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無限級数の和について(黄チャートIIIのEX92)
- 無限級数の和について(黄チャートIIIのEX92)について解説します。
- 無限級数の和を求める際には、初項と(第2項以降が収束条件を満たす無限等比級数)の和を考えます。
- 定数が収束する無限級数を分割することも可能です。
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そもそも a(1) + a(2) + a(3) + ..... というのは、 A(n) = Σ[1≦k≦n] a(k)として数列 A(n)を定義した時の極限 X = lim[n→∞] A(n)の事(という定義)でした。 ※ここで、高校では「極限」自体の「厳密な」定義は出てこないので、以下一部ふわっとした議論しか出来ない点がありますが、取り敢えず進めます。 同様に、a(2) + a(3) + a(4) + .... というのは、B(n) = Σ[1≦k≦n] a(k+1) [ = a(2) + a(3) + .... + a(n+1)] として数列 B(n)を定義した時の極限 Y = lim[n→∞] B(n)の事でした。 ここで、lim[n→∞] A(n) = lim[n→∞] A(n+1) が成り立つのはよいと思います。所で、A(n+1) - B(n) = a(1) ですから、lim[n→∞] {A(n+1) - B(n)} = lim[n→∞] a(1) = a(1) 。一方 lim[n→∞] {A(n+1) - B(n)} = lim[n→∞] A(n+1) - lim[n→∞] B(n) = X-Y ですから、結局 X - Y = a(1)。 従って、a(1) + Y = Xとなって、結局 a(1) + a(2) + a(3) + .... = a(1) + ( a(2) + a(3) + a(4) + .... ) となります。
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- tmpname
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正確には、 A(n+1) - B(n) = a(1) で、lim[n→∞] B(n)は収束するから、 lim [n→∞] A(n+1) = lim [n→∞] (B(n) + a(1)) = lim [n→∞] B(n) + lim[n→∞] a(1) もやはり収束して、その値は Y+a(1)となるから、 X=Y + a(1)となる。 と書くべきでした。
お礼
tmpname様 ご回答頂きありがとうございます。 大変参考になりました。 ありがとうございました。
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