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住宅瑕疵担保保険とは?
- 住宅瑕疵担保保険は、構造耐力性能や防水性能における瑕疵を保険の対象としています。
- 施工が基準通りにしっかりと行われていれば、問題ない水準に保障される安心料のような役割を果たしています。
- ただし、保険料が高いことや保険業者の儲けなどに疑問が持たれることもあります。
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専門家ではありません。 保険ですから、一定のニーズがり、全体の掛け金よりも、実際に起こり、お金が使われることのほうが少ないということが見積もられた場ので、成立していると思われます。 が、この保険が成立した背景には↓こんなこともあるようです・・・ ”新築住宅の売主等は、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき、住宅の主要構造部分の瑕疵について、10年間の瑕疵担保責任を負うこととされていますが、構造計算書偽装問題を契機に、売主等が瑕疵担保責任を十分に果たすことができない場合、住宅購入者等が極めて不安定な状態におかれることが明らかになりました。 このため、住宅購入者等の利益の保護を図るため、第166回通常国会において、「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律(平成19年法律第66号)(住宅瑕疵担保履行法)」が成立・公布されました。” https://www.nissho-juuken.co.jp/kashihoken/warranty/ ”住宅瑕疵担保履行法の施行から5年あまりが経過。現在の状況はどうなっているのか” ”構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分について「10年間の瑕疵担保責任」が規定されている。ところが、事業者の倒産などによりこの責任が履行されない事例もあったことから、住宅瑕疵担保履行法で資力確保措置を義務付け、万一の事態が起きたときでも消費者の保護を図ることにしたのだ。” ”瑕疵が生じて事業者が補修などをしたとき、その事業者に対して保険金が支払われる。そして、補修などの責任を負うべき事業者が倒産などをして対応できないときには、住宅の取得者が保険法人に対して費用(保険金)を直接請求できることになっている。供託の場合も同様に、事業者が倒産して瑕疵の補修ができないとき、住宅の取得者が供託所に対して費用の還付請求をすることができる。” https://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00337/ ”住宅瑕疵担保履行制度のあり方に関する検討委員会 - 国土交通省” http://www.mlit.go.jp/common/001082620.pdf “住宅かし担保責任保険” https://www.youtube.com/watch?v=U9R9k6LyBMo こちらも参考に! 「住宅」「瑕疵」「保険」に関する質問と回答 https://okwave.jp/searchkeyword?word=%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%80%80%E7%91%95%E7%96%B5%E3%80%80%E4%BF%9D%E9%99%BA 良い方向に進みますように! 参考になれば幸いです。
お礼
ご丁寧に回答下さりありがとうございます。 消費者保護の観点から法整備されことについては評価しますが、一方で本末転倒だと思う部分もありつい愚痴ってしまいました・・。 建て主が保険料を支払い、その保険料を利用して工務店は瑕疵部分の修繕をすることについて納得がいかないわけですが・・。 瑕疵担保はあくまでも隠れた部分のトラブルですから、いくら丁寧に施工してくれる業者であっても思わぬところでトラブルが生じたりすることはあり得ると考えればや無を得ない気もしますが、でも実際に統計を見てみますと保険適用の割合は0.1%ですし(その内訳は不明ですが)おそらく丁寧な信頼おける施工業者の瑕疵はわずかであって大半は大雑把な業者(ローコスト業者にありがちな)の施工物件が占めるものと想像します。そうなりますと、結局は手抜き工事が当たり前の業者を淘汰するのではなく保険で保護してるようなもでは? 雨漏り等の瑕疵が見つかり、いざ修繕をお願いしようとしたら施工業者が倒産していた・・なんて状況はほとんどなく、大半は同じ施工業者が保険金を使って雨漏りの修理をすることになるわけですから、本来であれば施工業者が保険料を負担して当然だと思うのですが・・。(現実としては、消費者保護(これはこれで重要ですが)よりも工務店のための保険になっているのではないかと?) この保険の根幹には「地盤改良」が付いて回る(地盤改良ありきの保険になっている)ことも疑念のひとつです。(地盤調査⇒地盤改良⇒保険) その後保険会社に電話で直接問いあわせして率直にそのあたりのことを尋ねてみたろころ、意外にも「その通りです!」と本音で語ってくれました。 その方のお話では、地盤調査だけでは大して儲けにならないためよほど強固な地盤でもない限り「地盤改良が必要」と評価し地盤改良の部分で設けようとしているようです。そんなことを想定してか?「セカンドオピニオン」も普及し始めているようですが、それさえも結局お金がかかるような仕組みになってるのでは?と疑って見てしまっている状況です。