- 締切済み
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:防振ゴムの振動伝達率関しての質問です。)
防振ゴムの振動伝達率についての質問
このQ&Aのポイント
- 防振ゴムの動ばね定数が低い方が振動低減できる理由と相関式について教えてください。
- 防振ゴムが入力源の高周波振動を反射することで振動伝達を低減させるのか、それとも吸収するのかについて教えてください。
- 防振ゴムの減衰(損失係数)が高い方が振動低減の視点から不利なのかについて教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
noname#230359
回答No.1
ゴムには弾性と粘性の特性があり、単純には述べれないと思います。 振動の条件や振動系のシステムの特性を整理する必要あると思います。 添付の論文を参照下さい。 振動伝達率が大きい方が防振効果があり、振動数比つまり機械振動系の固有 振動数に依存します。固有振動数は動的ばね定数の平方根に比例します。 また防振効果は防振ゴムのたわみ量やロスファクターが影響します。 防振ゴムの減衰が高いと動ばね定数が高くなる傾向はありますが、振動数比 と合わせた総合的な効果で判断すべきだと思います。下記参照下さい。 http://www.kuraka.co.jp/sanki/05tech/02gom_tec.html
お礼
ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ございません(文献を何とか読み通しました)。 一概に低動ばね、高減衰どちらがいいとは言えない(CASE BY CASE)であることと、実用域での振動絶縁の手段として「振動伝達率を低くする≒振動数比を高くする」は理解できたつもりですが、 ?動的にやわらかい(≒動ばね定数が低い) ?減衰(損失係数)が高い の相反する事象のうちで、入力が強制振動の場合多くは(エンジンのアイドル時や高周波数域、マフラーマウントゴム等は)?を優先させているように伺います。?は共振時や振幅が比較的大きい時の制振(表現は正しい?)のとき以外は相対的に優先度が低いのでしょうか?静ばね定数がキープの場合,動的に柔らかいと振動が伝達され難いという解釈が正しいのであれば、 a)防振ゴムの動倍率が高い/低いに関わらず、強制入力振動の振幅自体は殆んど変わらないので、結果的に動ばね定数が低い方が伝達される荷重が低いので振動レベルが低いとの解釈が成り立つ? b)静ばね定数がキープの場合、粘弾性の粘性寄与の小さい(減衰が小さい)方が入力振動を吸収するのではなく、反射する(反射された振動はどこかで熱変換される?)ので支持される側に振動が伝達され難いとの解釈は正しい? c)b)の解釈が正しい場合、高い弾性率で振動を反射したときの反力は支持される側には伝わらない? d)粘性寄与の大きい(減衰が大きい)方が高周波数の微振幅の場合は動ばね定数が高くなり、相対的にa)の逆で伝達反力が相対的に大きくなる。内部減衰よりも伝達される反力の方が寄与が高い? ことが疑問として解決していません。本質的な理解を誤っているのかもしれませんが。 お礼なのか質問なのか判らなくなりましたが大変参考になりました。 ありがとうございました。