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「堂上人」や「上級武士」の子孫の現代
- 「堂上人」や「上級武士」の子孫の現代では、彼らの世界は今もなお息づいているのか、という疑問があります。制度上はなくなったとしても、「家」としての存在や交流があるのかが知りたいです。
- もし「堂上人」の世界が現代に存在するのであれば、序列に基づいた区分が残っているのかも気になります。
- 現代においても、徳川家など殿様だった家系は存続していると思われます。また、「上級武士」の世界も権威を保っているのではないかと感じますが、現状はどうなのでしょうか?
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>家」として、あるいは「家同士の交流」として、ひそかに、息づいているのでしょうか??? 旧貴族の親睦団体として「霞会」が存在します。 (一般社団法人)霞会館に本部があります。 旧徳川家・徳川幕府の家臣の団体として「柳営会」が存在します。 日光東照宮大祭では、徳川宗家と一緒に昇殿参拝をしています。 >その人々の間では、今日もなお、摂家、清華家、大臣家、羽林家などの区分に基づいた序列が残っているのでしょうか??? 既に、残っていませんね。 地位を気にしていた方の多くは、故人になっています。 団体を存在させるだけでも大変らしいですよ。 令和になっても序列を気にしていれば、団体は崩壊します。 ただ、柳営会では今でも「将軍・親藩・譜代・石高」で若干残っている様です。 徳川宗家子孫は、今でも殿様! >某県の知事さんも、幕末までは殿様だった家系だということを聞いたことがあります。 その通りですね。 有名なのは、滋賀県彦根市の市長は「井伊家子孫」の「井伊さん」でした。^^; >「上級武士」の世界も、現代社会において、権威を保っているのではないか? 戦前までは、皇族の関係者との縁組などが行われていましたがね。 今では、ありません。 例えば、徳川家最後の将軍「徳川慶喜」の子孫は「自営業の写真家」でした。 CM用の写真を撮ったりするのが、本業です。 名刺交換では「徳川姓」で「あの、徳川さん?」と度々問われたそうですよ。 ※最近亡くなられたので、徳川慶喜家は断絶しました。 >昔の「上級武士」や「堂上人」の子孫は、今日でも「上流」……社会的地位とか、職業とか、所得とか、などなど……に位置づけられている人々なのでしょうか??? その通りでしようね。 上級国民(キャリア官僚・国会議員)と平民で区別があります。 窃盗横領事件を犯しても、実名・住所を明らかにしないのが公務員容疑者ですよね。 四国管区警察では、警官が殺人事件を犯しても非公表です。 「個人情報の観点と再就職の事を考えて、公表しない」との事です。
お礼
ありがとうございました。全く未知の世界でしたが、ある程度、空想していたようなことが、ご回答に記述されていて、よくわかりました。 徳川慶喜家は断絶しました。……そうだったのですか。司馬遼太郎の小説では、カメラが趣味で、子沢山だったように、記憶していたのですが「名家」を存続させるというのは大変ですね。