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モータの周波数による違いとは?
- モータの周波数による違いとは何でしょうか?
- モータの内部構造は周波数によってどのように変化するのでしょうか?
- モータ定格の周波数が異なる場合、何に注意する必要があるのでしょうか?
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う~ん、経験が浅い人への説明ですか。 他の回答者さんの記載の如く、モータの内部構造に違いはありません。 これは、最近では、国内メーカーでも国際規格にて家電を製作するようになりましたが、 小生がバリバリの現役の頃は、髭剃りならブラウンを持って、海外出張に行っていました。 何故かと云いますと、200V50Hz、200V60Hz、220V60Hzの電圧等の仕様の国が多く、そこでも 使えるからです。(使える≒モータが同じなので、その内部構造に違いはありませんとなる) それで、製品がモータの回転数に由来するものであれば、国内の家電の如く ◆ 100V 60Hz仕様、4P(極)モータ使用なら、 1800rpm → 効率損失で、1750rpm 減速機等 既定の回転数にする ◇ 100V 50Hz仕様、4P(極)モータ使用なら、 1500rpm → 効率損失で、1450rpm 減速機等 既定の回転数にする にて、回転数を調整する媒体が異なっていました。(過去となっている物が多い) 関西家電仕様と、関東家電仕様とに分かれ、特に回転由来製品は、乗り越え使用ができない となっていました。 最近は、半導体関連の発達で、“回転数を調整する媒体”を統一し、スイッチを切り替え、 周波数変換にて、50Hzでも60Hzでも使えるようにしているが主流で、管理等のコストと、 商品価値向上を含めると、コスト的に有利が理由で、そのようになっています。 だから、モータの内部構造に違いはありません。 海外は、日本ほどモデルチェンジしないので、スイッチ切り替えの割合は低いかも。
ACモータだと思いますが、一口にモータといっても同期電動機、誘導電動機 など様々あります。基本的には周波数によって構造が異なることは、ありま せんが、周波数によって同期回転数に差が出ます。たとえば4極モータの場合 これは50Hzで1500回転/min,60Hzで1800/minです。一般には熱的な裕度を持っ て設計するので、特に問題にはなりませんが、回転数の差異により冷却特性が 異なるので、過負荷運転には注意が必要です。50Hzで使用すると巻線のイン ピーダンスが小さくなる分だけ電流値があがるので、熱の発生も60Hzの場合 より大きくなります。したがって設計裕度の小さいモータを使用する場合は 60Hz用を50Hzで使うことは勧められません。
お礼
有り難うございました。
モータの内部構造に違いはありません。 同一の仕様に設計したハードウェアに対して、3重の定格を付与している 表記です。 疑問点を解消することができたか、心許ないQ&Aでしたが、 後続の質問が投稿されて、回答の方向が間違っていないことを 確かめることができたと思います。 スッキリしないことが残っているようならば、追加質問して下さい。
お礼
有り難うございました。
お礼
有り難うございました。