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経営について知識が深い方、教えて下さい!
- 「収益性の高い企業」と「収益性の低い企業」の違いが生まれる理由について、製品の性能、供給業者、顧客、資金提供者の4つはSWOT分析枠組みのOとTの分析に当てはまらないのでしょうか?当てはまるものがあったら教えて下さい!
- 「儲かっている企業」と「儲かってない企業」の違いが生まれる理由について、競合企業の数、顧客、技術力、供給業者はSWOT分析枠組みのSとWの分析に当てはまらないのでしょうか?当てはまるものがあったら教えて下さい!
- 臨機応変に形成される戦略、中期経営計画、企業トップが綿密に作成した計画、意図された戦略は創発的戦略に当てはまるものなのでしょうか?当てはまらないものがあったら教えて下さい!
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OとT、機会と脅威は外部環境の要因です。 製品の性能は、製品の性能というだけです。 これが「他社よりも優れた性能」であれば強みになります。 「他社よりも劣った性能」であれば弱みになります。 自社製品の性能の製品に市場ニーズがあると機会になります。 自社製品の性能比市場ニーズが離れてゆくと脅威になります。 性能だけであるなら性能だけです。性能がどうであるのか、が問題です。 20年以上前ですが、パソコンの過剰な性能競争が起きたことがありました。高性能なPCは当然高価格なのですが、高性能であればあるほどよく売れたので、各社が競って高性能なPCを開発して売り出しました。 とは言え、昨今のようなPCパワーが必要なゲームはまだないですし、動画もなかなか手に入らない時代でしたから、さほどの高性能は必要ない時代でした。 すると、ほどほどの性能で低価格のPCが発売されるようになりました。 その結果、それまでは「少し高いけれども高性能だから売れる」状態であったPCが「高性能だけど少し高いから売れない」PCになってしまいました。 高性能という強みが、低い性能の価格に負けるという弱みに変わり、市場はほどほどの性能ニーズが増えて、高性能は求めていないという脅威に変わったわけです。 供給業者は外部環境ですが、供給業者が不況等により倒産や撤退が増えて業者数が減り、部品の供給が難しくなったり値上がりしたりすると、脅威になります。 自社製品のための原材料を安定的に供給してくれる供給業者がいるので、自社製品を安定的に生産できるのであるなら、内部環境の強みであると考えられます。 供給業者がどうであるのか、が問題です。 顧客は、自社の製品のニーズのある顧客がたくさんいる、あるいは1社だけであってもたくさんの製品を買ってくれるのであるなら機会になります。 資金提供者は、多くの場合内部環境要因と考えられますが、株式や社債等で資金調達をしようとする場合の調達しやすさは外部環境ですからOやTになることがあります。