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C面取りの角度の許容差について
- C面取りは45°面取りのことですが、その45°に対してどのような公差が適用されるのでしょうか?
- JISを見ると面取り部分の長さ寸法に対する許容差はあるのですが、角度に関しては特に記載がなく一般的な角度寸法の許容差が適用されるのでしょうか?
- C面取りは45°面取りのことで、その角度に関して公差の記載がないため一般的な角度寸法の許容差が適用されると考えられます。
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そもそも面取りは角が取れていれば良いものなので JISの公差も検査時の基準もかなり甘めです。 特に設計者が図面に良く書く「糸面取り」などというものは 加工者の解釈でかなりばらつきます。 角度や寸法等きちんと管理すべき部分であれば 面取り指示でなく公差の入った詳細図(○○部詳細)を2倍図などで 図示しています。
>角度に関しては特に記載がなく一般的な角度寸法の許容差が 適用されるのでしょうか? 多くの場合JISの普通公差が適用されると解釈します。 うちの場合、図面に公差指示無い所はJISの普通公差を適用するユーザー さんがほとんどです。 まれに面取りだけユーザーさん独自の規格がある場合があります。 この場合JISより5割位ゆるくなっています。 ちなみに面取り角度にユーザさんの規格また図面に指示無い場合は±0.5度 が当社の社内規格になっています。
一般的に面取りの表記として C と書かれていることが多い 寸法で管理されるのと角度で管理されるのでは大きな違いが発生します。 確認でCADで角度を無視して作図してみると C2±0.2 の場合 基準の2面(A・B)に対して+0.2.-0.2 の最大誤差で 50.711°・39.289°となる。 さすがに角度でここまで違える事も希だろうが・・・・ やはり角度の公差 45°±1°も守ることが必用と感じる。 精度等級に要求される 面取り量としての寸法公差と形状としての角度公差が必要では? 私が言いたかったのは 角度は 45°±(公差) で管理 面取り長さは C±(公差)で管理です。 寸法公差と幾何学公差と考えれば整理が付くと思うが如何ですか。
JIS B0001 が憲法であって、法律は JIS B0405 JIS B0419 しかし判例が乏しい。 JIS B0405 この規格は個々に指示がない次の寸法にだけ適用する (a)長さ寸法(例えば、外側寸法、内側寸法、、、かどの丸み及びかどの面取寸法) (b)角度寸法[通常、図面に指示されない角度、例えば、JIS B0419 が引用されていない 直角(90°)、又は正多角形の角度を含む] JIS B0419 の末尾にある図では、C寸法指定でない書き方に 2×45°→2±0.2 45°±1° の両方に普通公差を適用してる。 これには異議を唱える方も多いのでは? JIS B0405 の(a)(b)をダブル適用するに等しい。 C面は投影機などで値測るのはまだ簡単。 おなじような扱いと考えられるR面取はそこからも議論が出てしまう。 Rは始点が曖昧。R値も、どの点を採って計算するかでバラツキが非常に大きい。 フライス加工では、それを見越しRの値が大きい工具を浅く当ててゴマカシをする。R2に対しR2.5位は平気(R丁度だと誤差が段差になって目立つことあり機能も損なう) 所詮測らないことが前提みたいな値だから判例もない、、、で、納得すべきと思う。
お礼
ありがとうございます。 今までは、JIS B0419 の末尾にある図 2×45°→2±0.2、45°±1° 角度の規制がしたいときに上記のように指示をして、 C_の場合の45°は目安で、管理は面取り長さでの 管理だと思っていたのですが、JIS B0001では 45°面取りの場合にC_とするみたいに記載されており、 そうすると公差指示のない角度寸法の公差が適用されてしまう? と思ったのです。 正直、部品メーカーは図面でのOK、NGがすべてなのでつらいです。
以下のURLが規格です。 そして、角度に関しては、その規格を満足する事になります。 寸法許容差いっぱいの+と-での角度です。 そして、その波打ちの度合いは、また別の内容です。 糸面取り等は、ヤスリでなぞるだけですが、45°±1°で加工する??? 一般的な加工機等で加工する時の角度で良いんじゃないでしょうか。 C2±0.2が最悪ですが、常識的な範囲での対処で。
面取りに角度許容差が必要な場合は、図面に指定があるはずです。 指定がない場合は面取りの寸法としてだけ管理します。 面取りと言うのは軽視されがちですが、現場では面取りが小さいと軸側の隅Rが逃げなくなったり、大きすぎると座面並びに面圧が不足し弛みの原因になったりするのですよね。よく考えると慎重に工程設計されるべきところが経費の問題から手でワークを持ってドリルで面取りするなんてよく有りますよね。更にひどいのは使い方を聞くと面取りに許容差を入れないといけないようなシビアな部品なのに許容差を入れると価格が上がるから入れていない。そして後で苦情になるなんてケースもあります。
お礼
ありがとうございます。 わたしも、今まではCがあろうがなかろうが、面取り寸法だけの 管理だと思っていたのですが、検査部門より角度が外れていると 指摘がありわからなくなったもので・・・ 機能的に問題なければ、良しとしたいのですがね。
下記サイト参照下さい。極粗級から精級までの寸法区分があります。 たとえばC1で中級とした場合、角度は無視して長さ方向の公差から、 それぞれの面の長さが1±0.2内なら良いと考えるのが自然です。 C面取りにおける45°は厳密な角度指示ではないと思います。一般の角度 指示寸法と同等に考えてはいけないでしょう。
お礼
ありがとうございます。 正直、面取りなので機能上問題なければ良いとは思うのですがね。 部品メーカーからするとその解釈によってOKにもNGにも なってしまうのではっきりさせたかったのです。
補足
ありがとうございます。 説明不足ですみません。 知りたいのはC面取りの場合角度の公差は適用されるのか ということです。 たとえばC1で中級とした場合、角度公差から45°±1°となるのか それとも角度は無視して長さ方向の公差から、 それぞれの面の長さが1±0.2内なら良いのか (片側が0.8でもう片方が1.2でも良いか) ということです。 どちらが正しい解釈なのでしょうか? それともどちらも正しくないのでしょうか? よろしくご教授願います。
お礼
ありがとうございます。 確かにC2だとそうなりますね、ただ逆にC0.5とかで 45°±1°とすると各面取りの長さの差は0.017以下となり 非常に厳しいと感じます。 難しいです。