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標準語のイントネーションを正しく発音するための練習方法は?
- 普段の会話や初見の朗読で標準語として違和感のないイントネーションやアクセントを身につけるには、どのような練習が効果的でしょうか?イントネーションの基本的なルールや法則も知りたいです。
- 発達障害の影響や無アクセント地域での育ちなど、個別の原因がある場合でも、イントネーションの改善は可能でしょうか?もしくは、ある程度は諦めるべきでしょうか?
- アナウンサーがニュースを読み上げるような標準語としてのイントネーションやアクセントを習得する方法について教えてください。
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1。どのような練習をすれば、普段の会話や初見での朗読で標準語として違和感のないイントネーションやアクセントにできるのでしょうか? 一形の地域でお育ちで、ご両親も一形ということですから、ただ繰り返し練習しても無駄だと思います。むしろ絵と柄がどう違うか、と聞き分けられるのが第一。 そして「言い分ける」にはどうすればいいか、というのが第二。こうして標準語ネイティブの人に指摘してもらうのが早道だと思います。 2。イントネーションには何か基本的なルールや法則があるのでしょうか? あります。下記などをごらんください。 https://www.youtube.com/watch?v=5CQUfd2o4js 同じ単語でも別な言葉と繋がったりするとアクセントが変わると思います。 おっしゃる通りです。複合アクセントについては、下記などをごらんください。 http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/ja/pmod/practical/02-07-01.php 3。実際言語に関わることは好きだし得意なのですが、発音だけがうまくできません。 どなたの診断なのか知りませんが、これは、僕にはよくわかりません。 4。また親が無アクセント地域と呼ばれる場所で育っているためか、親もアクセントについて気にしたことはないらしく、生まれてから今までずっと指摘されたことはありませんでした。 このため、単なる反復練習ではなく、聞き分けと言い分けができるように、耳と口に頭高、中高、尾高、平板などの「区別」を覚えさせることが大切です。 そうすれば、下記などがお役に立つと思います。 http://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/ojad/
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- hue2011
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まず、根拠不明の劣等感を払拭しましょう。 井上ひさしの「國語元年」という本がありますのでそれをまず読まれたらいい。 そもそも標準語というのは何か、です。そんな言葉はもともと存在しなかったのです。明治になってから、あちこちの人間が東京に集まってきて会話をすると相互に意味不明で困ったので共通のコトバを制定しよう、というのが発端です。 井上小説はそこをおもしろくおかしく書いていますけど、結論をいうと、明治維新は薩長がおこないましたから、その連中の言葉が強い。東北のような旧幕についていたほうは無視するという方向に落ちたんです。そこは必ずしも国語元年には載っていませんが、以後東北弁がズーズー弁といわれることになります。 標準語は、さすがに薩摩はそれなりに癖がありますから、ほとんど長州の発音が導入されたということになります。ですから、今でも岡山弁というのはありますけど、岡山の人たちの話すことはたいがい何の問題もなく聴けます。安倍首相のいうことなんか聞きとりにくいということは全くないはずです。 だから、所詮長州弁なんですよ。 アナウンサーというのは、最初ラジオからはじまりましたので、日常会話では問題のない発音でも聞き取りにくいということがありますからそういう発音は避けるという話し方で方向を磨いてきました。ですからあの人たちの言葉は「標準語」ではなく、アナウンサーコトバなんです。 細かいことを言うスペースはありませんが、段落の頭に接続詞をつけず、1文1文は極力完了した言い方をすること、とかがあります。これはある瞬間にラジオをつけて聞こえてきたものが、その前の段落を前提としていないと理解できないと困るからです。誤解のもとになります。それと、言い捨てをし、極力余韻やニュアンスを残さないようにする、と言うのもあります。途中でラジオを切られても問題がおこりにくいように、です。 ですから、アナウンサーコトバは標準語ではありません。自分がアナウンサーになるのでない限り、それを真似する意味はありません。 それを覚えたい、という感覚を捨てましょう。 相手に自分の気持ちが通じるということを練習し、端々のアクセントとかは気にしないでください。 抑揚のない地域に育ったのであればそれは治りませんから、身振りを入れるなりして表現をエンハンスするように考えたほうがよろしいと思います。 いまテレビなんかをみていても、関西弁とかそういう用語やアクセントでしゃべっている人間がいろいろいますが、完全に関西弁を話しているわけでもありません。「なんでやねん、おいてえな、と思ったのですよ」なんていってもおかしいとも思いませんし、意味は分かるでしょう。このときに、なんでやねん、のアクセントなんて気になりますか。 コミュニケーションが大事なんです。アクセントなんかはあまり相手は気にしないのです。
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回答ありがとうございます。
まだあった。 >教育実習・・・「p先生は,しゃべりかたがおかしい」 大学の演習中にも教員から,「君が興奮してしゃべると,まるで朝鮮語を聴いてるようで,さっぱりわからん」と笑われましたね。
ぼくは九州出身で,東京の学校で教育実習をしました。実習最後の日に生徒に感想を書いてもらったら,「p先生は,しゃべりかたがおかしい」と指摘した生徒が数名いました。とっさには「授業内容にゃ関係なかろーもん。東京もんが地方出身者ば馬鹿にしとっとか」(笑)と憤慨しましたが,「授業中に勉強いがいの方向に注意をいかせてしまったのなら,教師失格だな」と反省しました。いまは同僚の国語学者をして,「pさんの出身地は推定できない」と言われます。だから「コトバを直したい」というあなたの気持ちはわかります。 (1)(4):日本語にかぎらず,外国語の習得も左右するものは,「耳で聴いた音を脳内で分析し,そのとおりに発音する能力」だろうと思います。脳味噌のなかに,新たにそういう「配線」を組み立てる必要があります。 ニュースのアナウンサーを理想とするなら,夜7時のNHKニュースをタイマ録画し,頭のなかでその「音」が再現できるまで,なんども聴けばいいです。それを自分の発音(自分に聞こえる自分の声は実際とはすこしちがいますが)と比較しながら,発声器官を調節するすべを習得するといいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり地道に頭の中の回線を太くしていくしかなさそうですね。 参考になりました。
- 中京区 桑原町(@l4330)
- ベストアンサー率22% (4373/19606)
お礼
回答ありがとうございます。 大変具体的で参考になりました。 リンクもブックマークして繰り返し見直すことにします。 有益な情報をありがとうございました。