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射出成形金型の圧受け面積確保方法とは?
- 射出成形金型の圧受け面積の算出方法について教えていただきたいです。成形機のトン数と同等の面積でよいのでしょうか?
- また、必要な面積の計算式は1ヘーホーセンチ=1tでよいのでしょうか?800t成形機に乗せる金型の場合、800ヘーホーセンチの圧受け面積が必要なのでしょうか?
- さらに、製品の投影面積や成形材料による金型内圧の違いも圧受け面積に影響するのでしょうか?
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1.アンダー部分が40φと言うことですがスライドするコア自体も40φで しょうか、それより大きいコアがスライドするようになっていませんか。 2.コア自体の樹脂圧の受けはどの様にお考えですか。エアーシリンダーだけ では先ず持ちません。 3.アンダー部分は貫通でしょうか。貫通穴でなければ、PPで樹脂圧250 kg/cm^2、エアー圧3.5kg/cm^2として計算して、エアーシリンダ ーの直径が340mmにもなります。又、エアーシリンダーの場合、圧力が 上がるまでの時間が掛かるため、思っている以上に瞬発力が弱く、問題が 出ることが多いです。 4.アンダー部分の直径が貫通でなければそのコア自体には、3トン以上の樹 脂圧による力が掛かります。この力以上で押さえればよいわけです。 片開き方向とアンダーカットのスライドの圧受けとは全く違います。 片開き方向もスライドもその投影面積で計算することが出来ますが、あくまで樹脂圧が掛かる方向で計算します。 又、エアーシリンダーを使うと、荷重が大きい場合にはスピードの調整が非常に難しいです。ストロークが長い場合など荷重が小さくなった時、突然動きが早くなります。出来ればメカでのスライド、または油圧でのスライドがよいと思います。
PPの内圧250k ? 数値には必ず単位をつけていただかないと答えに行き着きません。 シリンダーの圧力は3.5k ? 単位は?シリンダーの内径は?シリンダーの取り付け方向は? 技術の答えは2つの数値を同じ単位で比較すると出てきます。その条件を満たすような情報提供がないと、どんなに素晴らしい工学博士でも、技術士でも、深い経験をつんだ技術者でも判断できません。そこのところをよろしく!!
勉強をするためにはその分野の用語を正しく理解する必要があります。 圧受け面積:射出成形型を閉じたときに型締め力を受ける部分の面積で1t/c?なら充分だと思います。 製品投影面積:樹脂を金型内に射出した時に金型を開く力の算出の基本となる面積です。 金型内圧:樹脂を金型内に射出した時に金型を押す樹脂の単位面積当たりの力です。 樹脂を成形する時に金型にかかる開き力は、製品投影面積に金型内圧をかけたものになります。この時に発生する力が成形機のトン数を上回ると、型が開いてしまい、バリが発生したり、成形ができなくなります。 金型内圧は樹脂の材料により異なります。成形条件によっても多少に違いが出ます。 これでわかりますか?
パスカルの原理に基づいて考えてます。樹脂の粘度と成形機の射出圧力に影響します。
お礼
パスカルの原理とありますが、具体的な回答が戴きたかったのですが。
お礼
ありがとうございます。 御教示戴きました内容(1t/c?)でいきますと 成形機800tに乗せる金型は圧受け面積は800c?必要という事ですね。 もう一つ教えて下さい。 現在成形材料PPの内圧を250kで設定しています。 CAVにΦ40相当のアンダーがあるのでシリンダーにて先抜きしますが シリンダーの圧力は3.5kで十分でしょうか? アンダー部分はピンゲート流れ方向に対して90℃方向(側面)にあります。