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低温下におけるグリスについて
- 低温下でも使用可能なグリスは存在するのか
- -100度以下にも対応したグリスはないのか
- ベアリングにはセラミックベアリングの使用を検討している
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質問者が選んだベストアンサー
マイナス100℃というと、単なる低温というレベルではないですから、ちょっと一般品としては無いでしょうね。ベアリングメーカーか、最悪グリースメーカーに直に確認するしかないと思います。 一般の冷凍庫ではマイナス18℃、食品加工等の物流業界でもマイナス50℃程度が最高(最低?)クラスです。 http://www.jarw.or.jp/study/guardian/temperature 車や重機などの屋外機器類も、一般的な寒冷地仕様はたしかマイナス30℃程度を想定。極地仕様と言われるレベルでもマイナス60℃あたり。 このようにマイナス100℃となると、一般的な生活環境や工業機器類が想定すべき環境をかなり下回っているので、そもそもグリースをその温度環境で使用できますと謳う意味があまりないです。 しかし世の中に需要が絶無というわけではないでしょうし、性能限界把握のテストをしている可能性もありますから、メーカーには知見があるかもしれない。そういう世界だと思います。
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- TIGANS
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-65℃程度までならシリコンオイルで何とか潤滑できそうですが エチルアルコールなら-114℃まで液体ですが信頼性なさそうだし -100℃だと自液潤滑か軸受構造自体の見直しが主流じゃないでしょうか。 http://www.jalos.jp/jalos/qa/articles/012-S61.htm https://www.ebara.co.jp/about/technologies/abstract/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/04/25/213_P15.pdf https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscm1975/20/6/20_6_215/_pdf
- 02526956
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-100度で使用するベアリングですか。 想像もしたことはありませんが、 超真空用のボールベアリングでは、CVDやPVDなどの表面処理をしたものが使われています。 超低温用ではどうでしょうか。 メーカに問い合わせたらどうですか。