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社内校正用標準器の校正
- 社内校正用標準器の校正期限が近づいています。
- 予算不足のため、校正期限の変更を検討しています。
- 変更期限の判断方法についてご教示ください。
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兼務でISOの事務局をしています。 気力、労力を消費して、常に板ばさみの判断を強いられますが、 ISO担当として、マニュアルや要領書を基準として判断しています。 測定器の校正による精度維持については、費用や、人件費がかかり 企業としてつらいものではありますが 弊社では必要経費と判断し、実施しています。 社内校正用標準器の社外校正は3年に1回 上記を基準とした社内測定器の校正は1年に1回実施しています。 5年という期間についてですが、大変長い期間であると思います。 5年という期間は組織や人事もかわり、技術の伝承もされるかどうか という期間です。 また標準器が基準外に狂っていれば、前回の校正時期から現在までの 期間について、測定器の誤差による製品品質の影響調査と、評価を実施する 必要があります。 対応は3種類あると思います。 ?5年という期間は、一般的に判断して充分長い期間であり、校正費用は 必要であり、ISO担当として品質管理責任者に稟議決済を求める。 ?これ以上期間をのばすなら、ISOの意味が無いと主張して、 品質管理責任者にISOはやめてしまえば、と進言する。 ?校正期間を延ばして、定期審査での審査員の判断および、 品質管理責任者の対応にゆだねる。 ?が妥当と思いますが、これ以上は担当者レベルの問題ではなく、 社長や、品質管理責任者が判断することにすべきでしょう。
ノギス、マイクロ は測定前に公正 ブロックは 定期 にしないと
以前の校正履歴が残っていると思います。 校正期間の間の誤差の変化が小さく、校正周期を延長しても 所要の確からしさを保てると主張できるエビデンスがあれば 校正周期を延長できると思います。 「確からしさ」は、測定器の仕様として謳っている値ではなく、 御社の製品で要求される値で考えてください。 製品仕様において測定に求められる精度が仮に0.01mmとして、過去の 測定器の校正データを検討して、測定器の誤差の変化が5年で0.005mm より確実に小さいと言える状況ならば、校正周期を10年に拡大することは 認められると思います。 前の回答者さんがご指摘ですが、顧客が認めなければ、校正周期の延長は 難しいでしょう。逆にいえば、顧客の書面による了解があれば、審査上の了 解を得ることはできそうに思います。
お礼
ご教示有り難うございました。測定器の変化を確認してみます。
ISO9001全文のどこにも社内標準器の校正は 3年に一回とする、といったような文章は書かれていません。 したがって校正期限を例えば7年に延長して、 審査員と理論闘争して勝てる可能性はあります。 ただし前回は5年で今回は7年にした根拠が必要ですね。 5年に1回の校正の前後で、基準器の寸法に全く変化がなかったので 過剰な校正頻度だと思い7年にした。 といった理由ならば、やってやれないことはないと思います。 ただ最近は性悪説を前提とする欧米流ISOの 流れになりつつあるので、 計測器の管理も厳しくなる傾向があります。 一筋縄では行かないと思いますよ。 小職の業界では社内標準器を年に一回 校正しておかないと顧客からNCRを出されますので 5年ですらありえない頻度なのですが、 いままで5年でOKだったのならば 審査員をねじ伏せる証拠集めをして 戦いを挑んでみても良いと思います。
お礼
ご教示有り難うございました。参考にさせていただきます。
お礼
ご教示有り難うございました。参考にさせていただきます。