※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:GDPの計算は、どうしてC+Iなのか)
GDPの計算におけるC+Iの理由とは?
このQ&Aのポイント
GDPの計算においてC+Iというのは、一国の生産を測るための基準として、一般消費者が消費した価値や生産物をカウントするためです。
Cは一般消費者が消費した価値を表し、Iは企業の設備投資や住宅による消費を表しています。
GDPの計算では、CとIをまとめて計算することで、一国の総生産を表す指標として使用されています。
GDPはどうしてC+Iで計算するのでしょうか。
(輸出入やGは除く)
もし一国の生産というものの測り方の基準として、「一般消費者(一般国民)がどれだけの価値を消費(享受)したか(あるいはそれにあたるものを生産したか)」、というのでカウントするのであれば(それがおそらく意味のある値かと思いますが)、
カウントするのは、Cだけになると思います。
Iを一旦、現金主義で記帳して処理すると、そのI(企業の設備投資と考えると)は、一般消費者に対する、生産(売上)を生み出すための、単なる費用(初回ですべて減価償却することになる)になります。(I→無し)
住宅については、通常Iでカウントされると思いますが、「一般消費者がどれだけの価値を消費(享受)したか」で見れば、これは追加カウントすべきCと見なせます。(I→Cへ振り替え)
確かに、これに類する指標として、減価償却分を控除した、NDPという指標もあります。
それにしたって、I-減価償却 を、純投資として、プラスにすると思います。
あくまで「(設備)投資」は、現金主義でみれば会社の生産のための「費用」なので、カウントするのはおかしいのではないかと。
GDPの計算というのは、いつから始まったのでしょう。
経済学の歴史には詳しくないですが、CとIは別概念で、古くから論じられているだろうとは思います(土地とかの話で)。
古くからある簿記においても、CとIは分かれているだろうと思います。
CとIの関係を分析する学問や経営分析においては、これらを立てる意味は分かります。
(C、Iと言い続けていますが、どちらかといえば広く、費用、資産、のことを言っています)
しかしGDPの計算においては、その区別を持ち込むのは、最初に述べた観点から、ちょっと違うのではないかと思いますが、どうなのでしょうか?
お礼
いつもありがとうございます! さっそく買ってみます!
補足
お世話になります。買って読んでみました。みすず書房の本とか、20年以上ぶりだと思います。GDP、生産性を評価する指標について、価値観や、歴史的必要性の変化や、時代的関心が、どのように影響を与えてきたかが概観されており、非常に面白い本でした。 完全には分からなかった点として、以下の疑問があります。アダム・スミスは、資産(国富)の量こそが、結果としての毎年の生産高(付加価値)を決める、その割合は「基本的に」一定であるという視点を持っていたのでしょうか。 しかしやはり、付加価値(消費にあたる生産)を計上する、という視点と、 投資(国富の増加ということになるのでしょうか)というものを、一緒に計上するということの、不自然さは感じます。