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尊厳を保持する介護技術について。
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質問者が選んだベストアンサー
画像ではわかりにくいかと思いますが、介護される側の方(以下、利用者)の腕は、残存機能のかぎり腹上または胸前にあります。 その腕の上にバスタオルをかけることでバスタオルの位置は高くなります。 利用者の目線からは利用者自身の性器やおむつ交換が見えなくなり、利用者の羞恥心を緩和することができるというわけですね。 質問者様もご存知のとおり、おむつ交換は、単におむつを交換するだけが目的ではありません。 排泄物に異常はないか、性器やその周辺に炎症や感染などの異常はないか、床ずれなどはないか、骨の変形などはないか(または進行していないか)など、色々と見てゆかねばなりません。 ですから、おむつのあたる部分、下腹部周囲の異常などを見るためにも、バスタオルは腹の上程度の場所でなければ無理です。 バスタオルなしのほうが実際はラクではあるでしょうが、バスタオルをかけるという動作が、利用者の尊厳を保持する行為と捉えてみてはいかがかと思います。
お礼
caf-caf様 ご回答いただき、どうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。