- 締切済み
火山の溶岩は、なぜ熱く煮えたぎっているのか?
最近のニュースで、ハワイのキラウエア火山が爆発的噴火を始めたのを知りました。日本でもこのところ、各地の火山が活発化しており、とても不安です。 ところで火山の溶岩は、なぜ熱く煮えたぎっているのでしょうか? つまりその熱源(地下深くの堅い岩盤を溶かすだけの莫大な熱量)は、一体何でしょうか? 地球が誕生して約46億年という途方も無い時間が経っても、なお衰えない(冷めない)エネルギーの源は、どこに潜んでいるのでしょう。 不思議でなりません。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kknow
- ベストアンサー率18% (16/88)
マントルとマグマが別物というのは嘘ですよ。 マグマはマントルの熱で溶けて上昇してきた物ですから。 マントルがあってこそのマグマです。 地殻変動の摩擦熱というのも適切な表現ではありません。 エネルギー保存の法則がありますから、摩擦熱が発生するためにはそのためのエネルギーが必要です。 仮に地殻変動が理由なら、エネルギーをどんどん消費していっていずれ地殻変動は起きなくなってしまいます。 衝突熱の場合でも、放射性元素の場合でも同じです。 46億年ほとんど変わらず熱を発生し続けていることに矛盾が生じます。 半永久的に続くのは、引力のエネルギーが根底にあってこそなのです。 なお、月は質量が小さいため、引力の影響を受けてもほとんど変性しないことから熱もほとんど発生しません。 その辺の石ころの内部が熱くならないのと同じです。
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
放射性元素の崩壊熱
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
まず、地球内部の「マントル」と地表に噴き出す「マグマ」は別物だと知らなければなりません。 噴火すると出て来るのはマグマです。マグマが熱いのは、おおむね地殻変動(プレートが沈み込んだりしていること)による、摩擦熱が原因です。 なので、日本のように4つのプレートが沈み込んでいる場所では火山が多く、沈み込んでいるプレートの境界(特に摩擦が大きい)線にそって、火山は集中しています。 マグマは熱が溜まると周囲の岩石を融かして膨張(増加)して地上に吹き出しますが、地球誕生以来の年数で言えば、「すぐ冷えます」。冷えて体積を失い、陥没して「カルデラ」になります。 マグマは、地球誕生以来、ずっとそこにあるわけではないのです。 ちなみに冷える際、金などが割れ目に蓄積されるので、日本は世界有数の金産出国となっています。 > 地球が誕生して約46億年という途方も無い時間が経っても、 > なお衰えない(冷めない) のは、マグマではなく、マントルの話です。 マントルが冷えないのは、地球が巨大だからです。小惑星などの衝突で受け取った熱を保持できているのです。 地球と同じころ、地球と同じ物質から形成されたと言われる月(地球以上に、全球的に熱かった)は、小さいので、地球の引力と太陽の引力のダブルでひっぱられていますが、すでにマントルは冷えて固まっています。完全に個体だから、月は地球に同じ面を見せて公転し、揺らめくことさえしません。 地球よりは小さく、月よりは大きい火星は不明です。深部にはまだマントルと同じものがあるかもしれません。でも、地表近くにはありません。 地球がいまだに熱いマントルを持つのは、大きさが十分に大きく、断熱剤の役割をする地殻が厚かったかったからです。
お礼
「小惑星などの衝突で受け取った熱を保持」ですか? 断熱材(地殻)が厚い。 あとどれ位、持つのでしょうか?
- kknow
- ベストアンサー率18% (16/88)
元をたどれば、引力です。 惑星は常に太陽などの他の天体の引力に引き寄せられており、それにより形状が変化しています。 形状が変化することにより摩擦熱などが大量に生じ、内部が超高温になるわけです。 つまり、引力のエネルギーが熱に変換されていると言えます。 なので、引力がある限り、永遠に尽きることはありません。
お礼
そうですか? 引力?すごい 永遠なら、安心できますね。
Wikipediaで「地熱」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%86%B1 を調べると書いてあります。
お礼
どれが真実なんでしょう。 これは、前に一度聞いたことが有ります。 例えて言えば、「原子炉もどき」でしょうかね。 それにしても約46億年ですから、よく続きますね。