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MOSFET/IGBTゲート駆動における絶縁判断基準とは?
- 常用電源から絶縁されている二次電源を使用してブラシレスモータを駆動する際、MOSFET/IGBTゲートの駆動には絶縁が必要かどうかを判断する基準を知りたい。
- 二次電源の電圧はDC60Vで、TI社のLM5100Bを使用する予定で非絶縁の設計ですが、絶縁が必要な場合はどのくらいの電圧が必要か知りたい。
- 絶縁が必要な場合、TLP350を使用する予定で、他にも絶縁DC-DCが必要となる。コメントを頂きたい。
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テキサス・インスツルメンツ(TI)の電動自転車ソリューション http://www.tij.co.jp/solution/jp/e_bike 絶縁付き 1kW/36V パワー・ステージ、電池駆動園芸および電動工具のブラシレス・モーター用 http://www.tij.co.jp/tool/jp/TIDA-00285 非絶縁 3相、ブラシレス/PMSM 高電流モータ制御ソリューション、InstaSPIN ソフトウェア付き http://www.tij.co.jp/tool/jp/TIDM-THREEPHASE-BLDC-HC-SPI-INST 非絶縁のようでも 「絶縁型の SPI および CAN インターフェイス」 なのでCPUとは絶縁するみたい ところで本件の用途は? 電動自転車とか電動車椅子とかの人が乗車するもの? オモチャのドローン? 産業用ドローン? 想定市販価格は? 想定市販価格100万円の産業用ドローンに1個100円ケチってもねぇ 想定市販価格1万円のオモチャのドローンでは1個10円のコストダウンは大きいか? 万が一の事故が起きてしまった時に http://akizukidenshi.com/catalog/contents2/buy.aspx // 弊社販売の商品を、医療機器、軍事機器、重工業設備、航空宇宙機器、交通機関、信号機、金融関係、原子力、兵器、防犯設備、 // 人の手の及ばない場所で長期間にわたり連続して電源を入れて稼動させる用途等、 // 商品が引き起こす不具合が人命の安全をおびやかしたり、大規模事故、損害、過失責任を引き起こす等、2次災害を引き起こしたりその可能性を持つ用途に使用しないで下さい。 と、言いきって逃げれるのか?否か?
LM5100Bの仕様を参照すると、耐圧は、絶対最大定格で100Vあるようです。 この点だけからみると、電源電圧60Vのハーフブリッジ回路のハイサイドを 駆動するのに更に別建てで絶縁手段を設ける必要は無さそうに思えます。 ご懸念になっている事柄を示していただければ、もう少々検討することが できるかもしれません。 >二次電源の電圧は何Vから必要 LM5100Bの場合は、チャージポンプ方式で、ローサイドの電源電圧をハイサ イドに汲み上げるので、ローサイドの駆動電源電圧と、ハイサイドの駆動 電源電圧は、自動的にほぼ同等になる仕掛けのようです。 もし、ハイサイドの駆動回路を絶縁の仕様とした場合は、ローサイドの駆動 電源電圧と同じで所要の絶縁性能をもつ、フローティング電源を準備する ことが適切と思います。 >更に別建てで絶縁手段を設ける必要は無さそうに思えます。 お手元のPCで制御系を組み、パワーを扱う主回路系は商用交流から非絶縁の 回路で供給しているような場合は、制御系とパワー系の絶縁が必要な場合 があると思います。 どこに絶縁手段を設けるかは、回路設計の考え方次第です。常識的には、 MOSFETの駆動回路に絶縁手段を設けるよりも、制御系からパワー系への 信号伝達部に絶縁手段を設けるほうが安上がりのように思います。