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自己相関関数
白色雑音のパワースペクトルと自己相関関数の関係 で分からないことがあります。 白色雑音の帯域制限のないパワースペクトルについて 、その自己相関関数がデルタ関数になる理由 帯域制限のあるパワースペクトルについて、自己相関 関数がシンク関数になる理由 分かる人がいらっしゃたらどうぞ教えてください。
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- siegmund
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nikorin さんの書かれている通りですが,ちと簡単すぎるような... 蛇足かも知れませんが,補足です. 確率変数 x(t) の自己相関関数 (1) φ(t) = <x(t0) x(t0+t)> と,パワースペクトル I(ω)とは,フーリエ変換の関係 (2) I(ω) = (1/2π)∫(-∞~∞) φ(t) exp(-iωt) dt (3) φ(t) = ∫(-∞~∞) I(ω) exp(iωt) dω にあります. これは,ウィーナー・ヒンチン (Wiener-Khinchin)の定理と名前がついています. したがって,白色雑音 (4) I(ω) = c (for -∞ < ω < ∞) なら (5) φ(t) = ∫(-∞~∞) c exp(iωt) dω = 2πc δ(t) ですし,帯域制限があって (6) I(ω) = c (for -ω0 < ω < ω0) 0 (otherwise) なら (7) φ(t) = ∫(-ω0~ω0) c exp(iωt) dω = 2c sin(ω0 t)/t になります. (5)と(7)の関係は,δ(x)が極限操作表現の一つが (8) δ(x) = lim (a→0) sin ax / πx であることを思い出せば,なるほどど納得できると思います.
- nikorin
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パワースペクトルと相関関数は互いにフーリエ変換の関係にあるからです。