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電磁波を吸収する材料の市場価値とは?
- 電磁波遮蔽の能力を持ったプラスチック成形材料の市場価値を調査中です。
- この材料は電磁波を吸収する性質を持ち、反射された電磁波の他の電子機器への干渉を抑えることができます。
- これにより設計の自由度が上がり、電磁波を反射する素材に比べて付加価値を感じる方もいるかもしれません。
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医療機器の設計をしています。 機器可動部にインバータを使いますし、AC/DC入り混じり100万Vの高圧もあります。 電磁波(ノイズ)の発生源をケースで遮蔽できると、EMC対策が楽になるかもしれません。 EMC関係者に話を聞くのもよいかもしれません。
「反射」ではなく「吸収」ということですね。 吸収したエネルギーを熱に変換する材料はフェライト系塗料が軍用(ステルス性)として実用(限定的ではありますが)化されてますが。 ノートPCでも使われてる?炭素繊維系とか。
> いったいどのような用途の設計 例えば、日本で言えばVCCIの輻射ノイズ対策をしたい製品に使えると思います。 世の中のほとんどの電気製品に応用できると思います。 プラスチック成形材料とは違うと思いますが、 電磁波を「吸収する」性質を有するシートを知っています。 参考URLを参照ください。 アプリケーション例も参考になると思います。 手元にこのシートのサンプルはありますが、 コスト面を気にして使ったことはありません。 結局のところ、「コストパフォーマンスしだい」、だと思います。 極端な話、一般的なプラスチック材料より安いのであれば、 すぐにでも採用したいです。
お礼
こういうテープを対症療法的に使う場合があると伺った事があるのですが、これらは電磁波「吸収」のテープなのですね。大変参考になります。ご親切に有難うございました。
従来から、電磁波を吸収する磁性体のタイルがあります。このような製品は 電波暗室の電波吸収材料として使われています。 開発なさっている材料が、このような磁性体よりも優れた特性を示すならば この需要をすべて取り込むことができると思います。 また、このような特性の磁性体のタイルは、高層ビルなどの外装材として用 いられて、テレビ電波の不要な反射を防ぎゴーストの解消に役立ってきまし た。地デジ化によってゴースト対策の必要性は減っていますが、有用性は現 在でも健在と思います。 このような特性を示す材料は電気伝導性があるでしょうから、電子機器の筐 体材料としては電気絶縁性を何らかの形で付与することが必要と思います。 2色成型(単なる2色成型ではなく2層の成型)など複合できる技術がお手 許にあればビジネスに繋がると思います。 磁性体を使った電波吸収体よりも特性を向上することは難しいとは思います が、ご検討を期待します。 「ご検討を期待します」はケアレスミスでした。 「ご健闘を期待します」に訂正させて下さい。 >電波暗室の内壁にあるピラミッドみたいな形状の吸収体 これは比較的高周波帯域の電波吸収材として使われています。実は、その下 に比較的低周波帯域の電波を吸収するセラミックタイルが貼ってあります。 とても大雑把な表現ですが、損失のとても大きなフェライトコアのような 材料です。私の想像したのは下張り材への応用です。 抵抗性の材料で電波を吸収しようとした場合、大づかみの見当として波長の 1/4程度の厚さは必要です。これでは、低周波の電磁波を吸収しようとし た場合は、とても厚い吸収体が必要になります。 磁性体の場合、電磁波の入り込む厚さは透磁率の平方根に反比例して薄くな りますから、透磁率と損失の関係が適切であれば比較的薄い吸収材料で電磁 波を吸収できる特徴があります。 導電率の高い金属板のように表面反射を起こさないで、適当に電磁波がしみ 込んで、適切に損失を与えてくれることが要点ですね。
お礼
これまで考えてもみなかった分野でした。電波暗室の内壁にあるピラミッドみたいな形状の吸収対ですよね? ビル建材も興味深い用途ですね。調査してみたいと思います。どうも有難うございます!
アンテナ??? 支持構造物からの散乱を無視できない、超低サイドローブアンテナとか。
お礼
コメント有難うございました。ステルス性という言葉があるのですね。このキーワードで調べてみたいと思います。有難うございました。