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3Dサーフェス加工での食い込みパスとFANUCの相性について
- 3Dサーフェス加工において、FANUCの古いタイプ(α-T14iB以前)とNXで抽出される加工パスの相性について困惑しています。
- 使用機械はFANUCロボドリル α-T14iB、使用CAMはNX7.5の3軸加工です。
- 3Dサーフェスモデルをボールエンドミルを使用して3軸加工パスを作成したところ、CAM上では確認できない食い込み部が発生しています。FANUCの機械精度に問題はないため、問題は加工パスの組み方やCAM上での加工パスにある可能性があります。NXのサポートセンターで確認しましたが、問題はないとのことです。
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高速高精度機能は使用していますか? プログラムはCNC装置のメモリに入れていますか? 食い込みは凸の頂点or凹の谷底? 中仕上げの時の送り速度は幾らですか? 一度、F1000(時間が許せばF500)で加工できませんか 追加情報拝読いたしました ・仕上げ加工の送り速度を落としても現象に変化なし ・中仕上げ加工では食い込みなし のことから、大雑把に機械系のバックラッシなどのわかりやすい不具合 ではないと推察いたします(もちろんサーボモータとかボールスクリュー とか交換してみないとわかりませんが) 念のため、 ・R0.5のボールエンドミルの振れのチェック(20μm以内にしたい) ・ツールホルダのテーパアタリのチェック(奥アタリならNG) ・機械ベッド支持ジャッキの効きのチェック(甘い個所が無いか) を確認してみてください また、本件、機械との相性で問題を片付けたくはありませんが、明確な 原因がつかめないので、加工機を変更してみることも有効と考えます お役にたてずスミマセン
>>NXのサポートセンターで確認も取りましたが、 パスの組み方や、CAM上での加工パスに問題は ないとのことでした。 目視であなたがパスを確認しましたか? (メーカーは抜けていないといいますよ) サーフェス間に小さな隙間があると抜けます あとは工具径 刃先長さ 送り速度などを教えてください
補足
回答、ありがとうございます。 私自身でもCAM上でパスの確認はしました。 が、該当箇所に落ち込みは見つけることは 出来ませんでした。 フリーソフトのHiraNCでも確認はしていますが、 落ち込んでいないように思われます。 (精度の良いNCビューワーがあればもっと良いのですが。) 加工条件等ですが、書き忘れておりました。 ご指摘ありがとうございます。 材質A5052 工具径はR0.5mm 刃先長さ2.0mm 送りF2000 回転S8000 削り代0.1mm ※中仕上げ加工(R1.0)後の状態確認し、 食い込み箇所に異常はないことは確かなのですが・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 高速高精度機能は使用しております。 (G05.1Q1) プログラムはメインプログラムはメモリですが、 加工プログラムはデーターサーバー経由になります。 加工プログラムが長く、メモリに入らないため。 食い込みは凸凹の頂点・谷底というよりか、 なだらかなR曲面形状で食い込みが出てしまっています。 中仕上げ加工は、R1L8で、0.2残し⇒0.1残し 条件はF2000 S8000です。 Fを落として加工してみましたが、駄目でした。 加工ステップも少しずらして見たりしました。 結果としては、食い込み箇所が若干変化するなどありましたが、 食い込み形状がなくなることはなかったので困っています。 やはり、機械との相性なのでしょうか? 機械をα-T14iB⇒α-T21iDLに変更してみる価値はありますか? エンドミルの振れチェックしたところ、 20μm前後でしたので、10μm程度まで抑えて見ましたが、 効果は有りませんでした。 テーパーアタリについては盲点でした。 あとで調べてみます。 支持ジャッキの効きチェックはしましたが、 特に問題無さそうでした。 納期も迫り埒があかなかったので、 機械を変えてみました。 食い込み部の状態が少し向上し、 ブラスト処理で目立たなくなったので、 取り敢えずお客様には迷惑を掛けずに済みました。 加工プログラムは変えていないのに、 食い込み箇所がズレ、深さも変わったので、 さらに厄介な問題に直面しております。 やっぱり機械保全を勉強し直して、 機械側の不具合を無くさないと、 加工プログラムが原因とまでは言い切れませんね。 ありがとうございました。