- ベストアンサー
S45C硬度について
- S45C硬度についての調査結果によると、熱処理HQ-Tでの硬度はHRC32〜36、熱処理HTRでの硬度はHRC22〜26であることが確認されました。
- 焼入焼戻の処理によってS45Cの硬度は上記よりも高くすることが可能です。
- また、熱処理HTRは調質ではなく、別の処理方法であることが分かりました。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
どちらも出来ます。 S45C は焼入性が良くないので上限は HRc55。またサイズがφ100相当厚を越えるものには不可能とか制限があります。 調質を御存知なので話が早い。これは >調べてみたらもっと硬度が高かった の焼入れをした後、そのままでは強靱性が乏しく脆さがあるから焼戻しする処理。硬さも落ちる。 素材段階でも行うが形をなした加工後も同じく出来る。 注意点は加工することにより厚さが不均一となって割れが起きやすいこと。板の縁に穴加工するだけでも割れることあり(対策もある) もし起きても加工屋さんに被せられたら困るので、そのままお返しすると宣言しておく。。。 ? S45C 熱処理HQ-T HRC32~36 ←焼戻温度500℃付近。少し脆さが残る ? S45C 熱処理HTR HRC22~26 ← 〃 600℃付近。一般的な処理。 HTRは何の略か不知。他の処理に焼準(焼均し)があるが、それでは出来ない硬さなので調質だと思うが確認要るかも。
その他の回答 (1)
? S45C 熱処理HTR HRC22~26の方が一般的な(従来からの)焼入れ/焼き戻しに近いです。 調質は、もっと硬度が低いです。下限域はHRCで指示できない範囲になります。 URLを参照してください。 そして、φ37mm以上は焼入れ性から不適合の径となります。 ? S45C 熱処理HQ-T HRC32~36は、焼戻し温度が低い=殆ど焼戻ししていない状態です。 ですから、焼入れのみの物と性質が良く似ています。
お礼
詳しいURLまで貼り付けて頂き、有難うございます!! 調質はもっと低いんですね。。。 やっぱり客先と熱処理屋さんに?の方は相談してみます。 ?は焼入だけでHRC32~36位しか入らないって事ですか。。。 こちらも熱処理屋さんと相談してみます。 あまり熱処理屋さんと付き合いがないので、上手く聞けそうになくこちらで相談させて頂きましたが、大変助かりました。 有難うございました。
お礼
分かり易いご回答有難うございました。 (品物の寸法等、情報が少なくスミマセンでした) 焼戻しの意味がよく分かりました!! そして割れが起こり易い事も・・・弊社では研磨加工での仕上げだけですが、一応客先にも話をして了解を得てから処理に出します。 どちらも可能という事であれば、熱処理屋さんに見積り依頼してみますね。 本当に有難うございました ( ^ω^ )