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移民という言葉を使わないように移民を推進(竹中平蔵
5年ぐらい前に、竹中平蔵さんが、 『私はしています。・・(中略)・・・「移民」という言葉だと問題があるので「経済成長に必要な人材交流」として、政府に議論をするよう推進している』といったことを田原氏との対談で話していました。 その成果かと思われますが、現在日本は「世界最大の移民流入国」となっています。もちろん「移民」という言葉は使われず、外国人技能実習制度などを利用し、様々な言い換えが行われ、文言が帰られての移民政策が進められました。その結果として日本には急激に外国人流入政策が進み、現在、年ベースで世界最大の移民流入国となっています。 そして日本の外国人労働者が奴隷のように扱われることで、国連からは「日本の29万人の外国人労働者が奴隷状態にある」として是正勧告まで出されています。 また同時に低賃金外国人労働者を拡大することにより、多くの日本人が実質移民と人件費の引き下げ競争をさせられれて、より低賃金化が進みました。その結果、生活保護者をそれより貧しい生活にする必要があるとの政策により、生活保護への給付は1割ほどカットされたりもしています。 そして移民政策は公に議論されることなく、竹中平蔵一派の方々の移行により安倍政権により構造改革として進められる運びとなり現在に至っています。 得してるのは斡旋業者だけではないでしょうか。外国人労働者は日本で奴隷状態でギリギリの生活で身動き取れなくなり、多くの日本人も低賃金競争にさらされ、より貧しい生活を強いられる事態になっています。 個人的にまっとうな移民政策には賛成なのですが、奴隷制度のような移民政策には反対しています。それは将来の日本に禍根を残す政策だからです。 なんで移民政策のような重要な問題を、政府は公の議論を進めることなく、ほとんど議論されることなく施行してしまうのでしょうか?
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- staratras
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世界的にすべての国・国民で共通の「移民」という定義はないようですが、それにしても日本国内で「移民」と考えられている概念は、諸外国(例えば同じユーラシア大陸周辺の島国であるイギリス)と比較しても独自でかけ離れているため、こうした便法(見方によってはずるい手法)が採られているのでしょう。 日本で考えられている「移民」は、昔の「日本から南米への移民」がそうだったように、一家を挙げて不退転の覚悟で外国に新天地を求めて移住し永住するイメージがあります。このため移民の受け入れというと、逆にすべて外国から一家ぐるみで日本に転入して永住するのを認めなければならないかのように考えがちで、これに伴って、文化・習慣・宗教の違いなどから地域社会が混乱することを予想する根強い懸念があります。 このため日本では、こうした懸念に配慮して実質は外国人労働者の流入であっても、技能実習生の実習などという形式をとって、本質が見えないようにしているのだと考えざるを得ません。 しかし例えばイギリスの国民投票でEU離脱派の勝利の一因ともなった最近の「移民問題」は、日本で懸念されているような「外国人の大量流入による文化的摩擦」が核心ではなく、本質はEU加盟国を中心とした「大量の外国人労働者の流入によるイギリス人の失業」や「社会保障制度へのただ乗り批判」などの労働・福祉問題です。 こうしたことを考えると日本にとって、事態は深刻です。少子高齢化が進行している日本では、これから労働人口がますます減少していきます。女性や高齢者がこれまで以上に働き、AIやロボットを活用するとしても、「人間労働者(などという言葉ができそうです)」が必要な分野は依然存在し、優れた外国人労働者にも働いていただく必要があります。 しかも少子高齢化による労働人口の減少は日本固有の現象ではなく、特に中国や韓国などとりわけ東アジアでは顕著に見られる共通の問題ですので、優れた外国人労働者は引く手あまたの取り合いになっています。外国人が労働者として働くことができるキチンとした制度を作ることができなければ、日本はこの「人材争奪競争」の敗者となってしまいます。 「外国人労働者にとって魅力的でない日本」は「移民が来ない日本」につながってむしろ良いことだと考える人もいるかもしれませんが、それは「優秀ではない外国人労働者しか日本には来ない」ことでもあることに気付く必要があります。
- nagata2017
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官僚という生き物は 自己正当化の屁理屈を産みだす達人です。 質問の冒頭にあるのがそれですね。 日本国民もそれで簡単にだまされてしまうのでしょう。 そしてその日本国民も 働き方改革といういいことのようにみせかける 一億総奴隷化計画を進められていますから 外国人のことまで心が及ばない ということに。 本当に困った問題です。 ブログなどで真実を発信していくぐらいのことしかできないのがもどかしいところですが 微力でも続けていくことです。