忘れようと努力しました。このように何年か過ごしてきたのですが、忘れようとしたものというのは必ずいつかトラウマのようによみがえってくるもので、不安を抱える状況になると症状が再発するのでした。この崖っぷちの状況にいる私を救ってくれたのが、大学3回生の時の森田療法との出会いでした。この技法を用いるお医者さんはじっくりと私のお話を聞いてくれました。そこで初めて、カウンセリングの重要さを実感しました。とともに、私も自分の症状に向き合おうと思い、心理学にのめり込む様になりました。そして、就職を考えるに当たりカウンセラーになりたいと思うようになりました。しかし、現状を調べてみると大変厳しいもので、また社会人を経験しないでカウンセラーになっても人の気持ちが分かるのであろうかという不安から、今回迷いに迷って質問させてもらいました。