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寸法公差積上げ時の幾何公差について
- 寸法公差と幾何公差の違いを理解しましょう。寸法公差は個々の部品の寸法のばらつきを表し、幾何公差は部品同士の位置関係のばらつきを表します。
- 寸法公差には正確な数値がありますが、幾何公差には一定の許容範囲があります。このため、幾何公差に対しては設計者の裁量が重要になります。
- 幾何公差の加味方法は様々ありますが、一般的には部品同士の位置関係が設計仕様に合致するかどうかを確認するための検査方法を用意します。これにより、積上げ時の幾何公差を確保することができます。
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積上げの個数増えるほど幾何公差も増え、逆に部品公差が厳しくなる。 加味する場合、平方和しかないが(幾何公差の種類限定) 幾何公差の基本を理解する http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20091203/178276/?rt=nocnt データムとは公差域を規制するための基準となる点や線,面。 実際の点や線,面ではなく,理想的なものを想定する。 データムを適用する実際の点や線,面をデータム形体, データムを設定するための定盤やVブロックなど, 現実の物理的基準を実用データム形体と呼ぶ。 組合せると個々部品のデータムがあやしくなるというか、乗っけるだけが組合せでなくボルト締すると消失と言ってよい。 リニアガイドのレール 4.1. ボルトの締付けによるレールの変形 https://www.jp.nsk.com/services/pm_techreport/report46.html なので積上げ部品個数が多い場合、公差累積を断ち切る工夫が必要。 金型の分解図 http://www.nttd-es.co.jp/products/e-learning/e-trainer/trial/jp/press/kiso/e-edition/chapt-04/index041.htm 組立精度に影響無はボルト、スプリング。殆ど無はストリッパボルト。 他は全て影響するが、一々に寸法公差、幾何公差の組合わせ、伝播を考慮するなら収拾不能に陥る。 円筒-平面同時加工で自動的に直角度を確保 組合状態で接着固定 組立後の研削で平面を一括仕上 上下の型合せを済ませた後でノックピン打ち 等々の手段を活用して個々部品の影響を局限する。 それがあるべき設計です。
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中間値法二乗和平方根を使用していました。EXCELシートを作っておけば容易です。大変役に立ちます。小生は幾何公差まで考慮しませんでしたが、幾何公差 にもいろいろあります。重箱の蓋が閉まるか否かを計算していました。 幾何公差が影響する場合は、考慮すればよいと考えます。 公差や粗さは、価格に影響します。必要十分な値を記入してください。 幾何公差の図書もあります。検索してくだい。 以上は、承知しているご様子と推察いたします。 ご参考まで
寸法調整にShimを使うことが良く有ります。 弊社でもNo Thank youですが受注してます。 何時どの厚みのShimが来るか、相手部品次第ですので判りません。 当然材料在庫は常に確保してます。 Shim調整不要の設計をしてください。 Shimなんか、材料費と打ち抜き加工1工程の価格ですので なかなか客先は廃止しませんよ。 困ったものです。
公差の大小は加工コストに反映します。一般には公差の累積は最大と最小を 求め、その範囲で現実的な公差設定は行っていいると思います。 コストを抑えるには、必要以上に公差制限を狭くしない必要があります。 以下参照ください。 http://www.isid.co.jp/news/kiji/2001_9/index.html