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硬爪とは?NC旋盤初心者のための硬爪の使い方と比較
- 硬爪には、サイズがあるんですか?φ50とφ100を把握するのは、それぞれの径にあったもの使うんですか?それとも1種類の硬爪で、できるんでしょうか?2~3段の硬爪を見ましたが、1方の端面でも把握できるようですが。
- 生爪と比べて硬爪はどうなんでしょうか?φ100を加工するのにφ100用に削った生爪と硬爪と(把握の深さは同じ場合)を比べたらどうなんでしょうか?
- 黒皮の荒削りは硬爪でしたほうがいいのでしょうか。今回の加工材料は、S45Cφ180x70です。その他、硬爪についてありましたら教えてください。
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市販されている硬爪は爪にスリットを入れ、焼き入れを施しています。 生爪と同じ把握力で掴むと、当たり面が少なく硬いためワークに食い込み様になります、 1.硬爪のサイズは下記にある豊和のHPを参考にしてください、1種類でいろいろ出来ます。 2.硬爪だと傷が付いてしまいます、又倒れなど精度が出ません。 3.黒皮材など滑りやすいワークなどの場合使用した方が良いと思います、 精度的にも黒皮なら問題ないでしょうし。 硬爪で精度が必要なら、使用しているチャックをメーカーに送り、 そのチャックに硬爪を付け研磨してもらう方法もありますが、 はちつけさんの場合そこまでの必要は無さそうですが。 カタログをよく見てください、取り付けボルト番号とステップ番号は爪の図に書かれてますよ。 カタログのH1typeで8インチの場合、 セレーションの位置調整(ボルト位置の変更を含む)と、 爪の前後の変更によりφ18-φ222まで掴むことが出来るようです。 >精度をさほど求めない荒削りの場合 ↑ 的確な表現です。
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硬爪いいですよ~。 ウチでは2段と3段のものを使用していますが、 ワークが黒皮のものや、鋳物を掴む時はほとんど硬爪です。 旋盤加工って基本的に表と裏、2工程ありますよね。 その場合、1工程目は基準の精度がでていない部分を掴む ので硬爪で十分だと思います。 さすがに2工程目は成型した生爪を用いますが。 あと、参考までに 硬爪のワークを掴む部分について、メーカーにより 周方向の溝だけのものと、格子状に溝を切っているものが ありますので、用途によって選定するほうが良いと思います。
お礼
具体的なお答えありがとうございました。
焼きの入った物が、硬爪。 入っていないのが、生爪。 生爪でも、荒引は出来ますが、黒皮掴むの、もったいないかも? 硬爪は、品物の表面に、傷が付き安い。 仕上げに、生爪を使うのが、普通のやりかた? 荒と仕上げでは、切り込みとか、送りが違うので、適宜、選べば宜しい。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 大変参考になりました。
補足
親切な回答ありがとうございます。 カタログを見たんですが・・・。 質問ですが、おおざっぱに言うと、 使っている旋盤のチャックにあった硬爪1セットを買えば、 精度をさほど求めない荒削りの場合、φ50~φ180なら その硬爪だけで、セレーションの前後の調節によりできると いう事なんでしょうか? よろしく回答おねがいします。