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インフラの上流工程について
IT派遣会社に勤めている者です。 これまで、インフラの下流(運用・保守)をメインに担当してきましたが、 今後はキャリアアップのために上流工程に進み、将来はサーバ・ネットワークに 精通したインフラエンジニアになりたいと思っています。 上流工程を担当している(した経験がある)方にお聞きしたいのですが、 下流→上流に進むためにはどのようなステップを踏めば良いのでしょうか? また、どのような知識・技術を身に付ければ良いのでしょうか? (現在はネットワーク資格(CCNA)の勉強中です)
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派遣会社に勤めている、というのは派遣をする会社自体に勤めているという意味でいいんですね。 派遣会社の登録人材だという話じゃないですね。 これはきわめて重要なことです。派遣会社から人材として派遣されているなら上流工程は基本的にできないのです。 理由は簡単で、派遣人材には責任を持たせないというのが常識だからです。 派遣人材は、希望するスキルを身に着けていてすぐに指示どおりにアクションが起こせることを望まれます。その意味では、知識経験があるほどよろしい。 しかし、基本的に業務を派遣会社に依頼しているのですから、方針を変更したり原則部分を討論したり決済したりすることは、その会社の人間でないんだからできないんです。これが責任を持たせないということです。 上流工程というのは、いろいろな仕事の源流に当たる部分を検討し構築する仕事ですから、ベースとなっている会社の大事な部分で、どうしてもそこは開発部長のような責任を持ったひとが就いている必要があります。つまり、派遣会社の人材に頼めるような仕事ではないのです。 ここを認識してくださいね。 ただ、ITの場合現場が客先ということがほとんどですから、派遣といっても派遣会社ではなく、SI会社の社員として協力している場合があります。その場合は上流工程自体を自分の会社がやることがありますから、今の派遣人材の責任をもたない労働ではありません。それだったらよいのです。 次に言いますが、上流工程というのを上級工程とか高度技術工程と誤解するひとがいるのでその思い違いがないことを確認してください。 この語源は、川の流れですよ。川は山の上のほうで湧いた水があつまりだんだん下におりてきて、最後は海に流れます。山の上が上流で、里に流れる川が下流です。最下流は海に繋がります。ですから上流のほうが高級ということはありません。 学校で言うと、最上流は小学校で、それが中学高校といくと下流に流れることになります。 この話はおかしいことではなく当然なのは、上流が一番大事だ、上流で失敗したらあとが大変だ、というのがそのまま示されるでしょう。小学校で九九も言えないで放置したら中学高校と段々こまったことになり、大学なんかいけなくなるのです。つまり上流が一番大事で、上流次第であとの出来栄えが変わるんです。 上流工程というのはそういうものだと思ってください。プログラムもしませんしネット回路を操作することもありませんが、知識や技術はなんでも必要です。どういうものを身につければ十分だなんていうことはありません。知っていればいるほど、体験が多ければ多いほど優秀な上流作業ができるのです。ことさらに体験が必要で、失敗体験なんかは一番貴重です。 なぜなら、ここをこうしたままでいけば転ぶということを知っていたら、上流でそういう落とし穴にはいらないような計画がたてられるからです。 その意味で、上流程年配者の仕事になります。若い時が致命的なのは経験が不足していることです。経験が不足すると、「こうなるはずだ」「こうならなければおかしい」「理論的に当然だ」と思い込みたくなり、どこかに思わぬ落とし穴があるかもという感覚を持たない。それが失敗の種を撒くんです。
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- agehage
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電気通信事業者に勤めております インフラエンジニアならネットワークスペシャリストや電気通信主任技術者の資格を勉強されると良いでしょう 難しければ基本・応用情報から始めると良いと思います
お礼
ご回答頂きありがとうございました。 電気通信主任技術者は選択肢にありませんでしたので、どんな資格か調べてみようと思います。
お礼
説明不足で申し訳ありませんでした。おっしゃる通り、IT人材派遣をする会社に正社員として勤めている者です。 詳細にご回答頂きありがとうございました。やはり、知識・技術だけではなく、経験が重要な業務なんですね。