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機械保全の評価とは?最終ゴールは何かを考える
- 機械保全、設備保全において最終的なゴールは何かを考える必要があります。設備の稼働率や設備総合効率などどの指標を基準にするか迷っている場合、整理整頓、給油、清掃、増し締めなどの保全活動や資格取得によるスキルアップを考えると良いでしょう。
- 保全の定着が難しい場合、面白くないと感じる人も多いことが現状です。しかし、保全を定着させるためにはどのような工夫が必要でしょうか?他の人がやりたくなるような魅力的な保全方法や取り組みを考える必要があります。
- 保全責任者として困っている場合、保全のゴールを明確に設定し、それに向けてメンバーを動かすことが重要です。プレゼンテーション力や速攻性は持っていると難しいですが、他の方法を通じて保全の重要性を伝える努力をしましょう。
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最終的なゴールはないと思います。 回答4さん、5さん、6さんが書いてあるように数値化できる指標で活動の有効性を評価すべきです。 参考URLをご覧下さい。 注意すべきは、この指標と同時にコストを考えなければならないことです。 例えば、 1、機械が壊れないように、壊れる前に部品交換する 2、あるいは壊れても予備品があればすぐに復旧できるので予備品管理を実施する 1の場合、壊れる前に部品交換してしまうので、残存寿命分が損になります。つまりもう5年は使えるのに交換してしまうというように。 2の場合予備品の適正な数量管理が必要なのですが、自社で在庫しなくても電話1本で即納できるものはそもそも在庫管理する必要がありませんし、 5年周期で交換する部品を何十年分もストックし、予備を使う前に設備更新したりとか あなた自身の人件費もそうです。 経済性を考慮しないと何のために保全をやっているかわからなくなります。 それから、モチベーション向上のために機械系保全技能士などの試験を取得するのはおおいに結構です。 ただし、「過去問題集」のようなものをやっていけば1級合格もそんなに難しくないです。 でも、問題集で勉強して合格した程度では実践では全く通用しません。 このあたりが悩みどころです。 会社の上層部は合格率や合格者数といった数字にばかり目が行き 本当に通用する技能者を育てるということがないがしろにされやすいです。 保全は地味かもしれません。即効性はないです。でも地道にやれば2~3年で結果が見えてきます。 そのときは堂々とプレゼンできますよ。 ご精進願います。
回答5さんに同感したので回答します。(愚痴に近いですが) 私は保全も行います。機械保全技能士1級も取得してます。 最近は不景気で設備稼働が1日24時間から17時間になり宜しくないですが、少し安心してます。 私共の保全は「状態基準保全」が大部分を占めてます。 「現場を知らない」、「保全=定期メンテナンス」としか理解していない上層部は、「故障しないように部品の交換時期を決めろ」と言われます。 しかしながら本当に厄介なのは偶発故障です。偶発故障は電気部品やシャフト、リンク等のメカ故障で予測していないので復旧に時間(部品の入手や加工)が掛ります。(夜中に旋盤でシャフトを作ることもあります) 良く「予備品を持て!」と言われますが、予備部品を多く持つほど在庫金額も掛りますし…。 出来る限り故障が再発しないよう対策を打ってますが、もともとの構造より不可能な場合もあります。 話がそれていますが、設備保全のゴールはわかりませんが、やはり「設備稼働率」や「出来高数」で監視しています。 製品受注数がピークを過ぎた設備などで「事後保全」で対応出来ると判断したものは、若干の機能低下、部品劣化も許容しているものもあります。 保全性を高める。製品受注数が伸びている設備は、現場と生技があつまり改良点を意見し妥当な改善を行っているつもりです。 上層部へはその実施前、実施後の報告を行ったりしてます。
やはり数値化になってしまうのでしょうかね。 小生も小さいながら24時間操業の工場保全担当(上司部下なし)です。 携帯(昔ポケベル)持たされて呼び出しがあっても良いように深酒もせず、といった毎日です。 休日は大物修理がありほとんど休みはないですね。 (死んだら過労死扱いされるくらい) 評価はされませんよね。 ボタンを押せば動くのが当たり前と思っている人がほとんどですからね。 会社の経営者曰く、素人が入社してもすぐ使えるように簡単なシステムにしてくれとのこと。 これでは作業者が理屈で不具合を見つけることも改修することもできません。 深夜に呼び出されて10分位で修理して帰ってくることも多々有り。 ただ「いてくれて助かった」といわれることがせめてもの救いですかね。 他の方の回答にもありますが、作業者が不満もしくは改善を求めていることを確実に把握することが大事かとおもいます。 (たまに感覚で先回りして直しておいて喜ばれるなんてことも有りますが) 師匠には「作業者が快適に働けるようにすることが営繕の仕事だ」と毎日言われていました。 ある程度は広く浅く、工場操業のポイントになるところは深く理解するようにしています(機械屋ですが無免許ながら電気もいじります)。 上からの評価より作業者からの評価がうれしいですね。 出世はしないのでしょう。 誰もが好んでやることではないと思いますし、確実に向き不向きあると思います(必要なら自費で免許を採り、出入りの専門業者に教えを乞う位でないとつとまらないかな)。 回答になっていないことに気がつきました。 失礼。
過去のデータと実績を基に、予防保全を考えてみてください。 そして、前年より***の効果があった。実績が上がった。等々を数値で示す事です。 MTBF(Mean Time Between Failures)日本語で平均故障間隔と言いますや、MTTR(Mean Time To Repair)日本語で平均修理時間と言います での管理もなされています。 参考のURL資料を少し読んでみて下さい。
機械のオリジナル状態を保つ為だけの保全では面白みには欠けるでしょう 所謂、カーマニアには メーカ出荷時のオリジナル状態に拘る方々とか(旧車マニアに多い) オリジナルはどんな車種なのか判別不能にまで改造する連中まで(所謂走り屋系) 色々と有りますね 所謂、改善で機械の性能を上げるのも保全業務のウチと思う ただ、大企業ではそれをするのは生産技術課ですが 生産技術課が無い会社では保全課の業務範囲でも有る 旧車マニアの如く昭和30年代の機械を未だに使ってる工場もあります そうした工場の保全課は機械一式まるごと作れる技術力を持ってますね (旋盤でシャフトを削り出すとか、フライスで治具を作るとか) ただ、シャフト削り出すスキルが有ったとしても 人事考課的にはスキル評価対象にはならないでしょうね
私も 設備保全でした。 やっていらっしゃる担当職場は製造現場でしょうか? そしたら、お客様は、製造です。 製造の目的は、良い物を納期どおりに出荷するですよね、 それに沿った課題が、設備保全に課されます。 設備総合効率だと思いますが、そうすると段取り換えの短縮とかも 保全の担当範囲になります。 モチベーションには、 そういった課題の設定とその達成の評価が、考えられ、 その課題の設定を製造と一緒に行うことで、評価もお客様からいただく (自画自賛でなく、他者から評価をもらうことがモチベーションアップになります) 自主保全も、現場で機械が治せる、もし、現場側で治せたら、 保全側からも感謝をする。 お互いがお互いを思うことがモチベーションを生むと思いますがいかがでしょうか? 企業交流 工場見学 で検索してみてください。 いろんな会社の工場見学が勉強になりますよ。 最初は、製造に何を良くして欲しいか聞いてください。 私は毎朝、現場に行って、何が調子悪かった?とか、この間の改造はうまく行ってる?とかを聞いていました。 それをまとめて、課題としてリストアップし、問題が解決したら、製造課長に評価してもらう。と言うのはいかがでしょうか?やった項目の数、効果の大きかった項目、出ると思います。その積み重ねが保全の仕事ですよ。 資格は、役に立たない物が多いです、保全技能士とか。ただ物を知っているかの評価にしか私はしません。 もっと現実味を持って、シリンダーの保全方法は?駆動系の点検方法は?電気はいじれるのか? どの機械はどの人に任せられるのか?製造現場の欲しがる保全屋さんは、そういった実力のある保全マンでは?
小生も現在、保全関係の仕事に携わっています。 貴殿の言われていることは最もだと思います。 保全と言うのは、やっていてもどちらかと言えば日の当たらない仕事ですからね。 小生の方での考え方は… 先ずメンバーに対しては、やはり自主保全士や機械保全技能士などの資格取得でしょう。 小生の知っている会社では、保全のメンバーだけでなく、現場の作業者にも保全の国家資格取得を義務付けて、取得を昇格のmust項目にしています。(昇格のクラスにより、国家資格の難易度も異なりますが…) しかも大きな掲示板に資格取得者を貼り出していますよ。 保全業務としてのゴールとしては、 突発故障の来歴をとり、突発故障ゼロがゴールではないでしょうか。 それには、定期点検・定期部品交換やそれに伴うマシンカルテの整備などが必ず必要になりますよね。 また、作業者の協力も必要でしょうね。 今も日常点検って作業者がやっているかと思いますが、無駄に項目が多く、メクラ点検も多いと思います。 日常点検表の整備も大事ですよね。 点検表の見直しを行い出来るだけ項目を絞ってやり、またできるだけ定量的に(数値で管理)できるようにして数値を記入してもらうようにしていくと、意識も高まると思います。 更に作業者に保全や機械部品などの教育などもしてあげると、もっと設備に対しての意識があがるでしょう。 いきなりゼロは難しいでしょうから、段階を経てゼロに持っていく、特定の設備を決めて集中的に実施していくなどがあると思います。 長文になってしまいましたが、貴殿の活躍を期待します。 質問にお答えします。 1)マシンカルテのフォームみたいなものはどこかで販売していますでしょうか? →購入はしない方が懸命です。 その会社ごとに必要なデータなどが違いますから。 しかも、今は電子化が主であり、色んなメーカでシステムを売りにしています。 ですから、ネットで「マシンカルテ」「設備保全」「TPM」とかのワードで検索すると色んなメーカの例が出ます。 先ずは、エクセルで表を作り、使用部品とかメンテ記録(修理とか定期部品交換とか)の記録を残すところから始めると良いのではないでしょうか。 2)保全業務が素晴らしい会社というのは 工場見学できるのでしょうか?重ね重ねすいません。 →残念ながら、小生のグループ会社で見学することは難しいと思います。 http://www.jipm.or.jp/company/tpm.html 日本プラントメンテナンス協会なんかで開催しているセミナーとかでは、もっとよくやっている工場見学とセットのセミナーが良くありますので、そういったセミナを当たってみてはどうでしょうか。 ごめんなさい。もう一つ… 回答(4)さんの追記にもありますが、小生も製造現場の管理者をしていた時にはよく現場の作業者の意見を聞いてました。 すると、作業者はいくつも要望を言ってきます。 全部やると体と金がもちませんから、10のうち1つでも2つでも実行してあげると、貴殿が困った時とかに助けてくれますよ。 保全とか生技は、製造作業者の補助的役割ですから、いかに貴殿が作業者から信頼されるか(年配の方からは可愛がられるか)で大きく貴殿の業務遂行に影響してきます。 とにかく、なあなあでもいいので、作業者と仲良くなる事を心がけてください。 小生が現場管理していた時は、「上に気に入られるより、下に気に入られる」と言う事に重みを置いて実行してました。 現場を離れた今でも、結構声かけとかしてくれてますよ。
補足
返信、有難う御座いました。確かに保全は日の当たらない仕事ですね。私の事業所だけかと考えておりました。資格を取得してもしなくても昇格には関係ないので「意味があるのか」と言われて各自のモチベーションにまかされています。マシンカルテのフォームみたいなものはどこかで販売していますでしょうか?又 保全業務が素晴らしい会社というのは 工場見学できるのでしょうか?重ね重ねすいません。
補足
私の職場は製造でありまして、保全部というのは無くて製造の担当になりますあまり維持活動=保全活動と深く考えた事が無かった為に戸惑っています。なかなか他者から評価を貰う事は無い仕事と思います。うまくいって当たり前みたいな感じですかね。がんばります