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品質保証部の役割と試験に関する問題
- 品質保証部が試験方法や試験データのまとめに関与すべきかについて、意見が分かれています。
- 寸法や非破壊検査部門が元々の由来である品質保証部において、設計部門が試験を嫌がっています。
- 一方、品質保証部は第三者的な立場で試験方法を確認することで責務を果たしていると主張しています。
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私も質問者さんと同じ品質保証部門に務めております。 >私の考えとしては、設計が考えた試験方法に則って、製造が実施し判定しているのを第三者的な立場で確認するれば責務を果たしているのではないかと思っております。 試験方法を他部署に考え・運用して貰うとき、その試験方法が「妥当であるか」を品質保証部門で判断し、妥当でない場合は、妥当にするべく助言、あるいは協力をすべきと考えます。 また品質保証部門とはいえ、会社が異なれば、求められる仕事も変わります。 弊社の品証は、ISOやらクレームの対応、品質に限らず、工場内の安全対策の妥当性まで面倒をみる始末です。とはいえ、品質と安全は繋がる面もあるので、仕方ないとも思いますが、長く務めると工場全体のことを把握できるメリットもあります。
> 私の考えとしては、設計が考えた試験方法に則って、 > 製造が実施し判定しているのを > 第三者的な立場で確認するれば責務を果たしているのではないか > と思っております。 私の考えは質問者さんに近いですが、 『品質保証部門が試験方法の検討に一緒に参加する』 という事を付け加えますね。 品質保証部門がお墨付きを与えて製品を出荷するわけですから、 そのお墨付きを与える手順(試験・検査)の策定に関わらないと、 その手順が妥当なのか、必要な項目に抜けが無いか、 の確認が困難になるのではないか、と思います。
>>私の考え・・設計が考えた試験方法に則って、製造が実施し・・ ・・・責務を果たしているのではないかと思っております。 は少し違うと思います。 私の場合は、 「設計が考えた試験方法を、製造(品保)が補足し実施し、 ”結果を設計が判定する” 」 です。 先に判断基準が示されていれば、”ジャッジの権限”は、現場に 渡されますが、基準があいまいならば、結局は設計(責任)者の 元に戻るだけです。 設計者に、試験方法を求めても、完全ではありません。 設計者は、測定(評価)については、素人なんだから。 (測定器(測定機)を使ったことが無いんだから・・・) なので、現場(あなた)が 補足するのは、会社的には いいことだと思いますよ。 担当設計者が”指示できない部分”をあなたが補っているんだから。 >>品質保証部が性能試験等、自分の部署・・・・ ”測定・評価”で 社内的に”困った・面倒・・・”な時に 声を掛けられる存在です。アイデアを出せと・・・。
補足
回答有難うございます。 下名も貴殿の考え同様、判定基準・方法は設計が考え、後は現場がジャッジすればよいと思います。 で、当部署は性能試験を実施していなく、他部署が実施しております。(それでも当部署は品証部です。) であれば、現場の架け橋も当然性能試験を実施している部署の担当者が実施するべきことだと思います。 そうなれば、品証部としては第三者的じゃ立場で見ればよいのかと思います。
答えがたくさん書かれているので、読み切れなかったのですが、 試験方法を考えたり、試験データをまとめるために、技術部というのが 前の職場にはありました。(転職したので) 新製品とか、どうされていますか?新製品の性能の良さは設計しか判りませんし、どう良くしたんだけど、結果出てる?とか聞いてきません? 試験方法の確立は、研究職の仕事です。一作業員の仕事では、給料が見あいません。製造の品質検査なら、言われた試験方法を守り、その通りの結果が出ているのかを確認するだけでいいと思います。 多分ISOとかにうたってあると思うので、品質検査は、試験方法の確立までやるのか、確認されてはいかがですか。 ちなみに、設計がお客さんとの確認作業に出てこないのは、設計がお客さんから遠い=良い製品が出来ない事になると思いますよ。
補足
回答有難うございます。 検査の独立性はisoに記載がないので、品証部でなくても性能試験を実施してもよいと思います。 性能試験の社内試験には設計は顔を出すのですが、客先立会いになると出ないことが多いです。 設計が一番性能に関する事柄をわかっているはずですので、でてこないとダメに決まっているのに・・・。客を軽視しているとしか思えないですよね。
> 一言言いたくなるのも判るけど… > 精神修養的な説教を言ってもしょうがない気がする… > 担当者なら一番判ってる事でしょうし、じゃなきゃ言っても無駄。 ????? 誰に向かっての記載? 質問者の会社の設計に向かっての…? 小生も、1Nの涙さんと同じです。 営業が取ってきた装置等とはいえ、自分で設計した装置は心配ではないのか! 自分で設計した装置は、お客様に喜んでもらえる性能を有しているか、心配ではないのか! だから、試験や客先立ち合いに同席しろと、部下に指導してきました。 また、品質保証部の若い者には、設計が出席できないと云って品質保証室に帰って行くのを 見たら、1Nの涙さん が記載の内容を裏返して、前述のようなことを云って説得せよと、 指導しておりました。 社内の人間を説得できない者が、社外の人間を説得できる訳がないので、小生が設計者に直接 命令を出すのではなく、品質保証の若い者に設計を説得させる方法を伝授していました。 ですから、質問は1Nの涙さん の記載内容を理解し把握して、それを活用して設計を説得 しなさい的なアドバイスと受け取れば良いです。 小生も、キツイことを記載しますが、社内の人間を説得や交渉ができない者が、社外の人間 を説得や交渉できるわけがないので、質問者さんにも頑張ってほしいです。 社内の人間を説得や交渉ができない者は、天に唾吐く 者になるので、頑張って精進して ください。 ですから、質問は1Nの涙さん の記載内容を理解し把握して ↓ 訂 正 ですから、質問者は1Nの涙さん の記載内容を理解し把握して
補足
回答有難うございます。 設計を説得できるようがんばっていきたいとおもいます。
一言言いたくなるのも判るけど… 精神修養的な説教を言ってもしょうがない気がする… 担当者なら一番判ってる事でしょうし、じゃなきゃ言っても無駄。 >そう言う意味からは、私は直すまで説得します それ通用しなかった人物の実例ありますよね。 その後どうなったんでしたっけ? >言っても無駄だからというのは何かをしようとする気持ちに欠けていて >私には受け入れられないです 私は個人のやる気と自主性を尊重したいし 他人に自分の感情を押し付けるのはイヤな人間なもので…
私自身の設計者という立場からアドバイス申し上げましょう 設計は、モノ作りの旗振り役であるというところが私の基盤だ 従って、自分或いは部下の設計したモノについての試験や検査も 当然ながら適宜参加する。そのモノを一番知っているのは設計者 であるから、どんな些細な問題点も見い出せる可能性も高いだろう これを怠り実際に製品化後に欠陥が見つかれば誰が責任をとる? 私は、時折、製造段階のポイント毎に極力モノを見に行きます まぁ性格的なものもあるが、気になって仕方ないという面もある これを全くしない設計者も確かにいるが、私には信じられないし そのような方は技術者としては未熟だと思ってしまうのです よって「設計は無責任極まりない」に賛成。やる気がないならば 設計など辞めてしまえ~っと 密かに心の中で叫んでいますw 面倒くさくて、難しくて中々上手く行く事の方が少ないのが仕事だ 楽をして成功を望むようでは、良い設計や製品ができるほうが変だ 手を掛けずに希望的観測で上手く行った経験等は私の辞書には無い スペシャルバイザーとして何度も仕事をしたこともあるのですが・・・ 不安全行動をしている作業者には当然注意するが、それだけでお終いにはならん その行為を確実に止めさせ事故を未然に防ぐまでやらなければ、何もしていない ことと変わらないのである。。。そう言う意味からは、私は直すまで説得します 別に人の上に立とうなどとは思わないが、その作業者や家族のためと思う気持ち というか?愛?がなければできないことかも知れません。言っても無駄だからと いうのは何かをしようとする気持ちに欠けていて、私には受け入れられないです
補足
回答有難うございます。 立会いには設計にも参加してもらうようがんばります。 助言有難うございます。
出尽くした感じもありますが、 設計者でないところからの意見ということで、 書き込みます。 >私の考えとしては、設計が考えた試験方法に則って、製造が実施し判定しているのを第三者的な立場で確認するれば責務を果たしているのではないかと思っております。 製造品目、業態にもよりけりでしょうが、これはこれで正しいように思います。 明確にルール化されていないことが問題でしょう。 >私の働いている品質保証部は元々寸法検査や非破壊検査部門が由来の部署です。 は、由来だけのことではなく、現状を表しているのだと思います。 人的にも、物的にも寸法検査や非破壊検査が主力になっているものと想像します。 おそらく検査課、部品検査課が実態を現したタイトルではないかと思います。 一方で実態にあっていない品質保証部というタイトルが一人歩きしているように見受けられます。 言い方は悪いが、名前だけ品質保証部みたいな印象がある。別に特殊でなく、世の中に結構ある。 さて、製造業の品質保証部の機能役割については、 各社各様で、簡単に言い表せるものではありませんが、 たとえば、 1.苦情、クレームなどの顧客対応 2.製品の性能検査(製品検査・試験) 3.部品、ユニットの検査 4.プロセス型工程の工程管理 5.設計・設計審査を含む各QAポイントに関与 ここからが、面倒なところで、乱暴な言い方になりますが、 顧客対応を主力とする品質保証部は、検査も試験もしません。(苦情処理係?) 性能検査をする品質保証部は、あまり部品検査はしません。(製品検査係?) 部品検査を主力とする品質保証部は、人的にも物的にも性能検査に手が出ません。(部品検査係?) 人的な成り立ちも様相が異なります。 顧客対応を主力とする品質保証部は、技術・設計系とサービス系の混成になっていると思います。 性能検査をする品質保証部は、技術・設計系と生産技術系の混成になっていると思います。 上記の1/2/3/4はサービス業務的で、分担論があるが、5は分担論はあまり聞かない。 そんなこんなで、マネジメントの問題が大きいと思うので、 貴殿のお立場次第ですが、 ここは良いタイミングだと考えて、着実にステップアップすることを考えてはどうかと思う。
補足
回答有難うございます。 >人的にも、物的にも寸法検査や非破壊検査が主力になっているものと想像します。 おそらく検査課、部品検査課が実態を現したタイトルではないかと思います。 期限の仰るとおりです。実態は検査課です。 下名の部署は貴殿の言う、苦情処理係と部品検査係というニュアンスが強いです。 ステップアップするために、性能試験に絡んでいったほうがよいと思う反面、今の人員で対応できるかわからないと不安の気持ちがあります。 とはいえステップアップは必要ですので、徐々に知識をふやしてがんばって生きたいと思います。
前出の先生方が何方も問題にされていらっしゃらないのですが 1.そもそも御社はISO9000認証されてるの? 2.品質保証部であって「製造部品質保証課」ではないのですよね? 製造部品質保証課であるならば質問者さんの言い分も我儘とは言えないかもしれない 品質保証部であるならば単なる我儘に過ぎない 品質保証部とは会社が出荷する全製品の品質を保証する部署 品質保証部が保証していない製品は出荷してはならないのが大原則 極論すると、御社で製造せずメーカから購入して単純に販売するものでも 品質保証部が保証しなければなりません 少なくともISOの認証を得る為にはそのような品質規程になってるハズ 御社の品質規程、マニュアル類にはどのように記載されていますか? 「品質保証部は製品検査しなくてもよい」 などと品質マニュアルに記載してあれば質問者さんの言い分は正論となる 逆に言えば、そのようにマニュアルに追記してしまえ 但し、そのような記載があったなら 次年度のISO認証は取れないであろう >ちなみに品証部が性能検査をしなければならない。とはisoには載っていません 御社では検査成績書はどこが発行してるのでしょうか? 計測や検査作業そのものは製造部の人であっても 検査成績書には品証部長の印鑑は無いのですか? その場合、品証部長はメクラ判を押してるだけになりますが その場合なら一応、表向きは 「品証部の監督の下で製造部検査課が計測した」 と、してると思うのだが? 御社の品証部は会社が出荷する全製品の品質を保証する部署ではないのですか? 品証部が保証しないのであれば何処の部署が保証するのですか? >設計を説得できるようがんばっていきたいとおもいます。 ココがおかしいと思うのだが? 説得するのではなくて命令するのです 貴殿に命令権は無くとも品証部長には命令権があるハズ 多くの場合、品証部の方が組織上の立場は上 つまり、同じ役職なら品証部部長のほうが設計部部長より上 品証部部長が設計部部長に命令できる 同様に貴殿が平社員なら設計課の平社員に命令できる 品証部平社員が設計部係長に命令できるとは限りませんが
補足
1iso認証工場になります。 2製造部ではなく品証部です。 ちなみに品証部が性能検査をしなければならない。とはisoには載っていません。 検査の独立性なるものが旧isoに記載があったようですが、今はなくなっているみたいです。 とはいえ品証部がまったく絡まないのもダメだと思います。 手っ取りばやく設計・製造から性能試験の知識を持った人間を引っ張ってきてその人に立会いや記録確認してもらったほうがよいのではと思ったりします。 品質は会社全体で保証するものと考えます。 品証が確認できない部分は設計や製造が確認し、それを第三者的に品証部が見ればよいと思います。 また、弊社の品証部には設計あがりや製造あがりの人間が少なく、当部署(寸法・非破壊)あがりの人間が多いので、性能関係の知識がなくてもしょうがないと思います。 というか、現状も性能に関わる事項で当部署が関わっているのは、立会検査くらいであり、その他の性能に関する質問やトラブルは基本的に設計が対応します。こういう現状の業務の携わり方で性能を品証メインで見ていくのはつらいと思います。 と、考えれば設計や製造から人を人選して、新たに品証部のなかに性能担当のチームを作ればいいのになぁ・・・と思ったりします。
品保立場は 対外的にこうこうこういう工程で品質を確保してます という部署
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補足
助言や協力は必要だと下名も思いますが、現状の人員では知識がなくできないのが実態です。 であれば、たとえば設計・製造から下名の部署に転属させて、助言や協力をしていけばいいのではと思います。