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ナット締め付け時のボルトの出しろについて
- ボルトとナットを締め付ける際に注意すべき出しろについて知りたいです。例えば、12*60のボルトで部品を締め付けた場合、どれくらいの出しろが必要なのでしょうか?出しろが少ないと緩む原因になるのでしょうか?
- ボルトとナットを締め付ける際に、ボルトの出しろに基準があるのか知りたいです。特に、12のボルトの場合、最低どのくらい出さないといけないのでしょうか?
- ボルトとナットの締め付けにおいて、ボルトの出しろは重要な要素です。特に、12*60のボルトで部品を締め付ける場合、適切な出しろが必要かどうか知りたいです。
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ねじの緩みとは振動等による軸力の低下で発生します。 そして振動緩み試験の結果の如く、最初の緩み発生までに時間がかかり 一旦緩みだすとズルズルッと緩んで脱落します。つまり最初の1山が緩んでしまうと後はぬけるだけ。 1Nの涙さんの回答の如く2山出すと言うのは溶接、かしめ等の作業目的と 考えます。Uナットやナイロンナット等の緩み防止ナットも同様の理由で 2山は出すのが通例です。
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私のところでは3山以上と決めています。 長さを決めるとき注意しないといけないのは、先端1ピッチ分ぐらいは、ねじ山が無いこと。 長さ的には3山分以上出ているのに山を数えた客先の検査官から交換要求されたこともあります。
お礼
私の会社はプラント下請けで作業を行う事が中心です。 時代の変化なのか、元請担当者が今回のようなことに対し、学術的というか 公的な資料をもとに説明を求められます。 極端に言うと「出代3山はOK、2山はダメな理由を納得いくように説明してくれ、それがわかっているからあなたの会社は3山としているのでしょう?」 という感じです。 その質問に対して「前からなので詳しいことは解りません」とか 「今まで大丈夫だから・・」などと答えるわけにもいかず質問しました。 検査官の方は何かの判断基準を持っていたのでしょうね?
> ボルトで部品を締め付けた時に、ナットからボルトの出しろが少ないと緩む原因に なると思うのですが、… 原因とはなりません。 通常、同じ材質で同じ強度区分の厚みが薄いナットでなく通常並目ねじナットであれば、 ナットに接触のねじ山のせん断荷重より、ねじ谷径軸の引張荷重の方が小さく設定され、 破損はねじ谷径軸又はねじ首下径となります。 もし、支障が出る場合はボルトねじ先端の不完全ねじ部とナットの接触部なので、その 不完全ねじ部や面取り部分をボルトの出代とすべきでしょう。
お礼
私の会社はプラント下請けで作業を行う事が中心です。 時代の変化なのか、元請担当者が今回のようなことに対し、学術的というか 公的な資料をもとに説明を求められます。 極端に言うと「出代3山はOK、2山はダメな理由を納得いくように説明してくれ、それがわかっているからあなたの会社は3山としているのでしょう?」 という感じです。 その質問に対して「前からなので詳しいことは解りません」とか 「今まで大丈夫だから・・」などと答えるわけにもいかず質問しました。 ありがとうございました
日本石油学会の石油工業用フランジ規格にJPI-7S-15があり、その付属書Iに長さの算出基準が載っています。残念ながらネット上に公開はされていません。出代という表現は全く無く、六角ボルトの首下長さに対し不完全ねじ部の長さを足すようになっており、計算長さを最後に5mm単位に丸めるという表現です。尚、スタッドボルト(全ネジボルト)の場合は、もともと不完全ねじ部を含まない長さをボルトの長さと定義しています。 フランジ、ボルト等の製作誤差も考慮しますので、実際は結構余裕を持った長さになります。回答(2)さんが言われている建築基準法も良いと思います。似た業界の基準に依れば話しが通りやすいのでしょう。 追伸; 点付け溶接、ねじ山のかしめ等を考えて2山、3山と昔から言われているのではないかというご意見は大変面白い。図に乗れば座金の追加も考慮したか。初期のボルトはなかなか止まらず、リベットに慣れた人はすぐかしめを多用か。昔から多くの意見があります。聞いた範囲で一番長いのは、呼径と同じ位の出代です。長いと錆びて外しにくくなるので極力短くしろとも。ASME B31.3は、1)ボルト先端がナットから少しでも顔を出すこと、2)もしそうならなかった場合でも、完全にかみ合っていない部分が1山以下なら良しとする、と言っています。これが最低限、後はオプションでは。私が住む世界では、点付け溶接、ねじ山のかしめ等の発想は原則ありません。規格で決められたフランジ、ボルトナットを使うならばそれでよいのだと考えます。建築の世界では、2重ナットにする替りに溶接するという発想があるようです。
JIS B 1176 六角穴付きボルト を参照しただけですので一般的と断定する ことはできませんが、JIS B 1176では、不完全ねじ部の長さがねじのピッチ の2倍以下であることが要求されています。 ボルトの不完全ねじ部は、応力を負担する目的に有効な部分とは言えません から、ナットの外に出すことが当然のことと思います。 緩む原因に結びつけて説明できませんが、 不完全ねじ部の長さと考えれば それなりに納得できることのように思います。
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私の会社はプラント下請けで作業を行う事が中心です。 時代の変化なのか、元請担当者が今回のようなことに対し、学術的というか 公的な資料をもとに説明を求められます。 極端に言うと「出代3山はOK、2山はダメな理由を納得いくように説明してくれ、それがわかっているからあなたの会社は3山としているのでしょう?」 という感じです。 その質問に対して「前からなので詳しいことは解りません」とか 「今まで大丈夫だから・・」などと答えるわけにもいかず質問しました。 ありがとうございました。 ボルトの先端部分のねじになっていない部分は最低限出さないといけない ようですね(そういうことかな?)
過去ログを見ても明快な答えが無く、私も深く突っ込んで見た 絶対に緩まないナットメーカーでさえ、ナットからので2山以上と 明記しているから、これが緩みには無関係であろうと想像できる 建築の先打ちアンカーには、3山以上の出と建築基準法に規定有 ここに 日本工業規格JIS B 8265(2003)「圧力容器の構造-一般事項」に 「(ステーボルトを板に取り付ける場合のねじ山) 第25条 ステーボルトを板に取り付ける場合には、ねじ山2以上 を板面より出して、これをかしめなければならない。」とある このように決して緩んではならない箇所のねじについては、 カシメることが可能であるための「ねじ山2以上」ではと思う (プラント機械などでは、脱落防止の為に溶接する場合もある) 外す場合はナット端面まで研削してカシメ部を除去すれば可能か 従って、かなり大胆な仮説というかまったくの私的な考えですが、 旧来からの慣習として前述のように想定外の緩みの対策を兼ねて 2山以上残すというのが、現在まで生きているのではと思うのです ボルト先端の不完全ねじ部は、恐らく「転造ねじ」の喰い付きを良くする為の と思ってました。従って切削ねじの場合は、面取り部分以外は完全ねじ部かと また転造ねじの歴史は比較的浅い筈なのでどうなんだろうか・・・ ところでナット側のねじ面取り部分にも不完全ねじ部があるだろうから、 お互いに相殺されて、2山以上出という根拠が何だか今一つ釈然としません まぁ大したことでは無いかも知れないが、誰が初めに決めたのかな。。。
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私の会社はプラント下請けで作業を行う事が中心です。 時代の変化なのか、元請担当者が今回のようなことに対し、学術的というか 公的な資料をもとに説明を求められます。 極端に言うと「出代3山はOK、2山はダメな理由を納得いくように説明してくれ、それがわかっているからあなたの会社は3山としているのでしょう?」 という感じです。 その質問に対して「前からなので詳しいことは解りません」とか 「今まで大丈夫だから・・」などと答えるわけにもいかず質問しました。 ありがとうございました
昔、先輩は「2山は必ず出せ」と言っていました。 元原発屋です(少し肩身が狭い)。
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私の会社はプラント下請けで作業を行う事が中心です。 時代の変化なのか、元請担当者が今回のようなことに対し、学術的というか 公的な資料をもとに説明を求められます。 極端に言うと「出代3山はOK、2山はダメな理由を納得いくように説明してくれ、それがわかっているからあなたの会社は3山としているのでしょう?」 という感じです。 その質問に対して「前からなので詳しいことは解りません」とか 「今まで大丈夫だから・・」などと答えるわけにもいかず質問しました。 ありがとうございました。
お礼
私の会社はプラント下請けで作業を行う事が中心です。 時代の変化なのか、元請担当者が今回のようなことに対し、学術的というか 公的な資料をもとに説明を求められます。 極端に言うと「出代3山はOK、2山はダメな理由を納得いくように説明してくれ、それがわかっているからあなたの会社は3山としているのでしょう?」 という感じです。 その質問に対して「前からなので詳しいことは解りません」とか 「今まで大丈夫だから・・」などと答えるわけにもいかず質問しました。 いろんな方の回答でははっきりと規定されている規格はないと感じました。 ありがとうございました