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なぜ大雨が降るのですか?
九州地方や長野地方で梅雨前線により大雨が降り続いてます。 前線って南からの暖かい気団が北からの冷たい気団により冷やされ、含むことが出来なくなった水分が雨となって降るそうですが、逆に冷たい北の気団の視点で考えると、南からの気団により暖められ、その分多くの水分を含むことができますよね。 つまり、南の抱えられなくなった水分は、北がその分抱えられるようになるのに、なぜ北側は水分を吸収せずに大雨が降るのでしょうか?
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3番回答者です。前回は複雑な話を書きすぎたようなので、質問に的を絞ってザックリと、再回答を試みます。 南から来る暖気が、北から来た冷たい気団にぶつかると、跳ね返されます。 跳ね返された暖気は後退したいのですが、後ろから暖気が押して来ます。跳ね返された暖気は後退できず、気圧が低い(押す力が小さい)上空へ移動します。 空気入れで自転車のタイヤに空気を入れた人は分かると思いますが、「空気」は圧力を加えると熱くなり、逆に圧力が低くなると冷たくなります。 なので、上空へ移動した暖気は、上空へ行って自分も気圧が減るので冷たくなります。冷たい気団に冷やされて冷たくなるのではないのです。自分で勝手に冷たくなる。 で、水蒸気を保てなくなり、雲がわき、雨になります。雲内で小粒の水滴がぶつかって摩擦がおきてカミナリもなります。 北からの冷たい空気は冷たいままで、暖気によって暖められていないので水分をたくさん含むことはできません。 つまり、南の抱えられなくなった水分を、北は抱えられないので、大雨が降るのです。 QED
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- mimazoku_2
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ちょっと違いますね。 同じ温度なら吸収されるでしょうが、ぶつかり合う空気の温度が違う。 コップに冷たい水を入れたら、表面に水滴が付くでしょ。 あの現象が空気中で発生しているのです。 つまり、 ●暖かい湿気を多量に含む空気が北上する。 ●冷たい空気が南下する。 ★暖かい空気は冷やされて、空気中に含まれる水分が上昇力を失ったり、空気中で水分同士が結合し、『重量』が増すと引力に引かれてしまう。 やがて空気に攪拌(かくはん)された水分同士が結合を繰り返し、粒となり空気中に『浮けなく』なってしまい、地上に降り注ぐ。 ■これが切れ目なく補充され続けるので、延々と雨が降り続き気象上は「線上降水帯」と表現されている。 と言うことです。
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ありがとうございました。
- roadhead
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湿り気を帯びた暖かい暖気と乾燥している寒気がぶつかったときに境界に壁が出来てしまいます。 なぜなら空気の密度が違うために混ざらないからです。 徐々に混ざり合う事にはなるのですがその際に寒気が暖められて湿気を含む量が増えるより暖気が冷やされて湿気を含む量が急激に減る事と重力が働く事で湿気を手放す速度の方が早くなるために雨になってしまいます。 暖気が湿気を寒気に渡す前に重力で引っ張られて地上に落下すると言うイメージです。
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ありがとうございました。
- mpascal
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今年は中国でも大雨で、西から湿った空気が大量に前線に流れ込んでいるのも原因でしょう。
お礼
ありがとうございました。
- fujic-1990
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> 南からの暖かい気団が北からの冷たい気団により冷やされ、含むことが > 出来なくなった水分が雨となって降るそうですが いえいえ。そうではありません。 冷たいのと暖かいの、2種の空気塊は簡単には温度交換はしません。 梅雨前線というのはこの時機の停滞前線のことですが、停滞前線というのは、簡単に言えば温暖前線と寒冷前線が交互に押し合って、結果として止まっている(停滞している)状態ですが、暖かい空気塊が冷たい空気塊に押されたとき(寒冷前線)、冷たい空気塊が地面と暖かい空気塊の間に火山流のような感じでメリメリと強引に割り込んでいきます。 自分と地面との間に割り込まれた暖かい空気塊は、一気にポンポンと上空へ跳ね上げられてしまうのです。 上空へ放り投げられた暖かい空気塊は急激に冷えて(上空は気圧も低く、常に冷たい)、含むことができなくなった水蒸気が液化して大量の雨になります。液化した時に発生する雲(小さな雨粒)の摩擦でカミナリも発生します。 暖かい空気塊を跳ね上げた冷たい空気塊は元のままで、暖まりません。ま、「多少」は地面の熱で暖まりますが、後ろからさらに冷たい空気が押して来ますので、基本は冷たいまま、変わりません。 なので、雨水をもう一度水蒸気に戻して(加熱が必要)自分の中に吸収するようなことはできません。雨が自分を通り抜けて落ちていくのをジッと見ているだけです。 なので、元々の暖かい空気塊が、温暖化でたくさんの水蒸気を含んでいると、とんでもない量の豪雨になります。 ちなみに、温暖前線が勝つときは、暖かい空気塊が冷たい空気塊を押しながら、「徐々に」冷たい空気塊の上を上っていきます。なので、結局は上空で冷えて雨が降るのですが、寒冷前線の場合と違って少しずつ高度を上げていくことになるので、豪雨にはならず、シトシト雨が長時間続く天気になります。 というのが教科書的説明です。 本来、梅雨前線というのはこっち(暖かい太平洋側高気圧が押して、やがて夏になる)であるはず、だったのです。 昨今は、この教科書的説明では理解できないケースが増えているので、気象庁職員も困っているわけです。
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ありがとうございました。
- unnoun
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東南アジアの海水温が異様に高いために高気圧が抑制されて上がってきてません 台風が少ないのもこのせいです。
お礼
ありがとうございました。
- tmys10
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> 前線って南からの暖かい気団が北からの冷たい気団により冷やされ、含むことが出来なくなった水分が雨となって降るそうです 私が習ったときは :-)、水平方向に移動していた温かい空気の塊は、冷たい空気の塊に邪魔されて上昇。上昇すると気圧は低下するので膨張して温度は下がり、飽和して水蒸気が凝結して雨になる~でした。 空気は軽くて簡単に混ざりそうですが、たとえば、ゆっくりとだけど絶え間なく流れる二つの川が衝突するようにイメージしてはどうでしょう。 素人の意見ですが。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。