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寄付金控除を別途受けている場合のふるさと納税
寄付金控除を毎年受けています。寄付金額は15万円程度です。 この場合、ふるさと納税の控除限度額に影響はありますでしょうか。 また、ワンストップ特例の申請はできるのでしょうか。
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寄附金控除には、所得税からの控除、住民税からの基本控除と特例控除の3つがあります。 それぞれ寄附金控除の上限額が決められています。 (1)所得税 総所得金額等の40% https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1150.htm (2)住民税の基本控除 総所得金額等の30% http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/79172_2_kojin.html (3)住民税の特例控除 個人住民税所得割額の20%(ただし、これはふるさと納税だけに適用されます) http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html まとめると、(1)(2)はふるさと納税を含むすべての寄附金の合算額で上限額以下かどうか判定します。上限額以下であれば、ふるさと納税の上限額は(3)で決まります。つまり、(1)(2)の条件を満たしていれば、他の寄附をしても、ふるさと納税には影響ありません。 なお、ふるさと納税以外で寄附金控除を受けるためには確定申告が必要です。確定申告する人はふるさと納税のワンストップ特例を受けることができませんので、結局のところふるさと納税も確定申告しなければなりません。
お礼
ありがとうございました。知っている人が周りに誰もいなかったので、教えていただけて助かりました。