- ベストアンサー
TBSのつぶれない店という番組で「餃子の王将
が取り上げられていますが、以前から餃子の王将というとなにかと、店ごとで自由にメニューなどを決めているといったことを紹介していますが、これを成功の秘訣として紹介しています。 もしこれが王道であるとするのなら、なぜ他の飲食チェーンはこれらを真似る、同じことをしないのでしょうか。 経営本部が一括管理をすることのメリットは必ずあると思います。 それを隠して、王将は他と違うことをやっているから成功しているんだ!というのはおかしな話ではないでしょうか。 もっと各店舗ごとに経営権を委託している分、実はこういったことに困っている、これが大変なんだ、といったことは紹介しないのでしょうか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
商売の常道としては、 他と同じ事をしていても他より上には行けません。 「プラスアルファ」によって他店他社に差をつける事の必要性は、 商売の世界では常に言われ続けている事です。 メリットとデメリットの比較によって戦略的に選択することが、 商売の先行きを決定します。
その他の回答 (1)
>もしこれが王道であるとするのなら、なぜ他の飲食チェーンはこれらを真似る、同じことをしないのでしょうか。 >経営本部が一括管理をすることのメリットは必ずあると思います。 >それを隠して、王将は他と違うことをやっているから成功しているんだ!というのはおかしな話ではないでしょうか。 そんなのは、チェーン展開するにあたっては基本的な話です。 同じ料理にすることで、味や原価の差をなくし、中央のセントラルキッチンなどを使って効率的に料理を作ることができる。 同じお店のどこの店舗に行っても同じ味が安心して食べられるというのは、利用者にとっても失敗がないというメリットであり、経営側も、店舗ごとの品質の違いが出ないというところでのメリット。 料理を作る上でも、調理者の経験が低くても、最終工程だけの工程なので、調理者の技量による味や品質の違いが出ないというのは、食中毒などに関しても安全になる。 そのため、人件費的にも高い技能を持った人が不要になるので、人件費が安く済むことになる。 店ごとに違うものを出すためには、その料理はセントラルキッチンなどで供給ができにくくなる(各材料の使用量が変わってくればセントラルキッチンで作る生産計画なども立てにくくなる。) 店ごとに調理方法が変われば、その調理ができる人のレベルを確保し、その人が店の営業時間中に出勤している様な出勤スケジュールなども組まなければならない。 餃子の王将は、もともと各店舗で餃子を作って居たのだけど、今は、工場で作って各店舗に配送をしている。 そのため、餃子の味が以前よりも落ちているのは残念だけど事実。 王将は、確か調理をする人は一定のレベルがないとできないから、その人材育成にはお金がかかってますからね。 ファミレスの調理場とは調理する人のレベルは違うので。