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はんだ後の洗浄における洗浄シミの問題と対策方法
- 金属部品にハンダを盛り付けて溶融していますが、洗浄後に茶シミが発生します。仕上げリンスの純度が衰えている可能性があります。イオン交換樹脂を交換することで茶シミの発生を抑えることができます。
- 洗浄方法は以下の通りです:1. 準水系洗浄剤(パインα)を使用した循環式洗浄機による洗浄(液温:60℃)2. プレリンスによる水道水での洗浄(温水:50℃)3. 仕上げリンスによる純水での洗浄(温水:50℃、イオン交換樹脂を使用した溜め槽循環式)4. 真空乾燥器による乾燥(設定温度:80℃)
- 洗浄後に茶シミが発生する原因は、仕上げリンスの純度の衰えによるものかもしれません。イオン交換樹脂を交換すれば茶シミの発生は抑えられる可能性があります。また、イオン交換樹脂の伝導率計は正常に作動しているようですが、使用から10数年が経過しているため、交換の時期を考慮してください。茶シミを軽減させるためには、仕上げリンスの純度を確保する方法が有効です。
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御免なさい。PCを終了させ、再立ち上げし、ログインしました。 仕上げリンス ┌─┐ ┌─┐(4面オーバーフロー) ↓┃│ │┃↓ ┃ ┣━【導電率計】┐ ┃ ┃ ↓ ┃ ┃ ┃{洗浄部品} {洗浄部品} {洗浄部品}┃≪均一なアップフロー≫ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍┫(整流板) ┃ ┃ ┗━━━━━━━┓ ┏━━━━━━━┛ ┃↑┃ ┃│┃ ┃│┃ 純水供給 にて、リンス水が奇麗になった(純水に近くなった)ことを確認する必要があります。 プレリンスも、精度が低い導電率計で、似た確認をする場合もあります。 オーバーフロー水を回収 ⇒ イオン交換樹脂 ⇒ 伝導率計 ⇒ 純水サプライ では、イオン交換樹脂を通った水が奇麗になった(純水になった)確認だけです。 オーバーフロー水を回収した水が奇麗になった(純水になった)ことを確認しないと、 リンス確認はできません。 オーバーフロー水を回収する配管の汚れもあるので、導電率計の回復に時間が掛かります。 ですから、直近の槽(BATH)に枝管を作り、その排液の導電率計を確認するのがベストです。 槽(BATH)の材質は、非粘着性(汚れが付着し難い)テフロン系か高分子量の樹脂等々が 良いのではないでしょうか。 不純物のないリンス液(純水)を蒸発させると、何も残らないのでシミ等はでません。 貴社部品の詳細内容やスチーム洗浄の詳細仕様は判りませんが、効果はあると思います。 http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%82%84%E3%81%BE%E3%80%80%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=ie7&rlz=1I7ADFA_jaJP369&redir_esc=&ei=8GvIT42JBsqZmQXR_cXqDg#q=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A4%E3%83%9E+%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0&hl=ja&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&rlz=1I7ADFA_jaJP369&prmd=imvns&source=univ&tbm=shop&tbo=u&sa=X&ei=8GvIT4OXIK_5mAXiq8WVDw&ved=0CJoBEK0E&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&fp=410fbe086057bcb1&biw=884&bih=570 ( ↑ スチーム洗浄の製品類 ) 貴洗浄設備の改造や洗浄プロセスや時間の見直しをしないで、目視確認で『シミ』が見つかった ら、スチーム洗浄でその部分だけ拭き取る使用方法もよいとは思います。 ですが、せっかく設備を保有しているのだから、簡単な改造(BATHへの導電率計の取付)を した方がよいと思います。 目視確認で『シミ』が見つかったら、スチーム洗浄でその部分だけ拭き取るは、 目視確認もれで、『シミ』が付いた物が客先納品の可能性も大だからです。 似たような内容に、『フラックス洗浄』があります。 ウエハを使用した、枚葉(一枚づつ)の洗浄もあります(主流です)。 ネット検索し、概要を確認し、参考にしてみてください。
再出です。 > 不純物のないリンス液では、やはり茶シミなどが発生する可能性は低いと言うことでしょうか。 YESです。 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣╍╍╍╍┫ ┃ ┃ ┗━━━━━━━┓ ┏━━━━━━━┛ ┃↑┃ ┃│┃ ┃│┃ ━━━┃┃┃┗┗┗┛┛┛┓┓┓┏┏┏┳┻╋┣ ╍╍╍╍╍╍┉ ごめんなさい。PCが調子悪くなったので、途中終了します。
イオン交換樹脂は水中に溶けた塩分などを取除くが、イオンでない有機物や微粉末のゴミはパスしてしまうので、それはフィルタ(活性炭)の役割。 これどうでしょう? >イオン交換樹脂に取付けられている伝導率計では正常に作動 伝導率計の劣化は鈍る方向になります。つまり低いものを高く表示してしまうこと。 直接水道水を入れても、純水に微量の塩を溶かしたもので確かめること(校正)はできます。 >10数年前に購入したものなので大丈夫なのかもわからない それほど劣化しないはずです。 なので純水を入れ替えるのが一番の対策かと 茶シミとはパインαそのものか、錆が濁ったものかと思え、取り敢えずは成分分析するまでもないと思います。 溶剤に溶けるなら、色からしてもパインαそのもの、または洗浄対象のフラックスでしょう。 この場合のフラックスはいわゆる『ヤニ』であるのかどうか・・・
補足
ありがとう御座います。 茶シミといっても錆びでは無く。アルコール等を綿棒に湿らせて拭くと取れてしまうシミなんです。後工程で真空乾燥器に入れていますので水分が飛んで 蒸発した感じのシミになります。 何かありましたらお教えください。
1.準水系洗浄剤(パインα) 循環式洗浄機 液温:60℃ 2.プレリンス 水道水 温水:50℃ 3.仕上げリンス 純水 温水:50℃ イオン交換樹脂 溜め槽循環式 4.真空乾燥器 設定温度:80℃ にて、洗浄が上手くいっていないのでしょうね。当然ですが。 1.の洗浄剤で落ちていない。 洗浄時間が短いか、超音波やブラシ等の製品にダメージを与えない物理的洗浄を加える。 2.のリンスで落ちていない。 洗浄時間が短いか、水流不足か、槽にデッドゾーン等がありリンスできていないのか、 製品にダメージを与えない範囲で温水温度を上げリンス効果を上げる。 3.の仕上げリンスで落ちていない。 洗浄時間が短いか、水流不足か、槽にデッドゾーン等がありリンスできていないのか、 製品にダメージを与えない範囲で温水温度を上げリンス効果を上げる。 等々が考えられます。 > 原因は仕上げリンスの純度が衰えているのでしょうか? > … や、 > ちなみにイオン交換樹脂に取付けられている伝導率計では正常に作動しています。 > ですが10数年前に購入したものなので大丈夫なのかもわからない状態で使用しています。 の記述がありますが、 小生なら、仕上げリンス槽に導電率計をセットし、オーバーフローリンス仕様でその液を 回収し、イオン交換樹脂を経由して…の循環にする。 仕上げリンス槽の導電率計で、シミの原因の不純物ないリンス液(純水)確認ができ、 仕上げリンス完了の確認ができたことになります。 できれば、2.プレリンス にも精度が低い導電率計で確認を取った方がよいです。 > ちなみにイオン交換樹脂に取付けられている伝導率計では正常に作動しています。 > ですが10数年前に購入したものなので大丈夫なのかもわからない状態で使用しています。 は、リンス液の確認ではなく、イオン交換樹脂で奇麗にした液(純水)を導電率計で 計っているのではないでしょうか? この質問の次の質問へのアドバイスができない。 界面活性剤で浸透性を良くし、超音波や洗浄物を開閉させながら洗浄する物理的なことを +αでするを記述したいのだが、質問者さんかサイト責任者さん気が付いてください。
お礼
ありがとう御座います。たしかにプレリンスに関しましては濯ぐ程度できちんとした時間などは決めずに行っていました。 温水もパインαの温度と同じぐらいにして見ようと思います。 ちなみに第一洗浄と第三洗浄は超音波+噴流式の洗浄システムになります。 不純物のないリンス液では、やはり茶シミなどが発生する可能性は低いと言うことでしょうか。
お礼
わかり易く説明して頂き、ありがとうございます。 とても参考になりました。 ちなみに純水を使用してスチーム洗浄(市販で売られている掃除機みたいなやつ)を吹き付けるだけでも効果はありますか。