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アルミ合金へのボルト締付について
- アルミ鋳物にボルトをオーバートルクで締めた結果、座面が陥没しました。
- 被締結物の長さが30mm以上あり、再度適正トルクで締めることを検討しています。
- ボルトのゆるみにはどの程度の影響があるのでしょうか?
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>締め直すトルクで被締結物の材質をアルミ合金として軸力を算出すればよいということですよね? 内力係数の話をされいるのであれば、その通りだと思います。 ところで、もともとのトルク設定や締め付け条件は適切だったでしょうか? 軸力は、締め付け座面の寸法や締め付け条件に大きく左右されるので確かなことは言えませんが、12.9Tのボルトでも18n・mだと条件によっては塑性域に入っていてもおかしくありません。 それに、わずかなオーバートルクで0.3mm座屈しているとすると、トルク係数が高い条件だと言えますし、座面面積も不足気味かもしれませね。 それに、その軸力が必要と言うことは、大きな外力がかかる部位だと思いますので、今一度締め付け条件の検証をされることをお勧めします。
どの様な締め付け条件か、また締結部の荷重条件がどういう状態かによって影響度は異なると思いますが、以下一般論としてコメントさせて頂きます。 通常の2倍程度のトルクで締められているとおもいますので、ボルトは確実に塑性変形しています。同じボルト交換していないのであれば、外力に対する緩みタフネスはほとんどないと考えるのが自然でしょう。 ボルトを交換すれば、被締結物の座屈はそれほど気にしなくて良いと思います。(ボス部全体の強度が十分であれば) その次に心配なのは、メネジへのダメージですが、これもねじ込み長さによって状況が変わってきます。 いずれにしても、軸力を実測あるいは予測されて、対応を検討される必要があると思います。
補足
回答ありがとうございます。 情報不足ですみません。 ボルト自体は強度区分12.9,メネジは調質鋼部に加工していまして,それをアルミ合金の被締結物で挟んでいる状態です。 ボルト・メネジに対しては締付けトルクは適正だと判断して締付けていました。 軸力の予測をしようとすると被締結物の座屈を考慮してくてもよいのであれば 締め直すトルクで被締結物の材質をアルミ合金として軸力を算出すればよいということですよね?
お礼
ありがとうございました。 再度締め付け条件の確認をしたいと思います。