- 締切済み
5相ステッピングモーターのドライバーについての疑問
- 技術初心者ですが、5相ステッピングモーターのドライバーについて教えてください。具体的には、ドライバー内部の駆動電流の意味や動作時の電流値について知りたいです。
- 駆動電流はモーターの過負荷時などに増加するのでしょうか?また、設定で駆動電流値を定格電流以上に設定した場合、モーターにどのような影響があるのか知りたいです。
- また、ドライバーに複数のモーターを接続する場合、駆動電流値はどのようになるのでしょうか?質問内容が初歩的で申し訳ありませんが、お教えいただけるとありがたいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
>?モーターを動かすための相電流の事でしょうか? ドライバの出力電流なので線電流になります 因みに、ステッピングモータにも三相モータで言うデルタ接続に相当するペンタ接続と スター接続があります http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%9B%B8%E4%BA%A4%E6%B5%81 現在市販されてるステッピングドライバのほとんどはペンタ接続です いにしえの昔はスター接続ドライバも存在したが現代では絶滅危惧種です 特注、もしくは自作くらいしか存在してない スター接続にもそれなりの利点は有ったらしいが ネット上ではそれを解説した資料は見つかりません >?駆動電流はモーター過負荷時など電流値は増加するのでしょうか? 現代のステッピングドライバには基本的にモータ過負荷は存在しません 何故なら、定電流駆動だからです 定電流駆動=モータの負荷に関わらず一定の電流を流す いにしえの昔の定電圧駆動ドライバには過負荷もありましたが 現代では絶滅危惧種です >?設定で駆動電流値(0.75A)を定格電流以上(1.00A)に設定した場合 回答?の如くその状態はアリエマセン 但し、モータに対してわざと違うドライバを付けた場合 例えば0.7Aモータに1A出力ドライバを付けた場合は1A流れます 短時間駆動では少々過熱するだけです <トルクはアップするでしょう 長時間駆動すると焼損の可能性もありますが たったの三割り増し程度では恐らく焼損に至る事はないでしょう 概ね2倍以上の電流を流すと心配になる >?ドライバ-1台に対してモーターは1台接続と認識しておりますが、 定電流ドライバなので0.7Aモータに1.4Aドライバなら2台駆動可能ではあるが 2台のモータに同じ電流が流れる保証は無い 例えば走行台車で右車輪と左車輪にそれぞれモータを接続して 右側0.5A、左側0.9Aとなる可能性は否定できない そうなった場合 左側モータは脱調 つまり左側車輪は停止、右側車輪は全速 スピンターンさせるならその方が良いかも? 但し、いつスピンするかは神のみぞ知る 本件の目的は何でしょう? コストダウン? ドライバ一つケチッたところで大したコストダウンにはならない それよりもうまく動かなく無く危険性は増大する コストパフォーマンス的にはなんらメリットは無いであろう
小生は、機械屋です。 電気の知識は、一般的なものです。 さて、一般的な電気知識(電気一般の教本程度)を確認した上で、ACモーターの場合での?~? ケースがどのようになるかは、ネットや書籍での確認で判りませんか? また、ACモータの回転数は、周波数に比例し、極(ポール)数に反比例します。 <モータの回転数[rpm]=120×周波数[Hz]÷極(ポール)数 の計算式から> そのことから、インバーターのように、自由に周波数をドライバーでコントロールすると、 回転数は任意に制御可能になります。 そして、エンコーダー等の実際の回転数フィードバック情報から、多様なロス率を判断して、 周波数を上げたり下げたりして、指定の回転数を維持します。 <同じ動きをするのであれば、学習機能もドライバーに搭載します> そして、モータのトルクは、電流値との関係が大きいです。 インバーターで、モータを低速にすると、一般的にトルクが落ちます。 ですから、電流値を上げて、落ちたトルクを定格回転数&定格トルクの定格トルク値近くまで、 上げるようにする機能付きのインバーターが、最近は一般的となりつつあります。 ですが、回転数が非常に小さい場合の低回転数では、電流値が非常に高くなり、それに耐える 配線仕様には限界があるので、フラットトルク仕様のインバーターでも超低速回転域では、 トルクは減少する性能曲線になります。 戻って、ドライバーには電流値を制御する機能もありますし、実際にどれ位電流値が流れている かを確認する機能もあります。 ですから、過電流が流れれば、それを抑制することも、一般的には可能です。 ですが、過負荷で回転が止まれば、モータは発熱します。 発熱すれば、電線等の抵抗も変わりますし、電流値の計測も誤差が生じます。 モータの発熱が限界に達しますと、電気回路系が断線や破損します。 それと、モータ2台の使用は、簡単に記載しますと、回転数の制御は周波数で問題がないとして も、トルクの制御は電流なので、2倍の電流を制御しないといけないためできません。 再チューニングが、ドライバーに必要となります。 高度なステッピングモーターやサーボモータもどきのステッピングモータでは、モータの個々の 抵抗値に応じて、ドライバーをチューニングしている機種もあります。 ですから、モータとドライバーはセットで使用してくださいとしているモータもあります。 <以前、ドライバーは電気屋に、モータは機械組立に別々に送って、問題を起した同僚が居て、 セットでの使用ができていなく、問題解決に時間を要した経験がありました> 以上からも判るように、モータとそのモータでチューニングしたドライバーをセットで使用しない と、性能がでない高性能の物もある位なので、モータ1台と2台では問題が発生するでしょう。 単純に考えますと、モータ2台が同じ抵抗値等の仕様であれば、1台のモータには1/2の電流しか 流れませんから、トルクは1/2となります。 2台のモータの抵抗値が異なるとか、片側のモータが発熱等で抵抗値が変わったら、どのように なるかは、電気一般の知識で、温度と抵抗値の関係を確認すれば宜しかろうと考えます。 モータの回転の原理のURLは、掲載しておきます。 その他は、“モータ 回転数”や“インバータ”等にて、貴殿自身で確認していってください。