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貿易のメリットは輸入にあるという意味
クルーグマンかだれかが、貿易の本質的なメリットは輸入にあるというようなことを言ったようですが、これは何を指しているのでしょうか。
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Aさんがミカン3個とBさんが持っているリンゴ1個とを交換する場合を考えてみましょう。AさんはBさんのリンゴが欲しいので、3個のミカンを差し出すのです。同様に、日本はアラブ諸国へ工業製品を輸出してアラブ諸国から石油を手に入れている(輸入している)のです。Aさんにとってミカン3個はBさんからリンゴを手に入れるためのコストですが、日本にとって工業製品を輸出するのは石油を輸入するためのコストなのです。もちろん、逆も正しい。Bさんはミカン3個が欲しいのでリンゴを手放すなのだし、アラブ諸国は工業製品がほしいので、石油を輸出するのです。経済学的にみると、輸出は輸入のためにあるのであって、逆ではない、ということです。
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- human21
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どうなんでしょうね、そうとも言えない気がします。 経済学者の誰かが言ったようですが、貿易の輸入・輸出のどちらか一方に 全ての国が同じメリットがある、と考えるのは間違っていると思います。 必要なものを輸入しているのは確かですが、輸入する為の金銭を 輸出によって稼いでいるのも確かです。 輸入と輸出のバランスによって、どちらのメリットが大きいかの 判断が出来るのではないでしょうか。 例えば、アメリカは輸入のメリットが大きいですが、韓国は輸出の メリットのほうが大きいです。 アメリカは国内市場が大きくGDPの70%は国内消費ですが、 韓国は国内市場が小さい為、輸出に頼らざるを得ないのが現状です。 余談ですが、最近になって歴史に名を残す経済学者の理論が 間違っている事が証明され始めています。
お礼
大変勉強になります。ありがとうございます。 市場原理から、輸出が多いところは、その多い量の数値のあたりで、基本的には、釣り合うことになっているということですね。(生産者余剰、消費者余剰がつりあうところ) あと下記の方にもアドバイスいただけるとありがたいです https://okwave.jp/qa/q9704909.html
お礼
ありがとうございます! 売る方と、買う方、買う方が基本的、自身の最終目的に直結してますね。売る方は、お金が目的かもしれませんが、最終的にはそれも何かを買うためですし。