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マグネシウムに烏龍茶を入れたら
マグネシウムが体に良いと聞き、 純マグネシウム99.95%のペレット粒を購入しました。 水に入れると水素水ができます。 色々な飲み物に入れて飲んでます。 ※ペレットは硬いので飲み込まない様に ろ過用の器で飲んでます。 ところが、ウーロン茶に入れたら、 ペレットが一瞬で茶色に変色してしまいました。 ※今まで、水や緑茶やジュース、ビールなどに入れても 変色しませんでした。 ウーロン茶の何に反応したのでしょうか? タンニンかな? ご存知の方がおりましたら、教えてください。 どうぞ 宜しくお願いします。
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お茶は化学的には複雑な系なので、厳密な議論は難しいく、推測で回答させて頂きます。 緑茶の主成分は、カテキンですが茶葉の熱処理をしているため酵素が死んでいて重合は起こりにくく、重合カテキン(テアフラビン類・テアルビジン類)はあまり含まれていません。 一方、ウーロン茶は、茶葉の熱処理を行わないため酸化酵素が生きており、カテキンの重合化がおこり、重合カテキンが生じます。これが、ウーロン茶の茶色の成分です。カテキンも、重合カテキンもポリフェノールの一種ですが、フェノール分子には、酸性が比較的高い-OH基が含まれています。マグネシウム金属が反応するとすると、この-OH基が一番可能性が高いと思います。タンニンも似たような構造です。 2(ポリフェノール)-OH + Mg → {(ポリフェノール)-O}2Mg + H2 重合カテキンの-OH基がマグネシウム金属の表面に反応すると、もともと溶解性が比較的低い重合カテキンがマグネシウム金属に沈着したのだと思われます。 緑茶の時は、カテキンが同様の反応をすると思われますが、分子が比較的小さいので水中に溶解しており、金属表面に沈着しないのでは無いでしょうか。
お礼
詳しく書いて頂き、ありがとうございます。 参考になりました。