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ボールねじと加工精度について
- 同時五軸加工機のZ軸ボールねじを交換することで、機械精度や切削精度に影響はあるのか?
- ボールねじの交換によって新品時と同様の精度を維持できるのかについて
- ボールねじの交換が加工精度に与える影響について
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みんなの回答
ご質問から一週間経過しているのでもう手遅れかもしれませんが... 先ず "購入したばかりの同時五軸加工機のZ軸ボールねじを交換" とは尋常な話ではありませんが、原因は? 例えば、機械をぶつけてボールねじの交換を要するような事態に なっていれば、回答(1)さん記載の静的精度や、主軸の振れ精度 およびベアリングの損傷なども疑われるので、程度によっては 新品同様の精度への復元には相応の手当が必要と考えます。 また、 "スケールフィードバックが付いているので、レーザー測長機を使用して 測定しなくても、精度が確実に出る" なんて抜け抜けと出鱈目を語るメーカの姿勢を疑います。 ボールねじの交換後、位置決め精度測定とピッチエラー補正を行なうのが 常識です。キチンと測定して貰ってください。 (ぶつけたのではなくて、ボールねじの不良で交換するのであれば、 特にきつく要求するべきでしょう)
交換したあと高精度なレーザー測長機を使って精度検査をやるはずです。 ボールねじを交換してテンションを調整し全長でピッチ精度が合うようにするが、地点ごとの変動はピッチ補正で行うので、その値を更新しなければならず、そのためにもレーザー測長機が必要です。 なので仕様書の保証精度が出る。作業の面倒さから費用が高くなるのは致し方ありません。 費用は掛けても測定すべきと思います。現地修理でレーザー測長機をレンタルするならかなりな額ですけど。 ボールねじの交換を要するほどなら、テーブルの真直度直角度にまで及んだ可能性もありその確認が必要。
お礼
早速ご回答頂きまして誠に有難う御座いました。 弊社はスケールフィードバックが付いているので、レーザー測長機を使用して測定しなくても、精度が確実に出ると言われました。 しかしスケールフィードバックが付いていたとしても、レーザー測長機を使用して値の更新や調整を行って、スケールフィードバックが壊れた場合にもボールねじのみで動かして精度がきちんと出る状態にするのが普通かと思いますが、いかがでしょうか?
お礼
ご回答頂きまして誠に有難う御座いました。 そうですか、やはりスケールフィードバックが付いていても、 位置決め精度測定とピッチエラー補正は必須ということですね。 自分はそう思うのですが、メーカーの方が問題無いというので、ほかの方のご意見が知りたかったのです。的確にご助言頂きまして誠に有難う御座いました。 >新品同様の精度への復元には相応の手当が必要と考えます。 自分もそう感じています。購入したばかりでもボールねじを交換した時点で新品とは言えませんよね。 おっしゃる通りしっかり要求したいと思います。 有難う御座いました。