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景観改善に多くの人に協力してもらう方法
- 景観改善にはどのような方法があるのか、多くの人に協力してもらうための提案
- 散居村を含め、日本全国の景観改善活動がより活発になるための取り組みとは
- 街のゴミ拾いなど、より参加しやすくなる方法を示すべきか
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はっきりいってお金(利益)で釣らないと動かないでしょうね。 景観の保全に力を入れている地域は、間違いなくそれの観光で食べている町です。長野県の奥地に妻籠宿という古い宿場町があります。今はそこは無電柱化していて美しい景観を保っていますが、私は妻籠宿に子供の頃に行ったことがありまして、当時は電柱だらけだったんですよ。子供心にヤボだなあって思っていたのです。 妻籠宿が無電柱化したのは、そのほうが観光客を呼べるからです。観光で食っている町なので、「観光客を呼ぶ」というのは印籠を掲げるも同然で誰も逆らえません。 翻って私が住む町はどうかというと、観光客とは無縁のただのどこにでもある住宅街。こんなところで無電柱化を謳っても、そんなお金があるならもっと有効なことに使えとなるのが関の山です。「災害に強くなる」といっても、何十年に一度あるかどうかの災害のためにそれだけ予算を使うなら、他のことがいいだろうとなるでしょう。 景観を守ることによって、利益を得る人たちが多ければそれに協力しようという人は増えるでしょう。少なければ大きな力にはならないでしょう。 「ヨーロッパでは景観を守るために・・・」とかいう人もいますけれど、そういう縛りが厳しいのは彼の地でも観光客が多く訪れる街だったり歴史ある地域だったりします。パリとても、ラ・デファンスと呼ばれる新市街には近代的なビルが林立しています。そこには観光客はほとんど訪れませんからね。
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- roadhead
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景観を守ると命の危険にさらされるというのは例えば道路の舗装を行うことで景観を損なったり、危ない箇所に無機質な柵を作ると景観を損なったり、建物を鉄筋コンクリート製の建物にすると景観を損なうので瓦屋根の木造建築にすると耐震性を保っていても潰れやすかったりします。 景観を守っても国民に利益は全くありません。 そもそも人間は自然を壊して生きる生き物ですから特定の時代(昔の風景とか)の景観を守ると言う観点に無理があると思います。 まぁ自己の利益を得るための自己正当化の結果、無理矢理作った決まり事なので仕方ないですけどね。
お礼
すいませんが法律を読んだうえでの話でしょうか? 生活との調和に触れられていますので、道路の舗装をするななんて誰も言わないと思います。 景観を守っても国民に利益は全くないというのも間違っています。 人間は自然を壊して生きる生き物って、だから調和が触れられているのでは無いでしょうか。 そもそも特定の時代を再現する趣旨では無いと思うのですが。 国民に利益は全くないと言いながら、自己の利益を得るための自己正当化の結果というのも辻褄が合わないように感じます。国民に利益は全くない無益な物なのに、利益を得る人もいるとは?その利益を得る人もいるメカニズムとはなんでしょうか。 あなたの言っている事には根拠が書かれていない為何を言いたいのか分かりません。 陰謀論と同じようなものに感じます。
補足
道路の舗装をするなはもしかしたら言う人もいるかもしれません。 でもそれはそういう人がいるというだけであって景観法に書かれているのは調和です。 命の危険にさらされたらそれは手段を間違えただけだと思います。現に、景観法のある日本で、例えば防波堤などの撤去の動きが加速しているというようなニュースは見た記憶がありません。 もちろん京都の町屋の保存のように、古いものを長く残すとなると金銭的にも大変と言うものもあります。でも古い建築物を残すばかりが景観改善ではありません。 景観が守られている地域は世界中にありますよ。 私は専門家ではありませんし詳しい人間ではありませんが、変だなと疑問に思った事を僭越ながらも書きました。よろしくお願いいたします。
- roadhead
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景観を守るために金をかけることしかありません。 景観を守るために個人の自由を阻害する訳ですからその事に何らかの対価が無ければ無理でしょう。 景観を守ると言う事で何らかの利益を得る人がいるからその様な活動をするわけですよね。 その利益を還元する仕組みを作らないと駄目だと思います。 景観を守ると命の危険にさらされる可能性もあるわけですから真剣に考えてみてください。
お礼
ありがとうございます。 景観を守ると利益を得る人がいるどころか、国民みんなが得をするからということのようです。景観法の基本理念を読むとそのように感じます。 経済的な利益もそうですしそれ以外の利益もです。 (目的) 第一条 この法律は、我が国の都市、農山漁村等における良好な景観の形成を促進するため、景観計画の策定その他の施策を総合的に講ずることにより、美しく風格のある国土の形成、潤いのある豊かな生活環境の創造及び個性的で活力ある地域社会の実現を図り、もって国民生活の向上並びに国民経済及び地域社会の健全な発展に寄与することを目的とする。 (基本理念) 第二条 良好な景観は、美しく風格のある国土の形成と潤いのある豊かな生活環境の創造に不可欠なものであることにかんがみ、国民共通の資産として、現在及び将来の国民がその恵沢を享受できるよう、その整備及び保全が図られなければならない。 2 良好な景観は、地域の自然、歴史、文化等と人々の生活、経済活動等との調和により形成されるものであることにかんがみ、適正な制限の下にこれらが調和した土地利用がなされること等を通じて、その整備及び保全が図られなければならない。 3 良好な景観は、地域の固有の特性と密接に関連するものであることにかんがみ、地域住民の意向を踏まえ、それぞれの地域の個性及び特色の伸長に資するよう、その多様な形成が図られなければならない。 4 良好な景観は、観光その他の地域間の交流の促進に大きな役割を担うものであることにかんがみ、地域の活性化に資するよう、地方公共団体、事業者及び住民により、その形成に向けて一体的な取組がなされなければならない。 5 良好な景観の形成は、現にある良好な景観を保全することのみならず、新たに良好な景観を創出することを含むものであることを旨として、行われなければならない。 対価は動機づけとして良さそうですね。 あと、景観を守ると命の危険にさらされる可能性もあるの意味が分かりません。 例えば無電柱化を推進すると景観が良くなりさらに防災性も向上するような例なら知っています。
お礼
ありがとうございます。 調べました、妻籠宿が無電柱化したのはどうも昭和40年代のようです(私の両親が子どもの頃の話か・・・)。 その時代の子どもで電柱を見て野暮だなと思えたのは感覚が鋭いか、時代を先取りしていたように感じます。 観光を口実にするのは良いですね。 日本は観光が国策であって、政府は地方の観光地も増やしたいようなので、この地域も儲かる景観にしようよ、美しさを世界に発信しようよというのは使えそうです。