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中国の国共内戦について。
中国の国共内戦についての質問があります。 蒋介石率いる国民党軍と毛沢東率いる共産党軍との内戦では共産党軍が勝ちましたが、台湾に逃げた蒋介石と国民党は滅びませんでした。 その後も中国国民党は大陸反攻を狙ってましたが、実現しませんでした。 その理由はアメリカが反対した事と、中国共産党が原爆の実験に成功した為ですか? 他に理由はありますか? 回答、お願いします。
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当時の人民解放軍には海軍というものが実質的に存在していなくて、台湾海峡を越えて侵攻する力はなかったのですよ。 海峡を越えて軍事作戦をするには、制空権と制海権を握る空軍力と海軍力、それに加えて渡洋した陸軍の補給を支える輸送力が必要になりますが、人民解放軍にはそのどれもがなかったのです。 ですから、大陸からは目と鼻の先どころか川の向こう岸くらいの先にある金門島を攻略することすらできなかったのです。 そのトラウマがあるので、今は中国政府は海軍力強化に力を注いでいるのです。 台湾から中国本土に逆侵攻するのはさらに大変です。なにより人的資源の差がありすぎますから。
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- guchiliy
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「海」の偉大な力 . https://monqu.web.fc2.com/mokji.html
- fujic-1990
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> 他に理由はありますか? 原爆なんて関係なく、ただただ「国民党は勝てない」と思っていたから、というのは「他の理由」になりませんか? いまでこそ中国共産党は汚職まみれの腐敗政党のようですが、聞くところによると、内戦時の共産党員は清く理想に燃えて、汚職や住民いじめ(住民の財産没収)などは皆無だったから住民に支持されて、共産党員は「民衆という森」のなかに隠れることができたのだそうです。 他方、蒋介石の国民党は悪行三昧。 台湾へ逃げてきてからも、もとから台湾にいる人たちから「犬が去って豚がきた。犬はよく吠えてウルサかったが泥棒よけに役だった。でも豚は我々の財産を食い散らかすだけだ」と悪口を言われたようです。 おじいさんやおばあさんは悪口を言うだけでなく、実践もしたそうです。子や孫が学校で日本人のやった悪政や国民党の素晴らしさを教え込まれても、家庭に帰るとおじいさんやおばあさんが彼らを再教育した。 その結果が、こん日の親日ぶりとなって結実したのだとか。 蒋介石が一流の指導者なら、自分の配下の腐敗ぶりや、国民党軍が住民から嫌われていることを知っていたでしょう。勝てると思っていたとは思えません。 本気で大陸反攻を狙っていたなら、紫禁城の財宝を台湾に持ち込むなどしなかったと思います。 原爆以前から、蒋介石は大陸反攻を諦めていたと私は思っています。
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回答ありがとうございます。 自分も大学の学生時代、大学の図書館で調べた事がありましたが中国共産党だけではなく、中国国民党も台湾に逃げてからは独裁体制の延長だという事を知りました。 でも蒋経国が死去してからは、本格的に民主選挙ができたのは中国共産党との大きな違いですよね。 回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 中国共産党の本当のトラウマは戦争の歴史からきてるんですね。 回答ありがとうございました。