ブラウザーとJavaとウィルスとの関係

質問

よろしくお願いします。
セキュリティーのひとつの方法として、
”ブラウザーから感染するウィルスの多くはIEを基準に作られてるため、ブラウザーを他の物を使用することがセキュリティー対策の一つの方法になる”
と聞いたことがあるのですが、それはそれで分かるのですが、
ウィルスには、ブラウザーからJavaの機能を使って感染してくるものがあるはずですが、この場合もブラウザーを変えることにより防ぐことができるのでしょうか？。
見方を変えると、Javaから感染するタイプのウィルスは
・Javaを使ってるから感染する
・IEを通してJavaを使うことによって感染する
のどちらなのでしょうか？。

回答No.1

noname#86752 · ベストアンサー

JavaはJava実行環境というもので動いているのはご存知でしょうか。
あるページにJavaアプレットがあったとして、そのアプレットは、それぞれのPCにインストールされ、ブラウザが「アプレットがあったらこれを使う」と指定した実行環境で実行されます。

つまりJavaアプレット（ブラウザとの関連なのでアプレットに限定しています）が絡むウイルスというのは
「Java」と「ブラウザ」の二つの別なソフトウェアそれぞれの脆弱性を利用したものになります。

そのため
「Javaアプレット全体の脆弱性をついたウイルス」なら
>・Javaを使ってるから感染する
と言えますし、
「IEのJavaアプレットの扱いに関する脆弱性をついたウイルス」なら
>・IEを通してJavaを使うことによって感染する
と言えます。
さらにJava実行環境はいろんなところが作っていますし、いろんなバージョンがありますので、「特定のJava実行環境を使うことによって感染する」という場合もあります。

以上の説明から
>ブラウザーからJavaの機能を使って感染してくるものがあるはずですが、この場合もブラウザーを変えることにより防ぐことができるのでしょうか？
という質問への回答は
「ブラウザを変えてもJava実行環境の脆弱性をつくウイルスを防ぐことはできない」
となることが分かると思います。

既知のJavaアプレットタイプのウイルスはほとんどマイクロソフトのOS上でしか動かないようなので、IEとの関連か、マイクロソフト製のJava実行環境のどちらかの脆弱性をついているのだと思います。

お礼

詳しい説明有難うございました。
大変参考になりました。