クレジットカードのサインレス決済について
クレジットカードについての質問です。
なお、私は未成年で、クレジットカードも持っていません。
サインレス決済やネット決済では、
本人がどのような契約を承認したのかを確認する手段がないと思います。
カード盗難による不正利用に関する話は巷に溢れていますが、
加盟店による不正請求に関する議論はあまり聞かないようです。
加盟店側が、架空の取引の請求を行ってきたり、
取引時に本来の金額より高い金額を請求してきたりした場合に、
カード会員側がそれをカード会社に申し立てたとして、
カード会社はどのような原則に従って対応するのでしょう?
通常の決済が、加盟店からのサインの提出を以って契約の証明とし、
カード会員への請求を行う、という理屈であるとすれば、
本来的に、サインレスシステムによるリスクは全てカード会社が負うはずではないでしょうか?
サインがない以上、加盟店による売上処理の正当性を証明できないのですから、
カード会員がその取引に関する請求に応ずる義務は発生し得ないように思われます。
結局、明確な証拠がない以上、加盟店か、カード会員か、カード会社か、
いずれかが全面的に不利な立場に立たざるを得ないと思うのです。
・サインレス契約を行った加盟店がリスクを負って、申し立てられれば代金は入らない
・サインレス決済を行ったカード会員がリスクを負って、申し立てても請求は取り消されない
・サインレス契約を行ったカード会社がリスクを負って、申し立てられれば自前で支払う
以上の3つのどれかとしか考えられないと思いますが、
常識的に考えて、一番下以外がまかり通っていいとは思えません。
実際どうなっているのでしょう。
本当にこの理屈で動いているのだとすれば、
サインレス決済ではもちろんのこと、ネット通販まで含めて、
会員は、サインをしない取引すべてについて請求棄却を要求できるはずです。
ネットで実際に100万円の買い物をしていたとしても、
しらばっくれれば全く払わなくていいことになります。
もし本当にそうなら、とてもではありませんが運用できるものではないと思いますから、
やはりこの原則は「捻じ曲げられて」運用されているのだと想像できます。
「調査」の上、「状況証拠」に基づいて請求するのでしょうか?
しかし状況証拠といっても、あるのは加盟店のサーバーのデータだけ。
基本的には改竄自由です。
ネットワーク上の情報の問題にまで立ち入って調査するのでしょうか?
それにも限界があると思われます。
それでも無理矢理に判定しているのでしょうか?
だとすれば、架空の請求であっても、会員の申告から「調査」の末に、
一定の割合で請求が通ってしまうということですよね。
ネットショップを利用したことのある人はもちろん、まったくない人でも。
本当にこんな酷いシステムがまかり通っているのでしょうか?
ネット通販決済は、サインレス決済とは違うのですか?
具体的に、厳密に、この辺のシステムがどのように定義・運用されているのかを知るには、
一体どうしたらいいのでしょう。
クレジットカードについての解説書は実質、出版されていません。
何を根拠として運営されているのでしょう。
クレジットカード契約時の契約書でしょうか?
加盟店とカード会社の契約書でしょうか?
それとも、厳密な規定はなく、その都度司法に委ねる(?)というスタンスなのでしょうか?
参考になる資料を一般人が入手することはできますか?
お礼
回答ありがとうございました。 前々から気になっていたのでスッキリしました。