- ベストアンサー
旋盤回転センター治具のベアリング公差
- 木工旋盤に取り付ける回転センターの治具製作を検討しています。回転センター側とテーパー側の部品をベアリングを介して接続する形です。
- 内輪のしまりばめは圧入か軽圧入、外輪のすきまばめは圧入か軽圧入の方が良いのでしょうか?また、ベアリングの内径/外径の公差についても調査中です。
- 6904(0級)の場合、ベアリングの内径はφ20 +0/-0.010、外径はφ37 +0/-0.011 となります。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
本件の場合は精度が良すぎて問題に成らないと思いますので、ご存知の通り内輪と外輪をしまりバメの方が負荷を受けた場合は精度のすきまバメと差が出ます。 治具は全て加工品に影響しますので、精度の良いものを製作することを御進めいします。 JIS規格ではしまりバメ交差は何種類も有りますので、私がよく使用する交差は右記です。 軸=φ20mm p6 +0.0035 穴=φ47 P6 -0.0021 +0.0022 -0.0037 挿入方法は圧入と焼きバメと冷やしバメの3種類ありますが、内、外輪しまりバメの場合圧入は避けた方が良いと思います。以前アメリカで仕事をしていた時に会社に専用の低温加熱炉と冷却庫が有りましたが、日本では持っている会社は少ないと思いますので、私が日本で行なっている方法は、軸は冷凍庫(一番低い温度に設定)に入るならばいれて冷やす、入らない場合は樹脂の袋に入れて氷で全体を冷やす。小さい部品のときはドライアイスを使用することが有りますが、本件の場合は必要ないです。ベアリングは袋に入れて80℃(焼きバメ120℃以下が望ましい)位のお湯の中で暖める。 センタ-側部品(外輪用穴付き)を料理等で使用いる耐熱樹脂の袋に入れて100℃位のお湯の中にいれて暖める。穴径は大きいのと常温のベアリングとの温度差が大きいので、ベアリング側を冷却する必要が無いと思います。 鉄の熱膨張率は1M(20℃時)の棒で温度1度上昇時 11.8μ伸びるので、 内輪は 0.015位隙間 外輪は 0.03mm位の隙間 で出ると思います。 注意点: 挿入後外すのは難しいので、組立のタイミングに注意した方が良いと思います。 参考資料: 1) SUS材の場合熱膨張率は1M(20°時)の棒で温度1度上昇時 約14.7μ伸びる。 2)しまりバメとすきまバメの間に中間バメもありますが、本件の場合しまりバメの方が良いと思います。 少し参考に成れば幸いです。
- 参考URL:
- http://fac9999.web.fc2.com/
その他の回答 (3)
再出です。 回答(3)だとある条件で、内輪と軸が滑り最悪焼付き、更にメンテナンスが悪くなります。 素人さんは、気を付けましょう。 そして、オーソドックスな手法を用いましょう。
ふつう ハウジングに圧入 軸は隙間にしいないと メンテが大変 http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%99%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%8A%9C%E3%81%8D&hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP360JP360&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=6E8sUrPjO4SMlQWGpYGQAw&ved=0CAkQ_AUoAQ&biw=1034&bih=548
お礼
回答ありがとうございました。
NTNやNSK、等のベアリングカタログを確認しますと、内輪回転と外輪回転、又荷重の質にて、 公差をどのようにするかを記載しているので確認してください。 ハウジングと外輪や、軸受と内輪が滑らないように、外輪とボールと内輪が転がるように 公差が決まっています。 そして、ガタを最小限度にするように。 それ以外に、公差設定をする場合がありますが、これは内輪や外輪の若干のテーパーも 考慮した内容なので、木工では不要でしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 資料参考にさせていただきます。
お礼
回答ありがとうございました。 参考になりました。 理想は圧入かと思いましたが、組立性も考慮して 外径はφ47 JS6(±0狙い)、内径はφ20 m6とし ハンドプレスで組立しました。