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システムを導入しない会社の今後
建設業です。 原価管理は、社長が自ら全てを、長年の知恵と勘を頼りに手書きで管理しています。 社長はPCができません。分厚い手帳を5冊くらい使用しています。 経理は、事務員2名で、買掛・売掛に分けてエクセルを使用してそれぞれ一覧表を作成し管理しています。 ですが決算を含めた経理の処理の多くを会計士に頼んでいる状況です。そのため会計士への支払いも高いです。 今後、社長が引退した場合、息子が引き継ぎますが、今の社長のように手書きで管理というわけにはいきません。いずれ、原価管理が出来るシステムを導入して、建設用の会計ソフトも導入しようかと検討中です。 今後のことで、息子に会社を引き渡した場合にシステムを導入せずにやっていく方法はあるでしょうか。もし、導入しなかった場合、どんな状況になることが予想されるでしょうか。また、合うシステムを上手く導入できた場合は、どんなメリットがあるでしょうか。
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- AAAA0531
- ベストアンサー率42% (3/7)
会社の規模がわからないのですが現在社長の勘と経験に基づいて処理できている状況からすると息子さんがそのまま引き継ぐのは可能かもしれません。 ただしすべてを同じように引き継げるわけではないし社長の長年の塩梅でやっていたことが息子さんに伝わるはずもなくここはシステム導入を検討するべきです システム導入といってもまずは市販のソフトを導入てみてはどうですか? 在庫管理、納品書や請求書の発行、売掛金の消込や銀行や現金の残高管理など できると手作業より効率よくできるしおそらく会計士に頼んでいることの大部分は社員ができるようになるのでメリットは大きいです ただしコストはかかりますので社長さんにメリットの部分をよく説明でき 息子さんからも自分は手書きではできないからシステム導入したいと 直談判してもらえるとスムーズのいくかもしれないですね。
- stss08n
- ベストアンサー率16% (454/2764)
システムは、直ぐに導入できません、予め”コンピュータ知識と運用知識が必要になりますので、何らかの”公的相談部門へ相談される事を”お薦め致します。 まず、現状分析調査をして”顧客情報管理と保有技術管理と作業者個別管理等すべてを洗い出しが、必要ですし”基本は、情報の共有化です。 そして、個別顧客毎に適宜その必要情報を確認検証できるかどうかを、定期的に 見直す組織と人材の配備する体制を構築する事でしょう。
- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
がさっといいます。 システムを導入すると「品質化」するのです。導入しないと「職人化し」「熟成する」のです。 この違いは明確で、職人化するというのはその職人がいなくなるとすべてが止まります。あらゆる知識や判断が職人にゆだねられる体制になるからです。そのかわりそれは非常に特殊なスキルですから、そう簡単にライバル会社が追い付いてこれない、勝負には負けないという組織になります。 従来日本の会社というのはその傾向が強く、そのために高度成長なんかが可能だったわけです。 しかし致命的なことがあるのは、職人はそうそう後継者を育てられないということです。あの人がいないと結局だめだなんていうことになり、高齢になっていても社に出入りするというようなことになります。この職人が社長自身であれば最悪で、社長がもしいなくなったら、給与支払いとか資金繰りとかもできなくなりますが、業務自体の継続もできなくなるんです。 ということで、コンピュータが業務にはいりこむようになってからは「品質の世界」にシフトしてくるわけです。品質というのは個々の人間の能力ではなく、各自がやったことを検証する別人がいてOK/NGを出して進めるということです。ひとりかけても誰かが埋めることができ、業務は停滞しない、その代わり管理者は自分が手を汚さないかわりに工程を監視判断する能力が求められます。この管理能力というのは高度なほど職人技になります。 当然ですが、何かを大量生産するというような話なら、どうしても品質の世界になります。仮に優秀な職人だけで生産しているなら同じ質の生産者を増やすなんて簡単にできませんから。昨日までぼーっとニートしていたような人間でも連れてきてカラダを動かさせればできるようじゃないといけないわけです。 その誰がやっても同じことをコンピュータが代行するのが業務システムと言うことになります。ただ、機械には血が通っているわけじゃありませんから、状況に柔軟に対応、現場に配慮、なんていうことがそう簡単にはいきません。 システム化して失敗したなんていうのはこういう局面からです。たとえば調達システムでERPというものがあります。有名な商品名はありますが、中傷になるのでその固有名詞は言いません。 これはアメリカであちらの法律上必要十分なものを組み入れて開発されたものなのであちらで企業を作る場合にはほとんど直さなくて大丈夫です。 しかし、日本で導入しようとすると、税法上違いますから処理サイクルに支障が出るうえ、仕訳のルールも違いますので、そのままは使えないんです。しかし内部をのぞき込んでソースを修正するわけにはいきませんから、こいつがまともだと思いながら動いている中途でデータを外に持ち出し日本対応の処理をしてまた読み直させるというような新規開発が必用になるのです。 そうすると、なんのためにERPを入れたのか、新規開発のほうがよかったんではというような本末転倒の議論になります。 ご質問の話ですけど、後継者の息子さんが父親の思想と判断能力をうまく継承できるのであれば、わけのわからんシステムを入れないほうが好ましいと思います。 なぜわけがわからんと断定するかというと、既製品ならいまさっきいったERPのように、システムに人間が引きずり回される危険があるということです。靴に足を合わせる努力なんてやる義務ないでしょう。 しかし、人間は明日どうなるかわかりませんから、創業者さんへのまさか、と後継者のまさか、を想定した場合、それをうまく引継ぎ業務を継続できる方向性は残したほうがいい。 信用できない業者が多いんですが、SIをうたっているところに、分析から初めて何度も提案させてシステムを作り上げていこうという空気ができれば希望は見えます。つまり会社の側に、コンピュータについてそこそこ判断ができ、一緒になって議論できる人間が必要なんです。 そして、合うシステムを上手く導入できる、なんて簡単におっしゃいますけど、そうはうまくいきません。ステップを踏んでどんどん熟成させていかなければならないのです。ある日「完全に完成だ」なんてありえません。 現実に現場で使っているといろいろ不満や疑問がでてきてそれを収束させなければなりませんし、その意味ではSI業者とは長い付き合いになります。 これはO商会だとかRテクノネットだとかと付き合う話とは次元が違います。
- Kazu3kabosu
- ベストアンサー率40% (2/5)
それはお困りですね。 中小企業の経営者の方は、今までやって来たことに自負もありますし、ここまでしたのは俺だという強い意識が新しいことへの取り組みにブレーキをかけている場合が多いようです。さて、本題 仕組み化していなくて、もし社長が入院等あったらどうなるのでしょうか?突然に事業の承継をせざるえない会社が実際2割ほどあります。 特に原価計算のようにバックヤードの作業は仕組みかすべきです。それにはシステムも必要でしょう。また、国が進めていこうとしている電子商取引のことを考えても、請求や発注に関しては5年以内には整えたいところです。 請求や発注業務がシステム化されれば個別原価管理はそんなに難しい業務ではありません。 出面と現場への納品が日々把握できれば大まかな管理はできます。 損量計算などや進行基準をご採用でしたら、もう少し労力は要りますが。取引先が大手でしたら、今はぜひ検討してほしいですね。 御社の生産性アップのため頑張って説得してください。 追伸.システム価格も以前と違って大分こなれていますし、助成金を使うのもありではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。
補足
中小企業向けの補助金制度のことを以前社長に話しましたが、今はまだいいと断られてしまいました。ですが、いずれ必要になることがわかるので説得する努力はするつもりです。
- OKWavex
- ベストアンサー率22% (1222/5383)
今の社長のように手書きで管理する方法もあるでしょう システムを上手く導入できた場合は管理コスト節約の可能性があるでしょう
お礼
ありがとうございます。
補足
導入しないと職人かし、導入すれば熟成する・・・響きました。