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雄ネジ部の焼きいれ: 質問記事の要約
- アタッチメントを取り外したりねじ込んだりする際に、雄ネジを損傷することがある。雄ネジ部を焼きいれすることで、損傷を防ぐことは可能か?
- 雄ネジ部に焼きいれ処理を施すことで、アタッチメントの取付ミスによる雄ネジの損傷を防ぐことができるのか疑問がある。
- 雄ネジ部に焼きいれ処理を行うことで、取り外しやねじ込みの際の損傷を防ぐことができるのか検討したい。
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【回答】 小生も使用したことがことがありますが、回答(1)さんが挙げられた SNCM439の調質材は、硬度と靭性のバランスに優れた良い材料です。 HRC42~43ぐらいが狙いでしょうか。 取り付け取り外しを頻繁に行うことも想定しているスタットボルト の場合でもHRC40未満(S45C焼き入れ・・・ナベヤの場合)なので、 カチカチの熱処理は各回答者さんのご指摘の通り得策ではありません。 むしろ設計的・現場的な工夫により、アタッチメント着脱時にネジ部 に負担がかからないような方策を考えることが望まれます。 【意見】 質問者さんは90回以上も質問し、このサイトを仕事に活用されていま すが、回答に対する「返答」が殆どありません。 このサイトは技術者の情報交換(※お礼,満足度,評価に非ず)により成り 立っています。 返答がめんどくさいのならば、このサイトを利用する資格はありません。 【蛇足】 最近の動向も含めて回答(8)さんのご意見に1票。
回答(1)再出 本来は、少し経時した質問なのに回答(4)の掘起しがあったから、その内容を危惧して三つの回答が続いたと(勝手に)解釈します。 回答(4)>ねじ部分のみ高周波焼き入れをする事も検討下さい JISの超親切アドバイスを無視してまで独自見解を展開しようとする意図は? 鋼の焼入硬さに関しては長くて数多い経過のある話。 No.25869 SKS3 引っ張り強度 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=180283&event=QE0004 これ以前はもっと酷かった。硬さ vs 引張強さ 単純化の危険性は他の方の指摘もあり、認識され以降は改まったと思ったが、今回は昔帰り。 硬さ vs 切削性 についても私は無謀と思う理論が最近頓に強まっている。これも伝聞でない根拠を明確化されたい。 >他の回答者さんの内容も含めて、お礼と評価をし、閉じましょう 先月末から何十個あるのか・・・ 改めて質問/回答を見渡すと、質問者が事に及ぼうとしていたなら・・・背中を押し励ましててくれた(行先は?)・・・高評価つけよう・・・を意図した迎合回答ではないのか。まぁ他にもあろうが 質問者がポイント付ける害であるのと、締切りの害だと思う。 締切りについては No.37348 ベイナイトの結晶構造と諸特性 素晴らしいプロ回答が暫く経時して出ている。このような機会を逸しかねない。
焼き入れすると 硬度があがりますが 短所として 脆く(硬くなるので伸びない) ひずむ 熱応力(焼き割れ)など起こります http://heattreatment.saltheat.net/a234.html 頻繁に交換するのなら 材質を変え 交換可能のほうを壊れやすくする のも手です
私も、ネジ部分に焼き入れすることのリスクを心配していて気になっていた 硬くすることは脆くなるリスクがあることを十分に把握してなければと思う 頻繁に脱着するようなものは軸自体にネジを切らない設計ができれば最善か 私は昔、軸のスラストを受けるのに安易に軸にネジで設計をしたが現場サイド から反対され断念し設計変更した経験もあります。良く現場を知った上で設計 すれば、自ずと初めの構想からして変わる。設計は楽をしては行けないよね
あまり適切でない回答に困惑しています。 熱処理で調質以上に硬度を上げると 強度や耐摩耗性は向上するメリットはあるが ねじのように肉厚が一定でないとデメリットの方が多いと思われる。 硬度もネジ全体を一定には保てません。 破断などの危険性を内在することになる。 どうしても硬度が必用なら SKDなどに焼入れをして研削でネジを加工する。 「雄ネジ」とあるのて相手側「雌ネジ」に対する影響も考慮する必要がある。 回答 1) 3) のアドバイスを支持します。 私もツーリング関係に縁が深いので ねじ研以外では ネジ部は「防炭」「焼入れ防止」があたりまえと認識している。
調質鋼であるS45C丸H材若しくはSCM435丸H材での加工であれば、加工が簡単です。 (S45C丸H材若しくはSCM435丸H材としたのは、もっともポピュラーな材質だからです) それでも、問題があれば、ねじ加工後にアタッチメントのねじ込み確認をした後に ねじ部分のみ高周波焼き入れをする事も検討下さい。 硬度は、以下に示すURLに似たようになります。 他の回答者さんの内容も含めて、お礼と評価をし、閉じましょう。
調質程度では不足かな。 取付時のミスであれば、硬度を上げても再度おきる様な気がします。 根本を変えないといけないのでは・・ 雄ねじの先端に、アタッチメントのネジ穴ぎりぎりのガイドを設け曲がらない様に取付をすれば結構防げる様な気がします。 長さの限界もあると思いますが、アタッチメントの下穴を少し深く加工するとかして寸法を稼げませんか。
>たまに取付ミスにより、雄ネジを損傷してしまうことがあります。 損傷の原因が材料硬さの不足にあるのでしょうか?再確認が必要です。 シャフト材質によりますが、炭素鋼であれば焼入れは可能でしょう。 具体的な方法については下記参照下さい。
材質に大いに関係しますが、焼入れ可能でも・・・・ M24 もの大サイズを使って荷重はどうなのか? 元のシャフトにも焼きが入るし、硬すぎるとおねじ部の脆さが怖い。 SC、SCMなどなら、高温焼戻し:調質の硬さに止めるのが無難だと思います。 よくヤルのは、めねじにしてホローセットを植込む。そうすると交換可能だし、量産品では雄ねじ雌ねじの加工費の違いが有利になります。 M24 なら六角穴付ボルトを切断すればイケそう。 JISで参考になりそうなトコ JISB6339 マシニングセンタ―ツールシャンク及びプルスタッド ツールシャンク SCM415 浸炭焼入れ深さ0.8~1.0 HRc52~58 プルスタッド SNCM420 〃 〃 HRc52~56 但しねじ部は浸炭防止が望ましい ねじ部は防止しても素材だけで焼入るから、余り硬くするなよという書き方。 (このようにセパレートにするのが私の好み) ツーリングではこんな例も SNCM439 HRc40~45 ねじもこの程度ならイケルのかも サイドカッタ・アーバには雄ねじのタイプも有る。 http://www.nttool.com/img/seihin/pdf/sca.pdf 研削盤の砥石軸も雄ネジが普通。測ったことないが、やはりねじ部は柔らか目だと感じる。