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六角穴付ボルトの標準締め付けトルク
- 六角穴付きボルト(SUS)の標準締め付けトルクを教えてください。
- ボルトの形状によって締め付けトルクは変わるのでしょうか?
- SUS304はどの強度区分に分類されるのでしょうか?
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標準締付けトルク http://www.nissan-neji.com/drawing/p2.html 油の存在は考えず摩擦係数は0.2を取るとして、最大締付トルク(耐力そのまま)だからギリギリ。1/2ぐらいにはすべき、使い方によって更に落とす。 ?強度区分が同じなら締付トルクも同じです。 ?ステンボルトの強度は鋼製ボルトと別の表示になっています。 http://koza.misumi.jp/lca/2006/06/261_7.html http://www.sunco.co.jp/street/pdf/premi_tirashi.pdf SUS304 → 鋼種区分 A2 強度区分 70、80 が標準的 鋼より弱い傾向 ミスミの資料の前後2つぐらいはその他の参考資料としても役立ちます。
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“標準締付トルク”や“締付トルク”での過去ログ検索や、“強度区分”での過去ログ検索で 確認ができますよ、って記述したいのですが、該当する内容が沢山あって戸惑うと思います。 ですから、以下に集約した内容を(他の回答者さんとダブルかもしれませんが)記述します。 さて、 > 六角穴付きボルト(SUS)の標準締め付けトルクを教えてください に対しては、URL“ねじとトルク > トルク計算式”を確認下さい。 また、URLを開いて“ねじとトルク”をクリックしますと、他の内容も確認できます。 > 疑問1.ボルトの形状で締め付けトルクは変わるのでしょうか? > 例:六角ボルトと六角穴付きボルト に対しては、ボルト形状では変わりません。 下降伏点または耐力(kgf/m?)によって変わります。<下降伏点は、URLで確認ください> > 疑問2.SUS304は強度区分はいくつになるのでしょうか? に対しては、URL“ネジ参考資料 (ステンレス製ネジの機械的性質)”がSUSの強度区分で、 A2というのは、オーステナイト系ステンレス鋼A2(SUS304,SUS305,SUSXM7他)を 用いてなので、A2-50やA2-70、A2-80(最近の物で、あまり流通してない)となります。 (ミスミさんのSUS用ねじを確認すると解ります) 参考ですが、A4はSUS316になります。 よい対比表は電子化していないねじカタログに掲載なので、A4-70の用語検索しますと 確認ができますよ。 以上ですが、確認するには逆から見ていった方が解り易いでしょう。 それと、参考のURLを記しておきますから、それも確認してみてください。
お礼
解決しました。ありがとうございました。
強度区分 A2-50っと図面に明記しても、意外に通用しないことが多ので驚き ちなみにA2の部分が鋼種区分で50が強度区分で500N/mm2以上となってる筈 SUS304ステンレス鋼棒の強度がσt≧520、σy=205N/mm2なので参考になるか A2-70までは使ったことがあるが、A2-80は使ったことが無いですねぇ 旧JISで廃止になった筈の11Tというような強度区分のボルトも未だ存在している 強度区分についても、10.9と明記しても材質は?っと今でも聞かれることもある 私たち機械設計を本業とする者は、頻繁にJISを目にするから違和感は無いけど すみません、質問1を見逃してました(なんだか、おおボケでした) 締付トルクの計算は下記サイトが参考になろうかと思います 一般には降伏点の70~90%と言われているが、パラメーターによりかなり変わる 従ってモノによっては降伏点を超えるまでのトルクを与える場合もあるようです http://jp.misumi-ec.com/contents/tech/press/pdf/09_pr1253.pdf
下記サイトではSUSの下降伏点・耐力N/m?(kgf/m?)209.9 (21.4)とし ており、強度区分4.6よりやや小さい値を採用しています。 詳細は下記参照下さい。 厳密には頭部形状が変わると、座面摩擦が異なるので締付トルクも変わりま すが、一般的な締付トルクの基準値には反映していないようです。
お礼
頭部形状が変わると、締付トルクが変わる話を聞いていたのですが、これで理由がわかりました。ありがとうございました。
お礼
よく解りました。ありがとうございました。