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亜鉛メッキ処理で寸法変化
- 材質S45Cを使用し銅のロー付けを施した後に調質した部品が、亜鉛メッキ処理後に鉄素地全体が0.1mm縮んでしまいました。原因がわからず困っています。
- 亜鉛メッキ業者に依頼した際、前処理に通常の酸洗いとキリンス処理を施していましたが、この処理が原因で寸法が縮んだのか疑問です。
- 詳しい方がいらっしゃいましたら、亜鉛メッキ処理での寸法変化の原因を教えていただけると助かります。
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投稿内容ですが、元々ではなかったエビデンスの検査成績書はあるのでしょうか? 量産品で、数が多ければ、話しはかんたんなのですがね。 それなら、浸漬時間ミスでしょう。 忘れていたのかもしれません。
異常発生をメッキ処理ときめうちしているように感じますが メッキ前の寸法検査はいつの段階になるのでしょうか? また、異常発生ロットにおける異常の割合がどの程度か? 手持ちのメッキ前の品というのも異常発生と同一ロットなのか? ワークに穴が有る場合、穴も0.2mm広がっているのか? といった情報が欲しいところです。 というのも0.1mmの減肉の場合、1cm^2辺り31mlの水素が発生します。 これは相当な発泡になると思うので通常であれば異常に気づくと思います。 個人的には 1.機械加工の失敗品が間違って流出 2.熱処理の失敗で歪み発生 上記の順で確率が高いのではと思います。 酸洗で縮小が発生した場合、ローの部分が0.1mm浮き上がっていると 思いますので確認が出来ると思います。 電気亜鉛めっきなら爪で引っかかりを感じるはず。 溶融亜鉛メッキだと確認は厳しいかも。 (SEM等で蛍光X線のマッピングをとる必要性有り。) あと、角部が丸くなっていないかもポイントです。
お礼
ご回答有り難うございます。 手持ちのメッキ前品は、硬度を測定したサンプル5個ですので同等品に間違いないです。 外観も溶けたような様子はなくエッジ部も変わりありません。 内径の変化は9.2が9.3に外径が13が12.9になっていました。 200個全て同じ状態でした。
>鉄素地全体が0.1mm縮んだ・・・・ もとの寸法 何mmが 0.1mm縮んだのでしょうか? もとの寸法は、ロウ付け部分を含むのでしょうか/鉄素材だけでしょうか? 回答(2)さんご指摘の “ロウが溶けて動く”“調質という言葉が表す処理の内容”が気になります。
お礼
ご回答有り難うございます。 焼き入れ焼き戻し(調質)の後に硬度測定(HRC30)をしたサンプルが手元にあるのでそれと比較し内径φ9.2が9.3に外径13が12.9に変化しています。200個全てが同じ寸法でした。
>材質S45Cを使用し銅のロー付けを施した後に調質した部品 銅ロウが溶ける温度は品種によるが凡そ800℃。 S45Cの調質は820℃以上に上げるので、ロウが溶けて動いてしまう。 調質による歪、変寸も形状によっては起こりえる。 調質のコトバが合ってます? メッキでの酸洗、キリンスによる減寸に疑いのまなこな様子あるが考えにくいです。浸けたまま昼飯にしたとかの作業不良。 0.1も減寸すると面が荒れるので、メッキしても目立つはず。 鉄を硝酸に浸けると“不働態膜”が生じ腐食が進まなくなるが、キリンス処理は硫酸を混ぜるから腐食されると思います(自信なし)。 きつい処理で秒単位なので間違いは生じにくいはず。 酸洗は比較緩やか。マイルドさを狙う液では <浸けたまま昼飯> ぐらいでは大丈夫かも。
お礼
有り難うございます。 メッキ業者の見解待ちです。
補足
ご回答有り難うございます。 面も荒れてないのですが? やはり、異常処理でしょうか? キリンス処理は銅系に施されると聞きましたが、鉄も減寸するのでしょうか? 過去に何度も処理を御願いしているのですがこの事象は初めてです。
収縮したのは何処? メッキの厚さは? メッキの種類? 単純にメッキ処理のみで0.1mm収縮することはないですよ。 収縮した材料は何処へ引っ越しましたか。 又は材料が消えてなくなりましたか。 前処理の工程毎に寸法を確認しては如何か。
お礼
ご回答ありがとうございます。 メッキ業者に調査依頼しましたが満足な回答がもらえません。 メッキ前のサンプルは手元にありますが、素地も荒れていません。
補足
ご回答有り難うございます。 熱処理(調質HRC30)後に硬度を検査したサンプルが5個残っています。 それと比較した値ですが200個すべてが同じように変化しています。 過去に何ロットもメッキ処理を業者にお願いしていますが、この事象は初めてです。