- ベストアンサー
熱電対から漏電?
- 電源が入れられた温調器に接続されているシースタイプ K熱電対の測温部(シース部)と、対地間の電圧をカードテスターで測定してみたら AC50~100Vの電圧が表示されました。
- これは、漏電しているという事でしょうか?
- また電対の特性上この様な表示になるのでしょうか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
恐らくかなりの確率で正常でしょう 因みに、熱電対を機械から浮かして温調器の端子も外して 電圧を測ってみましょう それが無理なら(機械が運転中とかで) 熱電対の経路に沿って適当な電線を這わせてみましょう (電線の片側(機械側)は絶縁したまま そして、その電線の制御盤側の心線とアース間の電圧を測ってみましょう 果たして何V出るか? http://www.jeea.or.jp/course/contents/04101/ http://www.m-system.co.jp/mstoday/plan/mame/b_electric/9712/index.html http://www.murata.co.jp/products/emc/knowhow/basic/chapter04/index01-02.html http://hide-radio.com/dist_ele_txt4.html
その他の回答 (6)
回答(1)様 割り込み質問にご丁寧なるご回答ありがとうございました。 各サイト確認の上、勉強させていただきます。 質問者様/他回答者様 脱線質問申し訳有りませんでした。 (4)より
お礼
いえいえ、勉強になりました。
回答(1)です 回答(4)さんの追加質問「接地型熱電対」に付いて 日本製熱電対のほとんどは絶縁型です http://www.fa.omron.co.jp/guide/faq/detail/faq04856.html http://www.threehigh.co.jp/products/sensor/thermocouple/thermocouple_01.php http://www.analog.com/jp/content/cu_ad4410jp/fca.html 接地型は無いわけではありません 高速応答が要求される場合は接地型を使います http://www.fa.omron.co.jp/products/family/3151/lineup.html 接地型はノイズに弱いとされてますが 必ずしも弱いわけではありません 問題なのは所謂アースの回り込み 誤動作を防止するためには 等電位接地 https://www.eei.or.jp/pdf/D_vol25-5.pdf 必ずしも建屋全体を等電位にする必要は有りませんが 最低限、機械本体と制御盤を太いアース線で接続しなければなりません 問題なのは機械と制御盤の電位が異なる事 (接地型の場合はその電位差が温調器にモロに掛かる) それを防止する為に等電位にします これは温調器に限らずLANケーブルでも同様 http://www.tsuko.co.jp/lan_koji05.html http://www.tsuko.co.jp/pdf_qa/no22_qanda_2.pdf http://www.sekiyu-gakkai.or.jp/jp/kanri/8S-05-2009app.pdf
お礼
有難うございます。 勉強になりました。
誘導の可能性が高いですね。 電源を切った状態で、他のラインとの絶縁を測ってください。 針式のテスターでも若干振ることもあります。
お礼
ご教授有難うございました。 電源切った状態では、AC2~5ボルトの測定値でした。 針式テスターでも、針の振れが確認できました。
すいませんが詳しい皆様に併せてご教示願いたく。 接地形/非設置型のTCの違いで質問者様に発現した状況は変わりますでしょうか。 質問者様には便乗質問ご容赦ください。 TCの補償導線にノイズが乗ってPIDコントロールモータがハンチングするという事例(電気屋さんのコメント)があったためノイズについての考え方を理解したく。
熱電対のシース部と熱電対素子との間の浮遊容量(微小な静電容量) と温調計と熱電対間の配線と対地間の浮遊容量がありますので、 静電誘導現象が発生します。 このため、カードテスターが高い電圧値を示していると考えられます。 これはカードテスターの電圧測定回路の内部抵抗が非常に高いため 指示値が高くなると思います。 昔ながらのアナログテスターがあれば、同じように測定してみて ください。
お礼
ご教授有難うございました。 アナログテスターでも測定してみました。 おっしゃられる通りカードテスターより、測定電圧値が低くなりましたが それでも、AC80V程の電圧がありました。
回答(1)さんに賛同します。 一見、熱電対の対地電圧を測っているように思えますが、 温調器を含めた制御システムの熱電対用入力端子の対地電圧を測っていると 考えた方がいいかも知れません。 温調器を含めた制御システムの電源系、電源ノイズフィルターなどがどのよ うに接続されているでしょうか? 熱電対入力端子の回路構成はフローティ ングされているでしょうか or 信号用用のグランド電位でしょうか? 質問が後先になりましたが、そのシステムは設計どおりの動作をしているで しょうか? 温度制御は正常でしょうか? 正しく働いているならば、おそらく漏電の心配は、ないと思います。
お礼
温度制御は、正常動作しています。 熱電対を取付けた加熱プレートが、ヒーターの電磁誘導で帯電していた様です。 有難うございました。
お礼
参考になるサイトの紹介有難うございました。 熱電対の測定部(機械側)が原因でした。 ベルトヒーターで加熱したプレートが帯電していました。 機械部と制御盤をアース線で接続した事で等電位となり、対地間電圧も無くなりました。 有難うございました。