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溶接する部品は、分けて描くか組み立て後だけ描くか
- 機械部品の図面の描き方について質問です。溶接する部品は、分けて描いた方がいいでしょうか。それとも分けずに組み立て後の状態だけでいいでしょうか。
- 昨年入社してから図面描きの機会が増えてきました。溶接する部品について、上司に質問したところ、簡単なパーツであれば組み立て後の状態だけで描いても良いとの回答でした。しかし、私は部品ごとに分けて溶接組立図を作るべきだと思っています。他の会社や現場ではどのようにしているのでしょうか。
- 機械部品の図面について質問です。溶接する部品は、分けて描くべきでしょうか。上司からは、簡単なパーツであれば組み立て後の状態だけで描いても良いとの回答がありましたが、私は部品ごとに分けて描くべきだと思っています。他の会社や現場では一般的にどうしているのでしょうか。
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この辺りは微妙なラインになりますね。いい疑問だと思います。 個人的な回答としては『ケースバイケースで都度考える必要がある』ですね。 で、これだけでは何なのでちょっと解説します。 そもそも『最終的な図面の存在意義というのは何だろうか?』と考えてみて下さい。 これは紛れもなく『最大効率で製品を完成させること』です。 そうした観点からすると「部品ごとに分けて溶接組立図を作る」というスタイルは、作業者は複数の図面を参照しなければならなくなります。 また作図者も複数の図面を書く必要があり、修正時にも複数の図面を修正する必要が出ます。 この時点で既に効率が落ちていますね。つまりその効率ダウンに見合うだけのメリットがないなら、部品図作成はすべきではない、と言えます。 少しの手間だ、と思うかもしれませんが、図面修正ミスの可能性や、作業者の勘違いの可能性も増やす事を考えると、地味に効いてくる効率ダウンです。 作業者側からすると「単純な構造の時は組立図のみ」「複雑な形状の時は部品図あり」と切り分けられている方が悩まなくて済む、というのも大きいです。 貴方の上司の回答が「この程度の簡単なパーツだったら」「工作する人がわかるようであれば」というのもそのためですね。 分かるならそれでいい、は1つの真理です。 特に溶接というのは部品側の構造に依存しない接合方法ですからね。ボルトやリベットやその他の締結方法と比べて、圧倒的に部品単位の構造は単純化できます。また、部品単位での再注文も考えにくい。 この点もちょっと特殊と言えます。わざわざ部品図を書くメリットがないんです。 ただこうした考え方の場合『誰でもわかるのか?』という観点は重要です。例えば貴方の会社の溶接担当者がベテランで、その人だからわかる、というのはマズいです。 なぜなら図面というのは5年後、10年後向けた記録という側面も有するため、『〇〇さんなら分かるから』はちょっとリスクがあるんですよね。 しかしこうした時に、勝手に部品図を出すとそれはそれで無駄になります。実務上よくある矛盾、というヤツです。 この点については「どのラインで部品図のありなしを分けるか」の目安あたりは上司の方と話した方がいいと思います。勝手にやれる部分でもないので。 >>実際に他の会社や現場では、どのようにしている 派遣含めて複数の会社を回りましたが、多くの会社が「単純構造なら部品図は書かない」でした。 しかし中には業務ルールとして「必ず部品図も書く」という会社もありました。感覚的には7:3から8:2くらいの比率ですね。 これは個々の会社のやり方や経緯があるので、一概にどちらが正しいというものではないでしょう。 これも含めて『ケースバイケース』です。
その他の回答 (2)
- chachaboxx
- ベストアンサー率23% (412/1777)
熔接記号が必須なので組立図は当たり前ですが、余程特種仕様でない限り部品図は必要ないと思います。 逆に部品図を全て書くとなると、部位ごとの熔接(歪等)の詳細なノウハウを熟知していないと、部品図通りのものを組立てていったらつじつまが合わなくなった…とかなる可能性も。 当然、設計工数も嵩みます。 組立図から読み取りにくい部品についのみて詳細図があればいいと思います。
- hahaha8635
- ベストアンサー率22% (800/3610)
これはめずらしい 普通はどんなに複雑でも溶接後の図面をかきますが それだと現場があふぉだと設計の意図と違うものができてしまいます 骨がなかったり そうじゃないのにそうするか どんな描き方でも明確に分かるように描いた方がいいです
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません ありがとうございました。 大変ためになる回答だと思います。