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エンドミルを使ってS50Cをドライ切削するためには何が必要?
- 初心者が趣味で使うNCフライスにおいて、購入したエンドミルの品質や切削条件に悩んでいます。
- フライスの種類や切削油の使用方法など、さまざまな試行錯誤を経てドライ加工が最適であると考えています。
- ミスミ製品のエンドミルを使用することで、S50Cを効果的にドライ切削することができるのか、教えていただきたいです。
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海外出張より帰国し久々に回答復帰します。 価格的に許容範囲であれば、ミスミのコーティングを施した 超硬エンドミルをご使用することをお勧めします。 コーティングの有無で随分と寿命に差が出ます。 >超硬でも切削油を充分掛けるのが良いと思います。 これは古い考えであり小生は反対します。S50Cでしたら、 切削液は一切不要です。 切りくずが詰まらないようにエアブローすれば十分です。 アルミの場合は、溶着防止のために水溶性クーラントを用いたい ところですが、機械は高回転速度主軸では無いと思われるので、 こちらもエアブローで何とかなるでしょう。 アルミの場合は可能であればノンコーティング品をお勧めします。 >マシニングの動画等を見ると、確かに、ドライで高速加工してる物を >見かけますが、最高回転3600しか出ないフライスでも >切削油無しで可能ですか? > >ドライ加工の条件は、高回転、早送り、切込少しでしょうか? 超硬エンドミルによる炭素鋼の加工条件は、カタログ値通りで大丈夫 です。ドライ加工云々は気にしなくて大丈夫です。 確かに、φ5とかですと3600min-1では少し回転数が低すぎますが、 大きな問題にはならないでしょう。 因みに、刃先交換式正面フライスも、同様にドライ加工(エアブロー) で十分です。
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>切削油 潤滑油と混じるので、使わない方が良い 潤滑油へ切削油が混ざるとゴミ(切粉)が悪影響するが、それはないはずです。その逆は起こっても支障ないです。 ノガ ミニクールで霧状にするとかドライでよいのは、超硬、高速、小切込みの場合。ハイスで切込みを大きくすると冷却が追いつかず、温度が上がりすぎます。 エンドミルはハイスで良いと思います。 コスト優先で標準品でよいかと。金色のTiNコーティングは耐久性あります。 フエースミル(正面カッタ、フルバックカッタ)は大きめの平面仕上げに無いと不便。超硬の角チップで角数分だけ切刃更新できて交換。 http://www.hitachi-tool.co.jp/j/products/new/pdf/afe45.pdf 主軸が弱そうなので大径は無理でφ60とか80。切込みは2?以下。 鋼、鋳物、SUS、アルミなど材質別にあるが汎用としてなら鋼用。 超硬でも切削油を充分掛けるのが良いと思います。 ドライでは切粉排除のためエアー吹きが必要。ノガ ミニクールを使った方が仕上がりはキレイになると思います。回転と送りを早くして切込は小さくする。 >ハイスφ10でF120ですので時間がとにかくかかりすぎ 粗取り用にはラフィングエンドミル(ギザギザで切削抵抗が偏らずビビリ少)を使う。機械剛性をにらみながらエンドミル径を太くする。 フライスなので工具選択を利かしにくいが、それでも粗仕上げと工具を分けて加工する方が早い。 削りシロを小さくする工夫。材料でのガス切り、ノコの併用とか。 数を造るなら外注化の検討(機械勝負になるとヤマト魂では勝てない) >推奨 Ad=0.5Dで回転数1750回転、送りが220mm/min ムクへの溝掘りなら標準的でしょう。 側面仕上げにおいて軽負荷にしても、ハイスでは制限があって回転数はあまり超えられません。超硬の場合は軽く早くが原則。 >ラフィング使うと荒加工では全然違うものですか? ビビリが減って無理が利きます。
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早速のアドバイスありがとう御座います。 潤滑油に切削油ではなく、切削油に潤滑油です。 切削油に潤滑油が大量に混入しない限り問題ないのであれば、 切削油ポンプを使った方が良いですね。 フエースミルは、φ50と63を持ってますが、63でも45Cを1?以上 切込むと振動が出るくらい弱いです… >エンドミルはハイスで良いと思います。 コスト優先で標準品でよいかと… コスト優先だとそうなりますが、今現在試作している物が完成次第、 販売用を作りたいのですが、 1個作るのに半日かかります。 ハイスφ10でF120ですので時間がとにかくかかりすぎてるので、 出来たら速さ重視に変えたいのです。 なおかつ、ドライで切削したいので、この場合は、超硬にした方が いいでしょうか? 再度、ありがとう御座います。 >回転と送りを早くして切込は小さくする との事ですが、今日購入したミスミ製のハイスエンドミルの 推奨切削条件が、TiCNコート粉末ハイスφ10で、 溝切削の場合、Ad=0.5Dで回転数1750回転、送りが220mm/minです。 この場合、回転・送り・切込みはどの程度にするのが、 「回転と送りを早くして切込は小さくする」になるのでしょうか? 状態や音を聞きながら調整になるのだと思いますが、 そのような事を試した事が無いので参考にしますので 教えてください。 ラフィングは使った事がありませんが、 良さそうなので、本日ハイス品を注文してみましたが、 ラフィング使うと荒加工では全然違うものですか? 再度、回答ありがとう御座います。 ハイスは無理できない物なんですね。 ハイスのラフィングが今日届いたので、 次回早速使ってみます。 何度もありがとう御座いました。
アルミ位なら エアーだけで充分です NT40なら 一本スローアウエイを買って http://www.monotaro.com/p/4085/5622/ 後は超鋼かな http://www.monotaro.com/g/00262976/ まあ、ミスミもいいけど 趣味ならモモタロウで充分だと思う 私も NCフライスほしいです
お礼
早速のアドバイスありがとう御座います。 アルミってエアーだけで十分なんですか? アルミこそ切削油が必要かと思っていました。 スローアウェイタイプのエンドミルは1本持ってますが、 径が16ですので、あまり出番がありません…が 1番勝手が良いです。 モノタロウの物はミスミよりも少し安いだけで、 耐久性が無いとコメントがあるので、 止めとこうと思ってます。
お礼
回答ありがとう御座います。 >これは古い考えであり小生は反対します。 マシニングの動画等を見ると、確かに、ドライで高速加工してる物を 見かけますが、最高回転3600しか出ないフライスでも 切削油無しで可能ですか? ドライ加工の条件は、高回転、早送り、切込少しでしょうか? アルミはノンコートが良いんですね! 最初の頃、アルミを削りましたが、コート品で すぐ溶着したので、アルミは難しいと思いましたが、 コートが原因だった可能性もありますね… 次回は、ノンコートで試してみます。 本日、コーティングの超硬を使って、 推奨切削条件通りで試しました。 ラム型フライスですので、溝の切込Ad=0.2Dは辛かったですが、 0.15だと大丈夫でした。 終わった後、エンドミルをチェックしましたが、 全然大丈夫な感じでした。 後は、持ちが極端に悪くなければ、コーティング超硬を使う事に決めました。 刃先交換式正面フライスは、切削油は使わない、使うと割れるって 色々なサイトでも書かれてるので、知ってましたが、 超硬エンドミルの方は、触れてないので分かりませんでしたが、 回答のおかげで自分的には勝手の良い加工方法が出来ました。 ありがとう御座いました。