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インドのカーストについて
この動画を見ました。 https://www.youtube.com/watch?v=EomZtNYNuqk 2013年にアップロードされていますが、この番組自体はいつ放送されたのでしょう。 「今注目すべき現象が起きている。インドで全体で仏教徒が爆発的に増えているのだ」と番組の始めで言っております。 2020年になりましたが、現在インドではこの点に関しどういう状態にあるのでしょう?
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https://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/2004/445.html 2004年にフジテレビで放映された、この番組では無いでしょうか? 番組では1億人の仏教徒って言っていますが、他の統計資料だと、800万人ー1000万人くらいで、インドの人口の0.7%ー0.8%程度。随分と開きがあります。帰依しないまま仏教の集会に参加する人もいるそうなので、誰が仏教徒か判別が曖昧なのかも知れません。その意味では、今日現在どうかと言う前に統計の前提を決めないといけないのでしょう。仏教もヒンズー教も元はインド古代から伝わるヴェーダで、それを元に作られたバラモン教から派生して行ったもので(京都の寺院に残る仏像の中にはバラモン教由来の神がたくさんいます)、ヒンズー教から見ると、ブッダはヒンズー教の神の最高神ビシュヌ神の化身の一人で、仏教はヒンズー教の流れの中での異端とは言え一派と捉えられているのかも知れません。ブッダは下層階級で苦しむ人たちも救おうと考えて悟りを開いたのだと思いますが、ヒンズー教徒共通の輪廻転生の考え方は同じはずで、仏教もその時の階級から下層階級の人たちをすぐに脱出させるものではなかったと思います。カースト制度は今では法律的には禁止されている物の慣習としては強く残っていて、インドの信仰仏教の中にはそもそも輪廻転生を認めないものもあるそうで、仏教の解釈を変えた政治活動とも見做されている様です。現在の首相モディ氏はヒンズー教至上主義を取っていて、国内のイスラム教とに圧政を引いているので、その中でヒンズー教の亜種としての仏教がどう取り扱われるのかはわかりませんが、歴史的経緯からしてもヒンズー教と仏教が全く別物と言うことでは無いのでは無いでしょうか。
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